今月30日にオープンする、東京ミッドタウンに行ってきた。
東京ミッドタウンが建つのは、六本木の防衛庁跡地。
六本木ヒルズのオープンから4年。
もう1コの六本木の大きなプロジェクトが完成した。
昨日は、プレオープンみたいな形。
知人がお手伝いをしている、AROMATIQUEのミッドタウン店を覗いて
その後、ガレリア内のテナントをいろいろ見てまわった。
どのテナントも招待客の対応で、あたふたしているかと思ったら
ワイワイと、みんな賑やかで楽しそうだ。
やっぱりオープンというのは、いいねえ。
わくわくするもんだ。
シャンパングラスとフィンガーディッシュが、あちらこちらで振る舞われる。
アーティストとか文化人とか芸能人とかがうろうろ。
野村沙知代にぶつかりそうになって、ドン小西に挨拶された。面識ないんだけど。
どうしても比べられることになるだろう
六本木ヒルズとは大きく違ってみえた。
ヒルズは、カチっとした作りの未来的な感じだが
ミッドタウンは、ゆらっとした作りの有機的な感じ。
どっちが好きかは、ずいぶん好みが別れると感じた。
入っているテナントのセンスもぜんぜん違うし。
グランドハイアットに対して、リッツカールトンだし。
ヒルズがピアノなら、ミッドタウンはチェロ。
ヒルズがカタカナなら、ミッドタウンはひらがな。
ヒルズがドバイなら、ミッドタウンはバリ。
YES/NOの選択式で、あなたはどっち派みたいな
雑誌のページが見えてくるくらい、本質は異なるように思える。
ただ、なんだろ。
すげぇぜ感は薄い。
オープンしてわぁっと行って、あれこんなもん?
みたいな感じになるんじゃないかな。
普通にそこにある街、という感じで。前からそこにあったような。
ヒルズのオープンのような、すげぇなという感じはない。
コンセプトがパキっと明確じゃないのも大きい。
ただ、逆に言えば、そこがミッドタウンの良さでもあると思う。
あまり無理してない感じは、居心地の良さになると感じる。
しかし、六本木という街は大きく変わった。
ずいぶん、未来的で景気のいい街になったもんだ。