家がちょっとバタバタする機会があって
大変なので、下の息子の面倒を見てくれと言われ
1時間くらい一緒にブラブラした。
電車が好きなので、JRの陸橋に連れて行く。
僕は陸橋のまん中くらいに座って、ひとやすみ。
息子は、上り下りの電車を追っている。
普段、道に佇むことも、あまりあるわけではないし
あったとしても、数分もないことなので
陸橋の右から左から、いろんな人が歩いてくるのを眺めた。
おじいちゃんが来たり。
カップルが来たり。
OLが慌てて走ってたり。
ワンちゃんを連れた散歩人もいる。
例え、僕が道路に立っていたとしても
通り過ぎる、知らない人と挨拶をすることはないし
ましてや、会話など起きるわけもないのだが
子連れということも大きいだろうけれど
「橋」というその状況が、ちょっとしたコミュニケーションを生む。
うちの下の子どもは、まだ2歳にもなっていないが
同じ橋を、70歳前後くらいの、おばあちゃんが歩く。
同じ人間だけど、年齢によって、まったく違う生き物に思える。
「そろそろ帰ろうか」と言って
「次で最後にしようね」と、電車が来るのを待った。
最後くらいは、と、一緒に電車に手を振ると
「ポーン!」と電車が答えてくれた。
そういえば、長男とも、こんなことがあったなあと思い出す。
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