cobaと会う。
cobaはアコーディオニストだ。
18歳でイタリアに留学し、首席で卒業。
アラッシオ国際アコーディオンコンクール第1位受賞。
C.M.A世界アコーディオンコンクール第1位受賞(東洋人初)。
日本じゃ「おしゃれカンケイ」や「カレーマルシェ」の音楽が有名だが
ちょこちょこヨーロッパツアーを行い、ミラーノ市の名誉市民まで受賞している。
bjorkのワールドツアーでのプレイは素晴らしいので、未見という方はぜひDVDを。
(ライヴ・アット・シェファーズ・ブッシュ・エンパイア 1997 )
cobaとは過去にアルバムにピアノで参加させてもらったり
NHKの番組でライブ共演をしたこともある(懐かしいなー)。
彼がそう思っているかどうかはわからないんだけど
なにか不思議な繋がりというか結びつきがあるんですよね。心の奥に。
会って数回目からずっとそう思っているんだけど。
それが、音楽的なことなのか、全然違うことなのかわからないんだけど
面白いから、わからないままで付き合っていきたいなとずっと思っている。
そのくらいのほうが、いろいろありそうで。
「なにか面白いことをやろう」と思ってくれる人は少ない。
特に立ち位置が決まったり、ポジションが安定している人では、なかなかいない。
そう思ったところで、実際に行動できる人はほとんどいない。
cobaのこの10年くらいの活動を知っている人は、深く納得すると思うが
彼は本当の意味での冒険家だ。
探求家でもあるんだろうけど、冒険家のほうを好んで選んでいるように見える。
「冒険のほうが楽しそうでしょ」という言葉が聞こえてくるようだ。
出会いや冒険、挑戦、提案。
それを人生の醍醐味だと信じて生きている人はステキだ。
安定こそが、不安定であると感じる人間。
そこにずっと強く惹かれている。
お会いしたレストランのデザート。
「ラ・リングア・オチアイ」というレストランで、cobaがオーナーなんです。
トマト系のソースがめちゃうまく、店内もスタッフのサービスも気持ちいいのでぜひ。
クオリティに対して、安すぎやしないかと余計な心配。ランチもやっとるそうです。