ロンドンの話を、ちょっと。
今回のライブ、僕はぎりぎりになって行くのを決めたため
チケットは、知人がキャンセルしたのを、回していただいたのだが
それ以前に、なんども、「行きたいなぁ」などと
イベントのウェブサイトの、チケット購入の、ページを見ていた。
それが、当たり前のようだが、見事で。
ページにアクセスすると、座席表が出てきて
空いている席は、色が付いており、そこをクリックしておさえる。まず。
その後、クレジットカードのディテールを入力したら
パスワードというか、IDが出てくるので、それを持って現地に行って
キオスク端末で入力して、チケットをゲット、というスタイル。
日本でも、東宝シネマなどの、映画館では同様のスタイルを取っているが
これ、なんで、コンサートでは、同じ手法でできないんだろう。
ものすごく簡単だし、座席が納得の上、購入できる。
ケータイやら、なにか携帯端末でも
非接触ICなり、2次元バーコードなりを使えば
チケットレスにもなる。
なんだか、そんな、本来、日本が得意とするようなことが
ロンドンという遠い地でのチケッティングで実現していて、なんともだった。
ロンドンのチケットを買うほうが、簡単で便利なんて。
ライブが終わって、帰り。
ヒースローの飛行場で、ブリティッシュ・エアウェイズのターミナルへ。
「あれっ?」と見ると、どうやら、成田のカウンターとは違う様子。
なにか様子が違うので、係員のおじさんに訊くと
「キオスク端末へ行ってね」という。
それがこの写真。
キオスク端末に行ったら簡単。
パスポートの1ページ目を、端末にサクっと入れたら、チケットが出てくる。
それを持って、パスポートコントロールのカウンターに行って、チェックしてもらい
そのまま、セキュリティを通って、指定されたゲートまで。
この間、わずか10分もない。
荷物がなかった、というのもあると思うんだけど、いくらなんでも早い。
「国際線」という感覚だったので、ちょっと驚いた。
ちなみに、預ける荷物がある人は、それ専用のカウンターが多く用意されているので
それにしても、そんなに時間がかからないと思う。
日本だと、というか、成田しか知らないけど
搭乗回数が多かったり、ビジネスやファーストクラスだったりすれば別だけど
アホみたいにカウンターで、列を作って待っていたりする。
いや、ビジネスクラスでも、待ったりする。
思えば、国内線は、数年前から、そういう簡単なスタイルに変わった。
なんでも、かんでも、機械化されるのは、とても嫌なことだけど
意味のない無駄な時間や、手間、ストレスはもったいない。
新しくできた、ターミナル5だけなのかもしれないけど
あまりにも、サクっと、国際線のやりとりが終わって、驚いた。
嬉しくも、時間があまったので、FORTNUM & MASONのお茶を買って
「WAGAMAMA(わがまま)」という名前の、アジアンレストランでゆっくり食事した。
ヨーロッパ人の多くが、焼きそばを食べている。
もぐもぐ、もぐもぐと。
あっちのテーブルも、こっちのテーブルも。
焼きそば、好きなんかね?
日本においでよ。
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