昨晩、一度、食事に家に戻る。
食事を終え、録画して見るはずだった
Yellow Magic Orchestraの特集のテレビを見る。
カミさんは赤ちゃんを抱きながら
キッチンで食事の片づけをしていたが
鍋だけは、赤ちゃんを抱きながら洗えないと
赤ちゃんを預けにくる。
まだ、小さい命を腕に抱えながら
テレビのYellow Magic Orchestraを見る。
泣き声で、テレビの音が聞こえないなあと思っていたが
演奏が始まると、やがて泣きやみ、腕の中で落ち着いている。
まるで音楽を聴いているかのようだ。
すると、息子がお風呂からあがり
ソファの横に座った。
なにも言わず、テレビを見ている。
一緒に音楽を聴いている。
父親が最も影響を受けたアーティストの。
ソファに、僕。
腕の中に、赤ちゃん。
その横に、長男。
テレビの中で、坂本さんが歌っている。
「音楽」という曲だ。
♪
ぼくは 地図帳拡げて オンガク
きみは ピアノに登って オンガク
ハハ 待ってる 一緒に歌う時
♪
坂本さんが
当時はまだ3歳だった
娘の美雨ちゃんのことを歌った美しい曲。
僕が、一緒に音楽を楽しもうと待っていた息子は
いつの間にか大きくなって、横で一緒に音楽を聴いている。
そして、腕の中には、赤ちゃんがいる。
僕は待ってる。一緒に歌う時。
僕は待ってる。一緒に踊る時。
今日、パパはこの人たちに会いにいってくるよ。
(アフターパーティ
AFTER SERVICE KYOTOに来てくださる方
ぜひ、一緒に祝いましょう。楽しみましょう!)