enoblogbanner2011.png
kenjienotwitter.png


October 22, 2009


linepen.jpg
カイジが帰ってきた。(と信じたい)

newkaiji1.jpg

カイジが復活した。


新シリーズがスタートし、やっとコミックの1巻が出た。


僕は、あるときから、マンガはすべてコミックで読むようにしているので
(連続して読みたいから。できれば終わってからまとめてなんだけど)
週刊で読むみなさんに遅れて、やっと新シリーズが読めた。

読んだ。


「もしかしたら、やっと"あの"カイジが読めるかも!」

と思った。


僕は「カイジ」の、最初のシリーズ(賭博黙示録)で大ハマリした。
(いま映画やってるあたりね)


素晴らしい設定&設計。
めちゃくちゃなゲームを舞台に、追いつめられた極限の状態によって
人間関係、人間模様のドラマを描く。

こりゃうまい設計だと興奮して読んだ。


だけど、最初のシリーズの後半、「ティッシュの箱ゲーム」あたりから
なんだか調子がおかしくなっていって、そのまま終了。

続いてスタートした新シリーズは、題材がなんとチンチロリン(サイコロ)。
それがずーっと何年も続いた。ぜんぜん僕の好きな「カイジ」じゃなかった。

やっと終わったと思ってスタートしたシリーズは、題材がなんとパチンコ。
それがずーっと何年も続いた。ぜんぜん僕の好きな「カイジ」じゃなかった。

やっと終わったと思ってスタートしたシリーズは、題材がなんと麻雀。
それがずーっと何年も続いた。ぜんぜん僕の好きな「カイジ」じゃなかった。
......ていうか、「いい加減にしてくれ!」とさすがに思った。


2000年以降、ずっとそんな感じだった。

「焼き土下座かよ!」とか言ってた、あの頃のカイジが読みたかった。

ずーっと、カイジが、僕の好きなカイジじゃなかった。


そんな中で、さらに新シリーズ。
ほぼ最初から諦めかけていながらも読んだ。

そしたら違う。
なにかが違う。

昔の「カイジ」のような「なにか」を感じるではないか。


やっと戻ってきてくれた。(かもしれない)
福本さん(作者)が、やっと目覚めてくれた!(かもしれない)

ぬるさのない、鋭さを持った世界を久々に感じた。
「零」とか「黒沢」とかじゃない、これは「カイジだ!」(と信じている)


最新刊、1巻の半分が
劇中劇(カイジの中の登場人物による小説)ということくらい
「わはは。ユニークでいいじゃないか」と思えてしまう。

1巻終わって、まだその小説終わってないんだけど。


これから先を期待したい。

やっと「カイジ」が戻ってきた!!(かもしれない)

newkaiji2.jpg

ところで、来月にもう迫りました「気になること。4」ですが
いつもに比べて、チケットの売り切れが遅いので
「おかしいなあ・・」と思っていたのですが
なんと、ロフト側のミスで、とっくにソールドアウトしてたことが発覚。(-:

規定枚数以上、売ってしまったようで(具体的にはこわくて書けない・・)
当日は、いつも以上の「超満員御礼状態」になるかと思いますが、申しわけないです。
(いつもソールドアウト満員なのに、それ以上っていうのもヘンな話ですが)

ということで、通常の回と、打ち上げ(深夜)との通し券は、売り切れ(て)ました。
ありがとうございました。

なんですけれど、深夜開催の打ち上げ「のみ」のチケットはまだ
残っておりますので、ぜひご参加くださいませ。

よろしく。
お楽しみに!

<イベント『気になること。4』の詳細はこちらです>

kini4soldout.jpg

「打ち上げのみ」も楽しいですよ。(-:


Posted by eno at October 22, 2009 10:54 AM


そのほかのブログ記事(最新30)