高橋幸宏さんのライブを観に、昭和女子大学の人見記念講堂へ。
とかいいつつ、実は数日前にliquidroomでも観ているので、2回目。
理由はいろいろ考えられるけど、liquidroomよりずいぶんと良かった。
空間があったほうが、幸宏さんの音は合うのかなあ。
ツアー前は、逆を予想していたんだけど。
今回のツアーは、ソロ公演ではなく、縁のある他のアーティストと。
オープニングアクトは、Yuri Miyauchiさんのフォークトロニカ。公園の映像が良かった。
Her Space Holidayは、もっと小さなハコでドタバタした音で聴きたいなあ。
Steve Jansenは、最後に演った次のシングル「Get the Hell Out」がカッコよかった。
そして、幸宏さんの登場。
1曲目、優しいノイズに酔う「I Like The Wright Brothers, But No Airplanes」から
2曲目でいきなり「CUE」ですよ、「CUE」。
Blue Moon Blueに寄せた、あったかトロニカアレンジで満足。
「CUE」を聴きまくっていた、小学生時代を思い出す。
ウルトラヴォックスでインスパイヤされて、細野さんと2日で作ったんだよね。
そんなことを思い出しながら、小学生の日々を懐かしむ。
その後、「Blue Moon Blue」から数曲演って、ゲストも交えた後、アンコールへ。
アンコールは「Drip Dry Eyes」そして「Murdered By The Music」。
お腹いっぱい満足しましたが、やっぱり幸宏さんのドラム、久しぶりに観たい。
「Radio Junk」とかやってくれないかしら。
80年代中盤の曲も「Drip Dry Eyes」以外に聴きたかったなあ。
「KILL THAT THERMOSTAT」とかやってくれれば、衝撃なのに。「今日の空」とか。
YMOも「CUE」以外に、「CAMOUFLAGE」とか「希望の路」とかやってほしいなあ。
とリクエストを挙げればキリがありませんが、いいライブでした。
54歳のこういうエレクトロおじさんがいることは、日本の誇りですわ。
SonarSound Tokyoでのライブも楽しみ。
ちなみに、SonarSound Tokyo以外にも、せんだいメディアテーク、東京都現代美術館
初台のICCで引き続き公演があります。内容も変わるとのことですので、ぜひ。
楽屋打ち上げでビールをグビッ。久々にお会いする人ばかり。幸宏さんも1年以上ぶりですが。
細野さんに突然、「お、ご無沙汰だねえ」と言われ、衝撃バタンキュー。
3回くらいしかお会いしたことないのに。
帰り際、高野寛さんに「CUE」のリミックス好きなんですと伝えた時の笑顔が今も残っている。