ここのところ、忙しかった上に
ワールドカップの準決勝〜決勝もあったので
会期中は、試合観戦で時間が取られ
会期後は、その影響で時間がおしたりして
あまりニュースを見る時間がなかった。ウェブもテレビも。
少ないニュース時間も
北ミサイル(パンクな演歌の題名みたい)問題に取られてしまっていた。
なにが言いたいかというと
ワールドカップ以外のサッカーのニュースは、あまり見ていなかったのだ。
ワールドカップの周辺も含めて。
で、さっき、ウェブのニュース読んでたら
「オシム監督が率いる日本代表の初戦として8月9日に東京・国立……」
という記事を見つけた。
あれっ?
いつ決定事項?
いつ合意したの??
くぅ。
全然、本気でわからない。
え、マジでいつ!?
なんか
「オシムになった!」「オシムに決定!」「オシムでGO!」
みたいなきっかけというか、それこそキックオフ的な感じはあったのかしら?
先月の24日、川渕=キャプテン=三郎が
ポロっと漏らした「オシムが……」発言からスタートした、次期監督就任までの流れ。
普通、今までだったら、「誰?」→「あの人!」となるのを
「誰?」ともあまり考えていないうちに→「オシムが……」→「……決まったんかい」
みたいな流れになったわけでしょ。なんだか気持ち悪い。
単にこの数日、サッカーのニュース見ていなかっただけかもしれないけれど。
いや、たぶん、そうだと思うんだけど。
(まだ可能性7割…みたいな状況かと思ってた)
しかし、うまい。
川渕=キャプテン=三郎。
忍法「フェイントパス」の術。
だって、突然「オシムが……」ってわざとらしいよねえ。
「オシムと言ってしまったね……」なんて、ねえ。
「タハハ…」みたいな顔して。
あの場は「すいません記者会見」だったわけでしょ?
少なくとも「残念でした記者会見」だったわけだ。
その責任を取るのは、キャプテン=三郎でしょう。そういう会見でしょう。
「やめろ意見」も出ていた中ですわ。
メディアは、そんな彼が「何を言うか」に興味があった。
メディアは、そんな彼に「責任」について喋ってほしかった。
さぁ、どうするー?
川渕=キャプテン=三郎!
……という中で「オシムが……」。
代わりのエサですよー。グルメなメディちゃん、まっしぐらですよー。
ここ掘るなワンワンですよ。かつ、あっち掘れワンワンですね。
僕は学びました。
あのスキルを。あのノウハウを。
はぐらかし術。
フェイントパス。
オシムにパス!
日刊スポーツのサッカーのコーナー。
「Jリーグ」や「海外サッカー」、「日本代表」に混じって
なんすかその、「セルジオ越後」って……。