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December 11, 2006


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デビッド・カッパーフィールド

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家族で、デビッド・カッパーフィールドを観にいく。
知らない方は少ないと思うが、世界のスーパーマジシャンだ。

過去に4回行っているので、今回で5回目。
といっても、もう5年ぶりくらいの、期待の来日。
前はちょこちょこと、ほぼ毎年来ていたんだけど
突然こなくなったもんで、なんというか、ありがたみが増した。
今回の公演は、ものすごく楽しみだった。

先に感想を。
行ったのが、最終日の18時からの最終公演なので、書いてもいいと思うが
細部から全体に至るまで、少し、こじんまりした気がする。
お客さん参加型の演目が増えたことが、影響している。
大きなステージで行うマジックという価値の追求だったり
新しいエンターテインメントを目指しているのはわかるんだけど
もっと「うわ! こりゃ驚いた!」てのやってほしいなあ。
かつてのFlyingのような、大技マジックの新作がなかったのも残念。
やっぱり、彼にしかできないマジックを体験したい。

彼にしかできないマジック、それは観客に「夢」を与えるマジックだ。
人が空を飛ぶ……、会場に雪を降らせる……。
夢の演出こそ、彼らしい、彼のマジックの素晴らしい個性なのに。
「The art of making people dream」って、サイトにもあるのになあ。

……いやいや、こんな書き方すると、なんかイマイチみたいだけど
もちろん、そんなことはなく、満足いく2時間だった。
上の上を求めると、そう思っちゃうだけで。
また次も来たら、間違いなく行くと思うくらい、大好きなんだよね。
彼のあの雰囲気が好きなんだろうなあ。
5年ぶりだったので、期待しすぎたんだよね。

とまあ、僕は5年ぶりで、5回目という慣れもあるんだろうけど
一緒に行った、カミさんも息子も、初めての体験。
特に息子は、マジックが大好きなので、緊張&興奮気味に会場に入った。

始まりを待っている間、カミさんが息子に
「ステージに上がったりするのに、もし選ばれたらさあ……」とか言っているので
「いやいや、選ばれるのは大人だし、そもそも、ボールを投げたりして
 選ばれるわけで、たぶんそれはないよ」とか言っていたら……

ぎゃー!!!
息子が選ばれたー!!!!!

どうなるの? どうなるの、オレの息子!

消えたり、飛んだりするの?

ぎゃー!!!
カッパーフィールドとステージに上がっとる!
名前、聞かれとる!
会話しとる!


しかし、……結局、消えたり、飛んだりすることはなく
カッパーフィールドのお手伝いをする役でした。

とはいえ、演目序盤からのお手伝いで
最後にカッパーフィールドと舞台から手を振ってさようなら、まで。

ステージ上の「絵」の見張りボーイ。

ずいぶん、いい経験したなあ、お前。

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お手伝いのお礼にいただいた、カッパフィールドのサイン。
息子にとっては、じゅうぶん「夢」を与えられた2時間だったわけだ。


Posted by eno at December 11, 2006 02:40 AM


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