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April 18, 2009


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Hello Chumby!

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Chumby(チャンビー)の人たちと会う。

土曜の午前中からずいぶん刺激的な時間だった。


Chumbyというのは、エラく可愛くて
身体は小さいけれど、可能性が無限大の、デバイス。


パソコンがそうであるように、Chumbyも用途が限定されていない。

写真を見るビューアーにもなるし、音楽プレイヤーにも
ビデオプレイヤーにも、天気予報にも......なんにでもなる。

だったらパソコンでよいじゃないかと思うかもしれないが
Chumbyは、可愛くて、とても小さいのだ。

小さいから枕元に置くこともできるし
家族のテーブルの片隅に、ちょこんと座らせておいてもよい。


例えば、枕元だったら、目覚まし時計として使えばよい。
朝になって、Chumbyからカワいい声で起こされたら
そのままChumbyで音楽を鳴らしたり、ラジオを聞いたり。
さらにそのまま天気予報をチェックしたり......と、使い方は様々だ。

ベッドから起きて、Chumbyと一緒にリビングへ移動して
コーヒーを飲んでいる間、YouTubeを見てもよい。


こういうプロダクトの場合
「いろんなこと」ができても、いろんなことには限りがある。

だけど、Chumbyは、ほしいものがあったら作ることができる。
自分で、こんな機能があったらいいなあと思ったら、作ればよい。
或いは、誰かが作ったものを、ダウンロードすればよい。

みんなが作って、みんなが使えば
「Chumbyができること」というのは、無限大に拡がる。


ずいぶんと楽しく、オープンで、未来を感じるやつだ。

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写真は、CEOのStephenと、開発者のBunnie、日本の吉岡さん。

恵比寿のオフィスの前で。
オフィスに来ていただいた記念写真。


うーん。なるほど。面白い設計思想だ。

しかも、Chumbyというのは、特定のプロダクトを指すのではないらしい。
フォトフレームにChumbyが入ったり、クロックラジオのChumbyが出たり
Chumbyの機能が付いたテレビなども予定されているとのことで
オープンなプラットフォームの設計とサービス
そして、なによりその思想がChumbyだということだ。

なんか、ちょっとずつ楽しい未来になってきたなあ。

なにより、ハッキングできてオープンであるという
その立ち位置が素晴らしい。


日本でも発売が始まって、日本語化もすぐ、とのことなので
興味がある人は、調べてみてください。


プログラムが書ける人には、最高のデバイスじゃないかしら。

あと、これで開発を覚える、というのもいいと思うんだよなあ。


<<ここをクリックするとChumbyのサイトにジャンプします>>


面白いものを作った人たちに会えて、すごく刺激的だった。

いい土曜のスタートだ。

まだ、昼過ぎだもんなあ。


Posted by eno at April 18, 2009 12:37 PM


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