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August 04, 2008


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家族というリアリティ

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遅くに家へ帰って、寝室のドアを開けると
カミさんと、長男=10歳、次男=1歳の、3人が
それぞれ、思い思いの格好で、グーグーと寝ている。

結婚したし、長男も10年以上前に生まれたし
次男も1年ちょい前に生まれたので、あたりまえの光景なのだが
その、3人が寝ている姿が、あまりにもリアリティがある。

あまりの、リアリティなのだ。


現実というものを、直視させられた感がある。

僕は、いつの間にか、4人家族の、旦那になっていた。


それぞれ、家族が起きているときは
それぞれが、それぞれのことをしていたり
それぞれ、勝手にいろいろ動いていたりするから、あまり感じないが
3人が同じ部屋の近い位置で、動かないでいると、感じるものがある。

すごい、リアリティなのだ。


カミさんが、「育児に疲れ果てたわー」という顔で寝ている。
次男が、「この世の中って結構面白いかも」という顔で寝ている。
長男が、「僕もだんだん成長してきましたよ」という顔で寝ている。


現実なのだが、簡単には受け入れられない現実が、そこにある。

あれ、いつの間に、こんなになっちゃったんだろう、と思う。


2人の父親かー、と思う。

4人家族かー、と思う。


どのくらい先のことか、わからないが
そのうち、死ぬとき、この、寝室のドアを開けたら
3人が寝ているという、画は、たぶん思い出すだろうと思う。


いま、ものすごい、リアリティなのだ。

なんとか、せにゃな、と思う。


後悔は、させない。


Posted by eno at August 04, 2008 03:40 AM


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