いまさらだけど、ずいぶん夏だ。
とか言ってるうちに、夏も終わって、秋になっていく。
蝉がみんみんと鳴く季節が終わると
鈴虫がりんりんと鳴く季節に替わる。
前から、やってみたいのが「Insectronica(インセクトロニカ)」。
音楽のライブなわけですが......
ステージ上に、虫かごをいくつも置く。
虫かごの中には、いろいろな虫。
1つの虫かごの中には、1匹の虫。
虫かごにマイクを置いておいて、それをミキサーで拾う。
(虫が出す音は小さいだろうからそれは工夫して)
言い換えれば、1つの虫が、1つの楽器である。
10匹虫がいれば、10の楽器があるのと、同じことだ。
僕は、ミキサー側にいる。
ヘッドフォンのモニタのチャンネルを切り替えて
いい音を出している虫を見つけて
それにエフェクターをかけていく。
虫の声が、どんどんと変化していく。
リズムを刻む虫。
ノイズを出す虫。
コードっぽい音を出す虫。
などなど混ぜて、ライブしていく。
チャネルを変えたり、混ぜ方を変えたり
エフェクトは常に、どんどんかけていって。
シンセなどは重ねない。
すべて、元の音は、虫が発する音、というコンセプト。
秋になると、「あ、そろそろInsectronicaのライブだな」と思い出すような。
「Insectronica」のライブ。
そのうち、やってみたいなあ。
こういう実験的なこと、受け入れてくれるイベント、ないかしら。
自分でオーガナイズしろって?
まぁ、ね。