enoblogbanner2011.png
kenjienotwitter.png


September 19, 2006


linepen.jpg
TSUTAYAマラソン

henkyakubox.jpg

ここんとこ、母子でアニメの「名作劇場」シリーズをずっとDVDで見ているのだが
(ラスカルとか、フランダースとか、母をたずねてとか……のシリーズ)
カミさんが、「DVD返すの忘れた!」ということで、代理で返しにいくことになった。

なんでも、TSUTAYAは、営業開始の朝の10時までに返せばよいとのことで
朝っぱらからTSUTAYAにDVDを返しに行く。
9時50分くらいのことかしら。
入り口の前にある返却BOXを発見。
これに入れればよいのだなと、DVDをゴトンと入れて任務終了。

と、振り向くと、人の姿が。
なんか、何人もこちらへ向かってくる!
時間ギリギリ、ビデオ返却の人たちだ。

歩いてくる人。
自転車でくる人。
白いベンツを横に着けて出てくる主婦。
iPodを聴いて歌いながらくる学生風。
ただのランニング風なのに、TSUTAYAの前でクルっと方向転換して返すおじさん。
親子。
カップル。
お年寄り。

これは面白い。
バラエティ豊かな人種が、同じ目的で慌てている図は珍しい。
店舗の場所とタイミング(週明け・休み明けなど)によるのかもしれないけれど
こんな面白い画があるとは知らなかった。

最初は10分くらい余裕があったが
だんだん10時に近くなってくると、その焦り方もハンパじゃなくなる。

まるで、なんかの競技みたいだ。
TSUTAYAマラソンだ。
しかも、落ちこぼれ競技だ。

もう返却BOXに来る人、来る人にインタビューしたい。
カメラとインタビュアーなどのクルーと一緒に、返却BOXの前で待ちかまえたい。

「よかったですねー、ギリギリでしたよ!」
「はい…(息切れ)、よかったですホントに……」
「ご自分で見られたビデオですか?」
「いやっ…(息切れ)……、彼女と昨日……見てたもので……(息切れ、うつむく)」
「作品はなにを?」
「『スパイダーズ 宇宙から来た巨大グモ』と『ラブ・アクチャリー』という……」


Posted by eno at September 19, 2006 02:40 PM


そのほかのブログ記事(最新30)