『ラルΩグラド』、1巻を読む。
原作/匿名作家(鷹野常雄)、漫画/小畑健
という『DEATH NOTE』スタイルなわけで
非常に楽しみにしていた。
1巻がやっと出た。
内容は「冒険!」とか「成長!」とかいう感じなので
まだまだ舞台をしっかりと描いている段階なのであろう。
これからが楽しみな漫画だ。
『DEATH NOTE』な衝撃を期待しすぎたことは反省。
「そりゃびっくり設定」な作品ではなかった。
『DEATH NOTE』でいうところの「頭脳戦」的な
作品の核となり、ユニークな……とかとか言っちゃって
どうしても『DEATH NOTE』と比べてしまう。
よろしくないなあ。
ナイト・シャマラン的な十字架か?
といいつつ、この鷹野常雄という、匿名作家は誰なんだろう?
『DEATH NOTE』の原作者=大場つぐみ(すぐにまた比べてる)
という匿名作家が、ガモウヒロシであれ、誰であれ
仮にXさんとすると、そのXさんとイコールではないように思える。
世間ではイコールとか言われておりますが。
表面的な部分が違うとかいうことではなく、根っこが違うような。
「鳥山明さんが原案で、江川達也さんが原作でしたー」
とか言われたほうが、よっぽどすっきりするような物語と設計と演出。
うーん謎だ。
以前は勝手に、大場つぐみ=OOBA TSUGUMI
=GAMOU(ガモウヒロシ)+TSUBOI(誰? 編集?)
なんて思っていたんだけど、そんな感じでいくなら
TAKANO TSUNEOていうのはなんだ?
A SNEAK NOT OUT、みたいなアナグラムかしら。
「外に出さない、卑劣なやつ」みたいな感じで。
ちゃうなー。
よく言われている説で、大場つぐみ=おおばつぐみ=大×組(大きいバッテンの組)
=読者アンケートの下位グループを指した言葉、というのが正しいのだとしたら
鷹野常雄=たかのつねお……というのは、なにを指すのだろう?
「大×組」と同じような意味で、「鷹の爪を」隠した人、みたいな推理でどうでしょ。
うーん。