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July 19, 2009


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アーティストのビジネスモデル

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「CDが売れなくなったー」ときく。

「本も売れなくなったー」ともきく。

「なに言ってんの、雑誌なんてもっと大変!」とも言う。

「いやいや、CD、ほんとに売れないんだって!」と返したりする。


アーティストのビジネスモデルとして

会費制みたいなのって、誰か導入してみたらどうなんだろう。


そのアーティストは、「月いくらあればOK!」と決めちゃう。


売れたとか、大ヒットとか、そんなの関係なし。固定。

だって、売れたとか、そういうのから離れる、っていう話だもの。


例えば、あるアーティストが100万円/月、と決めちゃう。

会員を集める。会費は1000円/月。

会員は1000人。限定。


会員に対しては、アーティストから直接、例えば楽曲が送られる。
オンラインで。なにかのDRMかけてもかけなくても、その人判断で。

送られてこない月もあるかもしれないし
ある月には、何曲も送られてくる。

途中のデモとかでも送ったら面白いよね。


ライブは、この会員限定で事前申し込み。
事前に日にちと金額だけ言って。ま、場所は東京のどこか、としておいて。
申込数でライブ会場が決まる。


そんな感じで、アーティストと会員の関係が進む。

なにを送るかは、アーティストの勝手。

会員とチャットしたり、メールしたりもできるね。

会員限定でストリーミングライブもできる。

毎日、なにか文書を届けたりね。

もちろん、月になにも届けない人がいてもよい。


会員は、辞めたいなと思ったら、会員権の譲渡のサイトへ。
そこでは、入りたいと予約待ちしている人がリスティングされていて
辞めたいという人と、会員権の交換を行う。

もちろん、ずーっと入っていたければ、ずーっと入っていればよい。


だから、会員が増えたり、それで儲かることもない。

会員権が売買されて、それに絡めて儲けることもできない。


もちろん、月に200万円ないと〜、という人は
会費を2000円/月にしたり、すればよい。
会員のほうを増やしてもいいけれど。

月で50万円でOK、という人も同様。


ポイントは、それによって、「売れた・売れない」の世界から
ある意味、脱出ができる、ということだ。


だって、みんなよく言っている。

売れる売れないに関係ない、自由に作品が作りたいと。

好きなやつだけ、ついてきてくれて、メシが食えたらなあ、と。


だから、そのアーティストの作る作品も変わっていくだろう。

固定されたリスナーとのやりとりは、新しいなにかを生み出すかもしれない。

もちろん、無視したっていいんだけど。


どうしても、それ以上お金が必要になったら
B to B的な仕事を取ればよい。映画の作曲とかね。CMとか。


というのが、このモデル。メソッド。

誰かやったら、面白いし、カッコいいと思うんだけどなあ。


Posted by eno at July 19, 2009 11:48 AM


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