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March 19, 2009


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坂本さんとぼくと時間。

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坂本さんのライブへ。

今回は、ピアノソロのライブ。


ここまでのこと、少なくとも音楽のライブでは
僕は初めての経験だったんだけど
「え? もう終わり?」と感じてしまった。

大袈裟でも、なんでもなく。


アンコールまで、どのくらいの時間があったのかわからないが
「え? ウソでしょ。もうアンコール?」
と思うくらい、あっという間だった。


あまりに美しい時間が流れ、過ぎていった。


くどいようだが、僕はここまでの経験は生まれて初めてだ。

いまでも正直、「え? 短くなかった?」という気分。

好きな曲ばかりで、いい演奏だったとはいえ
ここまで、錯覚みたいになるかなあ。不思議だ。


ツアーは昨日からスタートしているが
曲目などは、知りたくなかったので、なにも見ずにいたのだが
いま、調べてみたら、昨日とは、演目がずいぶん違っていた。

今日は、昨日に比べ静かな曲が多かったようだ。
それも、すごくよかったのかもしれない。

ほんとに気持ちよかった。心地良かった。


過去のいろいろな曲、ピアノオンリーで演ったことがある曲でも
細かい部分のニュアンスが変わっていて
「あぁいまはこういう気分なのかあ」と勝手ながら納得する。


曲も、その日、どう演奏するか? は、ほんとに決まっていないようだ。

その日の気分で、変わるわけだから、それは素晴らしい。

ライブで聴く、『hibari』が、あんなに美しいとは。


終了後、楽屋打ち上げに遊びに行く。

2〜30名くらいいただろうか。

楽屋の隅に、こっそりと隠れていたのだが
サエキけんぞうさんとともに、乾杯の挨拶の任務を受けてしまう。


「いや、僕なんかは、いえいえ、ぜひ、サエキさんだけで......」

なんて逃げていたら

「それでは、乾杯の挨拶を、本日のゲストということで飯野賢治さんと......」

えーーー!! マジでーー!! ていうか、ゲストってなに!?


「こほん......。
 え〜、坂本さん、お疲れさまでした。
 アンコールの直前まで、「えーっ『美貌の青空』やらないのー、そりゃねぇよ」と
 独り思っていたので、『美貌の青空』が流れて「うおっ!」と興奮してしまいました」


シーン......。


あれ?

なんで、みんなシーン?


坂本先輩、僕、滑ってしまったようです......。


「か、かんぱーい!」


Posted by eno at March 19, 2009 11:40 PM


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