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September 03, 2005


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adios, farewell オオサカ

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大阪行きっぱなし業務も、今回で最後。
今やっている他の仕事は、メイン東京で終わるものばかりなので
新幹線での出張も、しばらくはなくなるだろう。
早朝6時台の新幹線、連続だったなあ。

今回の旅行は新作、新発売とともにあった。

まず、DEATH NOTE8巻。
これ語ると終わらないので、ちょっと置いておく。
ま、読んでさっそくいろいろ気付いたんで、blogかしらと思ったんだけど
よく考えたら、こちら、コミック買い派なもんで
いろいろ書いても、週間派の人が読んだら、「なに言ってんの?」って感じになる可能性大と気付く。
24の予測を、途中段階で書くようなものだ。
でも、いろいろ書きたいなあ。だけど「こうなるに違いない」とか推理して書いたところで
実際に週刊誌上でそう展開していれば、ただそれだけのことだし
そうなっていなければ、ただの読みが甘い人になるし。
あ、やっぱ長くなってきた。やっぱし、ちょっと置いておこう。
とにかく、今回の旅路をかなり充実させていただいたのは間違いない。ありがたい。

しかし、DEATH NOTEの新刊が出るたびに、あちこちで話題として振るが
読んでない人、多いんだよねえ。
もう立派な大人の年代っていうことなんだろうけど。
これがもし、小学校だったら、周りは90%読んでる、って感じなんだろうなあ。寂しい。
もし、僕の知人で、今、これを読んでいて、DEATH NOTEは読んだことない、って人は
明日、1巻から8巻まで買ってくださいな。良い週末が約束されます。
あ、また長くなってしまった。もうやめよう。

で、車内食も新作!
毎度のNREの売り場にて、にやける。
NREの季節弁『秋露のささやき』が出てた。
「あ、DEATH NOTE、出てる!」みたいな感覚。
「あ、秋露のささやき、出てる!」…って、マニアックになってきてるなあ。

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『秋露のささやき』はNREが毎年、秋に出している弁当で
タイトルは同じまま、毎年毎年、改良が重ねられている弁当だ。
なもんで、消費者の声が反映されており(たぶん)、料理長の反省も活かされているので(きっと)
そりゃ、毎年、美味しくなっていって当然なのだ。
という理由で、このタイプの季節弁は(ちなみに、例えば冬は『冨有の花』がそれにあたる)
常に期待大だし、売り場にその文字を発見すれば、「おっ! 出たか」となるわけである。
そういうタイプの弁当なので、今年、食しておけば、来年の同じ季節に同じタイトルの弁当を発見し
「おおっ、今年はこう来たかあ」とか「うぬっ、しいたけの処理、ち、違っている…」とか
変化を楽しむことができ、さらには駅弁産業、いや、駅弁文化の向かう先をも感じられるのである。
(なんか、『鉄子の旅』みたいだぞ、オレ)
出張族のおじさま達は、『秋露のささやき』で、秋の訪れを感じると言われているのだ(うそ)。

あ、全然、味の感想、書いてないや。
えーと、かなり美味い。(そんだけ?)
この1コ上の価格帯の高級弁当の味が楽しめるレベルになっているのがすごい。
(そのぶん、包装は簡易なんだけどね)
いま、駅弁を買うなら、迷わずこれなんじゃないかなあ。(幸福弁当を既に食べているなら)
ご飯の上で楽しそうに飛んでいる、人参のとんぼが嬉しいねえ。
(去年は、同じ位置に同じ彩りで、いくらが乗っており、全体のクオリティをかなり下げていた。
 だから、その解決の改案としての「人参のとんぼ」は、高く評価されるアイデアなのである)
季節の煮物が素晴らしかった。
ますの幽庵焼きは、もう一工夫できるメニューじゃないかなあ。
一応、メインとなるわけだし。
ここだけでよいので、魚久との提携…うーん、料理長の意地かなあ。コストの問題かなあ。


さて、大阪はしばらくお別れなのが悲しいが
この度の、まるで大阪にレギュラー番組を持っているお笑い芸人のような
週2回のツアーで発見した店を。

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まず、心斎橋の『Le Premire Cafe』。
御堂筋の一本裏、心斎橋筋をちょっと過ぎた鰻谷通りの右側3Fにある。(心斎橋筋1-3-28-3F)
ここの珈琲、めっちゃうまい。
ホットのストロング系もうまいし、なんとアイス珈琲までうまい。
こういったこだわり珈琲店は、だいたいアイスがないか、アイスはあってもとりあえず1種なのだが
いつも「なんだよそれ、逃げか?」と思っていたのだが
ここはアイス珈琲に対する回答をしっかりと提案している。立派だ。
(どういうものかは、行って飲んでみてください)
営業時間も平日で朝の3時までだし、金曜・土曜はなんと5時!(日祝は0時)
そして、珈琲以外のメニューはなし。珈琲一本勝負。
という素晴らしい店なのに、客が全然いないのよ。(2回行っただけだけど)
これ、大阪の食文化が疑われてしまうぞ。
もし、潰れたらどうすんのよ?
というわけで、ぜひ行ってください。
すぐに。今日にでも。

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続いて、こちら心斎橋となんばの間くらいの『李家風餃子房』。
場所は御堂筋からちょっと入ったとこの右側のビルの7F。(西心斎橋2-4-8-7F)
「餃子房」というだけあって、餃子がうまい。
なんか、上の珈琲の文と展開似てるけど、餃子の美味しい店って、焼き餃子を馬鹿にしてるんだよね。
「焼き餃子はホントの餃子じゃナイヨ」みたいな。
だから、焼き餃子がある店は、水餃子とか小籠包はうまくないし、うまい店には焼き餃子がない。
という状況を常に嘆いていたわけだが、ここはどっちも美味い! やったぜ!
餃子力入れ店で、焼き餃子が美味いというのはすごいことだ。

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ま、この店、どっちが美味いかといったら、やっぱし水餃子なんだけど。
でも、とにかく、餃子、全てうまい。が、エビチリはうまくない。頼まなきゃよかった。
で、すごいのが、コストパフォーマンス。(大阪はこの値段水準なのかなあ。だったらすごいなあ)
こんだけの本格味で、水餃子とか小籠包など、380円ですよ。
焼き餃子は300円ですよ。(ランチだったら、たった+100円ですよ!)
東京のラーメン屋のサイドメニュー点心より安いですよ。
悔やまれるのは、この店を発見したのが最終日だったこと。(あと、エビチリ頼んだこと)
焼き餃子の味に驚いて、他の餃子を追加注文した展開が良いコミュニケーションとなったのか
帰り際に李さん(と思われる)が、「オニーさん、餃子スキ? 初めてダヨネ?」と声をかけてくれ
「マタキテネ」と言われるも、またすぐには行けず。
また行きたい。
李さん(だと思う)、ごめん。

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う、うまそう…。


Posted by eno at September 03, 2005 10:19 AM


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