斎藤由多加と会った。
彼は『シーマン』や『The Tower』のクリエイター。
どのくらいぶりで会ったのだろう。
7年とか8年とか......、いやもっとかしら。
久々に会うと、いろいろな会話が生まれる。
この7年とか8年、互いがなにを思って
なにをしてきたかを相手に伝える。
それだけでも、なかなかのものだ。
人生の1/5くらいの期間なわけだから。
昔のこと、いまのこと、最近のこと。
いろいろな会話を重ねていく。
題材は、あれこれ変化していくが
結局、すべて、価値観を交換していたのではないだろうか。
長い期間会わないと、自然とその行為が多くなるようだ。
誰々について語る。
何々について語る。
それらはすべて、価値観の交換であった。
自分はこう思うと相手に伝え、反応を得る。
それによって、忘れかけていた
或いは、暫くの間で変化している
相手のカタチを認識し、自分のカタチを相手に伝える。
タケノコが美味しかった。