矢野顕子さんの新作『いままでのやのあきこ』は
デビュー30年を記念して発売された、いわゆるベストアルバムだ。
ミディやエピックソニー、ヤマハのレーベルの垣根を越え
デビューからついこないだまでの30年の作品から、矢野さん自身が選曲された
音楽CDに加えて、ミュージッククリップ+ライブのDVDも付いており
その中に僕が制作をした「barbie jungle」の映像が収録されている。
(この下と一番下の画像がそれ)
久しぶりに見たが、映像もまあ懐かしい好きな作品だけど
矢野さんの声の素晴らしさと楽曲の良さは当然のことながら
Jeff Bovaの音作りと打ち込みの凄さに改めて感心、感動した。
Billy Joelと仕事して、セリーヌディオンでグラミー受賞だもんなあ。
クリップを作った後、ライブのリハに遊びに行ったとき
映像をすごく喜んでくださって、その笑顔とシャイな人柄が忘れられない。
Jeff Bovaの話が先になってしまって、矢野さんに申しわけないが
矢野さんは僕にとって、あまりにも存在の大きな人なので
これこれこうと簡単に書くことができないのです。
好きな曲を挙げたらきりがないし、もう何回聴いたかわからないし
ライブも何度もいっているし、何度かお会いしてお話をさせてもらったことも
とてもいい思い出になっている。
いつもお会いしたときに思うのは、大輪の花。
とても、輝いていて強くて優しいのです。
30年を記念した矢野さんの歴史ともいえる作品に
名曲『ひとつだけ』など音楽遺産ともいえる楽曲たちと一緒に並んで
自分の仕事が入っているというのは、本当に光栄なことです。
矢野さん、これからも素晴らしい音楽を楽しみにしています。