enoblogbanner2011.png
kenjienotwitter.png


June 27, 2007


linepen.jpg
TRANSFORMERS

transformers1.jpg

『トランスフォーマー』を観た。
完成披露試写会があった。

基本的にネタバレはしておりませんが
「絶対に観る」という人は読まないほうがよいかもしれません。

いまから思えば、マイケル・ベイだし
サマームービーだし、わかりそうなものなのだが
内容をかなり勘違いしていた。
内容というか、ノリというか、方向性といいますか。

「ヤバい……」とか「まずい……」みたいな
緊張感ある映画かと、予告編を観て思っていた。
キャッチコピーも「未知なる侵略はトランスフォーム<変身>から始まる!」
とか言ってるし。

映像がすごかった。

『ジュラシックパーク』で
「おぉ恐竜だ」と驚いたり
『デイ・アフター・トゥモロー』で
「ビルの横の車が水で流されとる」と驚いたり
CGの進歩と同時に映画では、見たことのない
新しい映像を見せてくれるのだが
『トランスフォーマー』はそれ以上だった。
ロボットがいた。そして動いていた。

方向性を思い切り勘違いしていたので
「あぁ、こういうノリなのね」とノリを合わせるのに
最初、ちょっとだけ時間がかかってしまったが
ノリに乗ってからは、ずいぶん楽しめた。

もうハッキリ言いますが
日曜の朝やっているレンジャーものとかの凄い版、ですよ!

子どもも楽しめる、大人がニヤニヤ映画とは思ってなかった。

『宇宙戦争』みたいな映画を期待せずに
なんでしょ、『デカレンジャー(古い)』の映画が
ハリウッドで超大作になったんだって!
……を見にいくくらいの気持ちで、ぜひ。

ちょっと失礼な言い方かもしれないけれど
例えば、宇宙のどこかの星に、ロボットの夫婦がいて
旦那さんが浮気がばれて、地球まで逃げてきたんだけど
奥さんロボットもやってきてしまい、地球上で大ゲンカ!
しまいにゃ、愛人も現れて、奥さんの浮気相手もいたりして
もうロボット総バトル。殴り合い。ミサイル打ち合い。
「許さないわー!」「あんな女どこがいいのよー!」
ガシャーン! ガシャーン! ドカーン! ドカドカーン!

……みたいな映画があったとします。
それがすごく、撮影からCGから編集までよくできていたとします。
その映画を観に行ったときの感想と、あまり変わらないんじゃないかなあ。
と思える映画。
そんな映画なのに、面白い。満足。
「うわすげぇ!」を求めて映画館へどうぞ。

transformers2.jpg

試写会の帰り、有楽町で工事中のショベルカーを見て
ロボットに変形して動き出すんじゃないかと思ったくらいです。
そういう感覚も久しぶりです。


Posted by eno at June 27, 2007 07:13 AM


そのほかのブログ記事(最新30)