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November 16, 2007


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中目黒……かあ。

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中目黒に行った。

中目黒に行った、といっても
ここは恵比寿なので、すぐ近くだ。
タクシーでも1メーター。駅でも隣の駅。
歩いたって、ぜんぜん行ける距離。

だけど、あまり行く機会がない。
ないこともないけど、この距離にしては、かなり少ない。

というのも、中目黒という街が
自分にとって、昔、懐かしい場所だからだ。
もう、懐かしすぎてしまう。
あまりに思い出が濃くて、行くたびに
ノスタルジックが止まらなくなってしまう。

中目黒に行く、というのは、「昔に戻る」、という感じがしてしまう。


僕が最初に会社を立ち上げたのが、中目黒。
正確には、上目黒2丁目で、祐天寺と真ん中くらい。
まだ、19歳だった。
右も左も、わからなかったが
前と後ろは、わかっていたので、前にどんどん進んでいった頃。

おかげで、しばらくした後
もうちょっといいところに引っ越すことができた。

引っ越した先も、同じ中目黒。青葉台1丁目。
山手通り沿いで、駅からも5分ないくらいの距離。
当時、しばらくした後、隣に金萬福の中華料理屋ができて
よく下で、アサヤンのロケをやっていた。


オフィスの所在地を考えると

中目黒

中目黒

恵比寿

恵比寿

青山

元麻布

広尾

恵比寿

恵比寿

ということになって、圧倒的に恵比寿が多い。
自宅が恵比寿ということも多いので、かなりの恵比寿っ子である。
最初の会社を立ち上げてからしばらくの間、住んでいたのも恵比寿だった。
6畳1間。ワンルーム。
神宮前に引っ越すまで、7年も住んでいた。

そういう、恵比寿っ子の僕にとって
中目黒というのは、「その前の自分」の場所、というイメージがある。
だから、好きだけど、ちょっと反抗したくもなる感じ。
懐かしいけど、それは過去のことでしょう、と思うような場所。

好きなんだけど、好きって言えないというか。
本当に好きなのか、どうか、わからない場所といいますか。

昔は素朴でいい街だった。
目黒川沿いに、オッシャレーな店がいっぱいできたのも
そう思っちゃう要因なのかなあ。


中目黒に行くと、昔の画が見える。
昔の音が聞こえる。昔の仲間がいっぱいいる。

今日も、あの頃、一緒にいろいろ頑張っていた
仲間の姿がいっぱい見えた。声まで聞こえた。

あぁ、このへんで、真剣な話ししてたなあ、とか。
そこの角、曲がったところで、あいつとよく飯、食ってたなあ、とか。


「懐かしいなあ、中目黒」と思いながらも
「ふんっ、中目黒なんて、昔の場所さ」と思ってしまう。

そう思ってすぐに「ごめんなさい、中目黒」と心で呟く。

中目黒……かあ。

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かなり久しぶりに、中目黒の「百麺」でラーメンを食べた。
僕のオフィスがあった頃は、まだ、存在しなかったけど。
味が、昔と違って感じた。
僕が変わったのか、味が変わったのか。
変わったように思えてしまう、場所なのだろうか。

中目黒だから。


Posted by eno at November 16, 2007 02:48 AM


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