先週末は、いろんなことがありすぎた。
まだ熱にやられているようで、ぼうっとしている。
07年07月07日。
朝まで、京都でのイベントのLIVE DJの素材を作って
寝ずにそのまま、LIVE EARTHの幕張会場へ。
9時半に出発して、着いたのは、開演1時間前。
スタッフ休憩所で、元気ロケッツのスタッフに会う。
みんな寝てないのがよくわかるくらい、ハイテンション。
しばらく談笑した後、ステージ裏から会場へ。
LIVE EARTHという大きなイベントの裏側が見れたのは、ちょっと愉快。
ステージ中央でスタートを待っていると、水口哲也に肩を抱かれる。
「あんたにだけは、見て欲しかったんだよ」と笑顔。
友人の晴れ舞台だ。
「こんにちは、元気ロケッツです」
ホログラムで、Lumiが歌い、踊る。
宇宙で生まれた最初の世代という設定
30年後の17歳、Lumiが歌う歌詞がLIVE EARTHのテーマに合っていた。
彼女はまだ地球へ来たことがない。
だから、「風」を経験したことがない。
僕らにとっては、当たり前のことを大切に歌う。それが心に届く。
Lumiが「友達を紹介します」とAL GOREを呼び込んだ。
最近知り合ったばかりのRIZEの演奏を1曲だけ聴くと時間切れ。
急いで幕張会場を後にした。
幕張から東京駅まで移動して、新幹線で京都へ。
この移動の車中が唯一の睡眠タイムなので、熟睡。
起きたら京都だった。
夜からのイベント、AFTER SERVICE KYOTOの会場へ行き
荷物を置いてから、LIVE EARTHの京都会場、東寺へ向かう。
東寺に着くなり、Michael Nymanと会った。
彼と会うのは、かなり久しぶりだ。
撮影が入っているようで、少しだけ会話する。
互いに「覚えてるか?」「元気にやってるか?」。
開演前、Yellow Magic Orchestraの楽屋にお邪魔する。
楽屋の入口に「YMO様」と書いてあり、緊張する。
そして、Yellow Magic Orchestraのライブ。
突然いろんなものが溢れ、涙がこぼれた。
終演後、再度、Yellow Magic Orchestraの楽屋にお邪魔する。
楽屋の入口に「YMO様」と書いてあり、再度、緊張する。
「おい、その6行で終わりかよ!」と突っ込まれるかもしれないが
Yellow Magic Orchestraのことは、まだ、うまく自分でまとまらない。
少なくとも、短くまとめられない。
ClubKingのフリーペーパー、次号Dictionaryに
文章を寄せることになっているので、そちらを見てくださいませ。
LIVE EARTHが終わり、アフターパーティ会場、LAB.TRIBEへ移動。
朝までYMOパーティ。まさに、Save Our Selves。
なんだか、異様に面白かった。いい感じでカオスだった。
主催者が言うことじゃないかもしれないけど。
来ていただいた人は、同じように感じてくれたと思う。
みんないいやつだ。楽しいやつらと楽しい夜だった。
うまく言葉にはならない。
僕は、YMO楽曲から、ほんの数小節とか1小節とか
1フレーズとか、1音とか使って、ライブをやったんだけど
めちゃくちゃマニアックな構成を、わかってくれる人が多く嬉しかった。
YMO楽曲をステージでやることなんて、この先、あるのかなあ。
イベント中盤、トーク中になぜか急にRIOT IN LAGOSが聴きたくなり
爆音でDJすると、目の前でUAが踊っていた。
僕が、RIOT IN LAGOSをDJするというのも
そのプレイでUAが踊っているというのも、よくわかんないんだけど
その、よくわかんなさ加減が、このイベントをうまく表していた。
snow effectの邦楽YMOセッションが、気持ちよかった。
いままでの東京でのプレイより、いい空気が流れていた。
桑原茂一さんのDJはさすがだ。
素晴らしすぎる。ていうか、ホンモノだもんなあ。
ホンモノがホンモノをプレイしてるんだもんなあ。
朝、終演予定の5時を過ぎても、まだ、弘石さんがDJしている。
アルファレコードのレコードを、うれしそうにかけている。
ていうか、酔っぱらってる。
みんなも、まだまだ盛り上がっている。
その気持がよくわかる。そんなイベントだった。
ゲストで来ていただいた、高橋靖子さん、坂本美雨さん、ありがとう。
吉村栄一さん、星憲一朗さん、桑原茂一さん、お疲れさまでした。
イベントに来ていただいた方、ぜひ感想メールください。
東京でもやろうかなあとか悩んでおりますので。
6時過ぎ、始発の新幹線で東京へ帰る。
当然のように、品川駅は眠ったまま過ぎ去って、東京駅で降りた。
7月7日は、「YMOの日」になった。