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September 13, 2006


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SAPPOROショートフェスト

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10年以上の友人である
久保さんが頑張って立ち上げられた
SAPPPOROショートフェストを応援に札幌へ。

久保さんとは長い友人であるが
この1年くらいは会う機会も多く
会うたびに、SAPPOROショートフェストの話を聞いていた。

久保さんは苦労の人である。努力の人だ。
久保さんを知っている方は、頷いてくれるであろう。

立ち上げ前の様々なことに対して、不安に思っていた頃。
届いた作品が予想を遙かに上回る1800本以上もあって驚いていた頃。
全ての作品に目を通すのに倒れそうになっていた頃。
運営体制や協賛営業が遅れ、慌てていた頃。
前売りチケットの売り上げが伸びずに心配していた頃。
フェスト直前のバタバタで体調を崩していた頃。

そういう背景を知りながら参加させていただいたショートフェスト。
僕も自分のことのように、ドキドキしながら札幌へ飛んだ。

すると、会場となる映画館には長蛇の列ができ、回によってはほぼ満席。
一日、一日とクチコミで人が増えている様子だった。
少なくとも、動員の心配はないようで安心する。
僕もいくつかのプログラムを見せていただいたが
多くの応募から厳選された作品だけあって、内容も素晴らしかった。
ショートフィルムの素晴らしさを改めて感じることができた。

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夜の授賞式には、世界各国から多くの人が集まり、会場はいっぱい。
また、その会場が暖かく、楽しい、いい雰囲気。
よくやった。
よくここまでやったと思う。
1年目のフェストとしては、素晴らしい結果だと思う。

授賞式のスピーチで久保さんが喋っている間
それまでのいろんなことを思い出した。
友人の苦労が、いい形になるまでのこの1年を思い出した。
嬉しくて、おめでたくて、正直ホッとして、涙が出てきた。
どの作品が何の賞を受賞したか、わかんなくなった。

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会場で倒れそうになっている久保さん。ようやった。あんた、ようやったよ。


Posted by eno at September 13, 2006 02:04 PM


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