家族で表参道で買い物をした後、渋谷まで歩く。
2歳児は、ベビーカー。
お腹が減っていく中、「寝てくれ寝てくれ」とベビーカーに祈る。
「眠れ眠れ」と、祈る家族(当の本人の2歳児以外)。
2歳児がいると、「食事場所はどこでもOK」といかないからだ。
頼むから、寝てくれ。
しばらくして、ベビーカーをのぞき込むと、うまいこと就寝中。
「これはチャンス!」と、ラーメン屋に向かう。
2歳児とずっと一緒にいるカミさんにとって
かなり食べたくても、かなり食べる機会の減ってしまったのが、ラーメンなのだ。
数秒の家族会議で、場所は、宮益坂の「まっち棒」に決定。
しかし、行ったことがある方は、よくわかると思うが
「まっち棒」は、ラーメン店ばかり入っている細いビルの2階にある。
当然のように、エレベーターなどというものはない。
ていうか、細いビルの階段は、急だし、細い。
なぜ、そこまでして「まっち棒」のラーメンが食べたいのか、というのはよしとして
ベビーカーを前と後ろでしっかり持つ。
父と母で。
ベビーカーを持ちながら、細い階段を上がる。
もし、どこかにぶつかってしまったりすれば、2歳児は起きてしまうかもしれない。
だから、ゆっくり、そして、確実に階段を上がらなければならない。
そんなこんなの苦労をして、辿り着いた「まっち棒」のカウンター。
久々だけど、美味しく食べさせていただきました。
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