真っ直ぐに木が伸びていた。
すずしい風が吹いていた。
ただ、そこに、僕は寝ころんで空を見上げる。 あわただしかった日常が、ぜんぶ、どこかへ飛んでいった。
アリが遊びにやってくるが、気にしない。 ツキサップの台地が、いろんなものを吸い取ってくれる。
プレゼントのようなものだ、と感じる。
すやすやと寝てしまう。
ベッドは草原。 手を枕にして、しばらく寝た。
終演。
了解。