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March 15, 2008


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雨の切れ間。思いのきっかけ。

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食事会が終わって、店を出たら、雨が止んでいた。

さっきまで、ざぁざぁだったのがウソのようだ。

気持ちが良かったので、真っ直ぐにオフィスに帰らずに
うろうろと歩く。ずっと歩く。

雨上がりの夜は、とても気持ちがいい。


恵比寿は、いろいろと懐かしい街だ。
いまも恵比寿だが、エリアが違うと、思い出がある。


それぞれのエリア。それぞれのとき。それぞれの思い出。


歩いているうちに、いろいろなことを思い出した。

恵比寿には、多くの思い出と歴史があるので
歩いていくうちに、時系列に関係なく、いろいろ思い出す。

まだ10代だった頃。
30代前半の辛かった頃。
20代半ばの結婚した頃。


タコの滑り台がある、通称「タコ公園」に行った。

ゲームのパブリッシャーになったばかりの頃
よく、みんなで、ここに来たっけなあ。
24歳くらいの頃だったか。

見上げると、さらに数年、遡る。

タコ公園から、ちょっといった明治通り沿いのビル。
そこに、カプコンの東京があった。

アイデア出したり、アーケードのクイズの問題作ったりしたなあ。

いまより、元気だったように思う。
もっと、元気にならないといけないなあ。
恐れを知らないくらいが、ちょうどいいんじゃないか?


先日。
家で。

再来月で、生まれて1年になる、赤ちゃんを観察していた。
もう、だいぶ、いろいろなことをするようになった。

面白いのは、諦めないこと。
そして、失敗しても、恐れないこと。

なにかをやってみて
うまくいかなかったり、痛い目にあったりすると
もう二度とやらないように思えるのだが、赤ちゃんはそうではない。
また、やってみる。なんども、やってみる。

少し、感動してしまった。

それに比べて、僕たちは、失敗をすると
恐れてしまったり、ひっこんでしまったり、背を向けたり。
あまりにも、恐れすぎだ。

もしかしたら、偶然の失敗かもしれない。
運が悪かっただけなのかもしれない。
次にやったらうまくいくかもしれない。

どうして、そう感じずに、恐れてしまうことが多いのだろう。

たまたまかもしれないのに。
成功にしたって、失敗にしたって。


懐かしい思い出の中、また、とことこと歩く。

しばらく歩いていたら、また、雨が強く降ってきた。

わずかな雨の切れ間。

いろいろと思う、きっかけを作ってくれたのかもしれない。


Posted by eno at March 15, 2008 03:14 AM


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