カミさんのお母さんの、母の日のプレゼントを買いに銀座へ。
それに加えて、10日も遅くなってごめんの、息子の誕生日プレゼントも買う。
というとこまでが予定。
が、カミさんが、バッグを買いたいと言う。
確かに前フリはあった。
買いたいとか、買うとか言っていた。
そこへきて、銀座へ用事。見事な戦略だと言える。
しかし、なんでしょ。
ショップの建物とか、装飾とか、ディスプレイとか、配色とか見るのは
ためになるし、興味もあるんだけど
女性もののバッグというのは全く関心がないので
ショップ巡りは、かなりつまらない。
が、次はこちら。次はあちら。
そして、そちら…。
できれば、マリオンで映画でも観ているんで
その間に、あっちでもない、こっちでもない
あれでもない、これでもないと、勝手にぶらぶらしてくれればいいんだけど
そうはいかない。そうはさせない。
銀座5丁目から、6丁目、そして、7丁目。
また、6丁目、で、5丁目、やっぱり、7丁目。
銀座の自警団かオレは。
どんどんと、移動範囲が大きくなってくる。
だんだんと巨人化する、反復横跳びみたいだ。
ちょっとだけ楽しめるのは建物関係。
うわー、この、うにょったガラスの積み上げ、すごいなあ、とか。
なもんで、もって数十秒。
が、旅は続く。
連れ回しサンダーロード。
これは、逆でいうと、あれですよね。
「うーん、やっぱmacでOSXかなー。いや、Windows XPよねー。
だけど、あえてMEって感じ? あえて、だったらOS 9か。
漢字トークってのも、クラシカルよねー。
あ、だけど、さっきのOS X、もういっかい見てみようかなー」
…いや、違うな。
それは、同じショップの中だもんな。
それならよい。
同じショップで、こっちのバッグ、あっちのバッグならよい。
あっちのショップ、こっちのブランドだから大変なのだ。
で、結局、最後は
一駅分戻って、最初のブランドのショップで購入という
「えっ、結局、最初のヤツが犯人なの!」的な
ファミコンのRPGでマップの端まで行って、向こう側から出てきて
またスタート地点に戻ってボス戦みたいな、くたびれエンディング。
12時スタート。
16時エンド。
サッカーの試合より長いとは思わなかった。