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February 27, 2009


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雨に遊ぶ。

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今日は東京、雪が降っている。

この冬では、初めてまともな雪のように感じるが
そう言ってる間に、雨に変わってきた。


雨に変わっていく雪が降る庭を見ながら思ったのだが

「雨が降っている間だけプレイできるゲーム」ってのはどうだろうか?


GPSを積んでるデバイスであれば実現できそうだ。

もちろん、ずれは起こるだろうから
雨が降っている間だけできる、という絶対の形ではなく
雨が降ると現れる、なにかキャラクターがいて......
というようにすればよいだろう。


もう古い言葉のように感じるが
ユビキタスな世の中になってきて、その反面
「いつでもどこでも」可能というのは、あまり面白くない。

ケータイ電話がない、固定電話の時代のほうが
知り合ったばかりの若いカップルの恋も盛り上がったものだ。

いまやカールさせる電話のコードもない。


エンターテインメントのコンテンツの場合
それをさせる「きっかけ」というのも重要である。
言い換えれば、想起させるきっかけ。

いまでも、明日でも、明後日でもOKなら
じゃ、明日でいいやで、明後日でもいいや、となってしまう。

テレビが強いのは、「今晩7時!」である。


「雨しか遊べない」であれば
雨が降ったときに→「あ、あのゲーム!」と思い出す。
で、プレイする。


雨が降ったら、現れる、「雨の妖精」がいてもいいし
雨が降ったら、現れる、「雨の城」でもなんでもいい。


雨というのは、どこか憂鬱である。

天気予報で、「来週は一週間、雨の日が続いて......」なんて
言われると、どこかしょんぼりした気分になるが
それが、「チャンス!」という気分に変わるだけでも
雨が降っている間しかできないゲーム、というのは
面白い効果があるのではないだろうか。


「結局、先月は殆どプレイできるときなかったよなあ......」

なんて、それだけでも面白いなあと思ってしまうのだ。


Posted by eno at February 27, 2009 12:06 PM


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