ロウホウトイがうまい。
ちょっとハマった。
ロウホウトイは、香港スタイルの中華だ。
恵比寿3丁目の交差点から北里大学のほうにちょっと入ったところにある。
広尾駅からも恵比寿駅からも遠いロケーションだ。
(それにしても、恵比寿から白金へ抜けていくバス通りはいい店多いね)
その昔(今もあるけど)、ロンフウフォンという店が白金にオープンし
あっという間に話題になって、あっという間に超人気店となった。
ま、「夜4組のみ」というのが問題なんだけど、そんな希少価値もあり
電気屋の2Fの中華は、3ヶ月くらい先まで予約が取れない店となった。
「いったい、どうやったら、そこでメシ食えるの?」と客は騒ぎ
「いったい、どうやって、さばいたらよいわけ?」と店主は悩み
そんな流れでできたのが、その2号店ともいえるロウホウトイである。
ランチもあるそうだが(行ったことはない)
夜は、黒板に書かれたオススメメニューを中心にアラカルトか
5000円、もしくは、7000円のコースを選択した上で
好みや方向性を伝えて、相談しながら組み立てるスタイルだ。
まあモロモロうまいんだけど、まずスープがやばい。
3時間かけたスープがうまい。これは今まで知らない味だった。
で、なにより、点心がうますぎる。
オレ、それなりに中華行っているつもりなんだけど
ここよりうまい点心出すとこ、知らないや。
雑なとこナシで、キッチリ作ると、点心ってここまで行けるのかと感心。
中華って、多少雑でもバババっと作って、ガガガと食べるのが
最高に美味しいと思っていたんだけど、これは参った。
90点が95点になるだけで、随分違うんだねえ。
北京ダックもうまい。
皮パリ系か、肉ジュワ系か、どちらかのうまい店は多いけれど
皮パリかつ+肉ジュワは、北京ダックのポジション向上したわ。
どこか北京ダックって、あってもなくてもいい料理だったんだけど。
(だって単品でなかなか頼んだりしないでしょ?)
デザートの杏仁豆腐も、ミルクプリンもうまい。
ロンフウフォンと違って、こちらは座席数もあるし(1F数席+2Fメイン)
キムカツみたいなフルスイング・マーケティング戦略は取らないだろうから
そんなには心配していないんだけど
当日電話→「はい大丈夫です」というのは、年内かなあ。
中国飯店も、四川飯店も、文琳も、筑紫楼も、福臨門も
「うまいんだけど、もう飽きた!」という方、ぜひ。
ていうか、それらの店の半額プライスでっせ。
23時ラストオーダーという姿勢と、マネージャーのLimさんの笑顔がステキ。