息子と、息子の友達と映画を観に行く。
文字通り、保護者役。
映画ドラえもん『のび太の新魔界大冒険』。
テレビで、魔法使いのアニメを見たのび太。
アニメの主人公が便利な魔法を使っているのを見る。
「魔法っていいなあ!」とのび太。
おいおい、お前も魔法みたいな手段持ってるじゃん!
と突っ込みたくなるが、子供視点で映画を見続けることに。
「もしも、この世界が魔法の世界のだったら」と
禁断の道具(あれ反則だよね?)、もしもボックスを使い
魔法の世界に変えてしまう。
「ドラえもん(のヒミツ道具)」+「魔法」という
ファンタジーにファンタジーが加わるすごい世界となるが
それをきっかけに、大変な出来事に巻き込まれていく……。
というストーリーなんだけど
なかなか子供視点で見るのは難しいものだ。
こっちは、ドラえもん歴、30年なのだ。
どうしても、のび太たちがピンチにあったとき
「あー! じゃ、あの道具使えばいいじゃん」とか思ってしまう。
別に大人的、しらけた視点で観ているわけではなく
のび太たちの気持ちになって、映画に入れば入るほど
「そこ、どこでもドアでしょ!」と思ってしまう。
「タイムふろしき、使うんだ!」とか。
のび太の部屋の本棚のマンガに「オシシ仮面」を発見する。
大興奮! たぶん、映画館内で自分だけ。
さらに、オシシ仮面のフィギュアも発見!
超興奮! たぶん、映画館内で自分だけ。
フニャコフニャオ先生のマンガだ!
のび太が魔法を練習。
物体を浮遊させる魔法で、しずかちゃんのスカートがめくれる。
ふわり。
小さい頃は、ちょっとは「おっ」と思ったのになあ。
息子はどんな気持ちで見ているんだろ。
夜中、のび太たちが大騒ぎをすると
のび太のママ、玉子さんが飛び出してくる。
睡眠中だったので、メガネはかけておらず、結構美人だ。
そこで「おっ」と思ってしまう。
そうか。
小さい頃は、恋の相手はしずかちゃんだったが
もう、自分は、付き合うとしたら、ママのほうなんだ。
圧倒的に、ママのほうが年齢が近いわけだ。
ていうか、いま調べたら、2歳違い!
うわー、オレ、のび太のママのほうの世代なんだ。
相手は玉子さんのほうかー。
当たり前だが、あまり考えたことなかったので
深く考えてしまう。
スクリーンでは、のび太たちがドタバタやってる。
夜、カミさんが友達と食事に行くというので、息子と二人メシ。
食事の後、ガリガリ君を一緒に食べる。
22時頃になって、カミさんが帰宅する。玉子さんだー!