いよいよ明日だ。
Yellow Magic Orchestraが現れる。
最後に見たのは、再生のときだから14年前。
厳密にはあのときは、「NOT YMO」だから
そう考えたら……すごいことだ。
というか、ある意味、それが最もすごいことなんだ。
自分にとって。
京都、東寺でのライブ。
最新の天気情報は、曇り時々雨。
降水確率50%……。
だからどうした。
雨が降ったっていい。
そんなことより、このときを待っていた。
なんだろう、このドキドキは。
全体で2時間。5アーティスト出るわけで
単純に割っても、出演時間はかなり短い。
だからどうした。実時間が問題ではない。
もちろん、それに気付いたときは、思い切りがっかりしたが。
UA,BONNIE PINK、Yellow Magic Orchestra
Michael Nyman、RIP SLYME(50音順)
とあるのが、公式サイトによる東寺会場のアーティストだが
いまだに、どこがどう50音順だかわからない。
だからどうした。スペルが間違っているわけじゃない。
5月にHuman Audio Sponge名義でライブがあったばかり。
名義は異なるが、ついこないだ見たばかりだ。
あちらのほうが時間も長かった。雨の心配もなかった。
横浜だから京都より近かった。
じゃ、もう見たようなもんじゃないか。いい環境で。
だからどうした。名義が違うんだ。
なんだろう。
これはなんなんだ。
自分でもわからない。
ずっと、こんなことやっている。
昔からYellow Magic Orchestaraファンだった
僕の周りにいる人たちの、多くが京都のライブにはいかない。
それに驚いた。
京都だから。
宿泊がマストになるから。
出演時間が短そうだから。
こないだHuman Audio Spongeは見たから。
公式サイトの50音順がでたらめだから。(そんな人はいない)
大人だ。大人の対応だ。
子どもの頃のように、狂って突っ走って一直線ではない。
冷静だ。計算がある。
だけど、それがちょっと寂しかった。
しかし。
それでも、多くの人が全国から集まってくる。
僕はそこに、大きな1つの価値を見出した。
名義以外のもう1つの価値。
土曜に京都までわざわざ宿泊も込みで
わずか短い主演時間のために
ついこないだ違う名義でやったばかりなのに
Yellow Magic Orchestraというだけで
「行こう!」と思う人が、いっぱいいるなんて。
なんてステキなんだろう。
だから、すごく楽しみなんだ。
楽しみが2つできた。
そして、終わったら、もう1つのお楽しみ。
ぜひ。
アフターパーティ、AFTER SERVICE KYOTOで。
トーク半分、音楽半分。
楽しく祝いたいものです。
一緒に飲みましょう。
もう明日なんだ。
いまからもう胸がいっぱいだ。
※先日お伝えした、AFTER SERVICE KYOTOの料金が修正入りました。
1ドリンク付きで、前売り2000円、当日2500円とありましたが
2ドリンク付きで、前売り2500円、当日3000円となりました。
朝まで長いですので、結果的には安くなったと思いますが
情報ミスをお詫び申しあげます。
僕はなんと幕張会場からスタートする。
トップバッターとなる、友人の応援。晴れ舞台。
それを見たらすぐに京都へ新幹線で移動。
さすがに両会場へ行く人も少ないだろう。
歴史の1ページを見てやる。そんな自分の歴史もそこにあるから。