先日もそういう経験をしたのだけど
タクシーに乗って、たまたま千円札を持ち合わせてなくて
1万円を払おうとすると、「チッ」というか、「ムッ」とされることがある。
実際、「チッ」とは発してなくとも、「ムッ」というのは伝わる。
もしくは、「あー、いま出たばかりで、千円札ないんだよねー」とか言われる。
そりゃ、どういうことだ? と思う。
その、先日のときも
「ないですか〜、こっちもないんだよね〜」みたいに言われた。
しかも、「このへん、コンビニないすかね〜」などぬかす、いや仰る。
そりゃ、どういうことだ? と思う。
そのときは、たまたまカードが使えるタクシーだったので
コンビニを探すのに走って回るとかいう、手間をかけずにすんだ。
しかし、どういう認識なのだ? と思う。いつも思う。
コンビニでも、ラーメン屋でも、なんでもいいんだけど
ほかに1万円を払おうとして、ムッとされるサービスなんてあるだろうか。
もしあったとしても、そんな店は、商売がうまくいかなくなるだろう。
少なくとも「申しわけありません」と言うのは
サービス側ではないだろうか。
なんでこっちが、タクシー乗る前に、両替する必要があるのだろう。
タクシーの問題は、基本的に相手が特定できないことにある。
いい対応をされても、その運転手を指名しない限りは、リピーターになれない。
だから、サービスが向上しないのだろう。
......というのはわかる。
だけど、おかしい。
思うのだけど、もし釣りをタクシー側が持っていないのなら
「お客は、その場ではお金を払う必要がない」
というルールにすればよいのではないだろうか。
そうすれば、どのタクシーの運転手が
しっかり準備できていなかったかも把握できるわけだし。
お客さんからの支払い義務、という形にすれば
当然、支払わない人も出てくるだろうし
その場では入金がないので、運転手が立て替えることになるため
それは困ると、運転手も釣りを用意するようになるだろう。
少なくとも、お客側が、「あぁ困った」となる状況は避けられる。
それは絶対におかしなことだ。
そんなサービス商売、普通はないもんね。
それとも、タクシー会社、或いは、タクシー協会的な人たちは
そんなことどうでもよいのかしら。
契約している運転手から売り上げが取れればそれでよいのかしら。
お客さんと運転手が、どう困ろうとどうでもよいのかしら。
いずれにせよ、支払う側、お客が
いろいろと気にしなきゃならないサービスというのはおかしいよなあ。
と思う。
もちろん、そんな悪い対応があっても
「ふざけんな!」
とか言えば、よいわけなんだけれど
その「ふざけんな!」が、言いたくないんだよね。