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July 07, 2006


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時をかける少女

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『時をかける少女』の試写会へ。

ご存じ、原作は筒井康隆さんの小説。
大林宣彦さんが監督した、原田知世の映画が有名だが
何度も、テレビやら映画やらで、リメイクされている作品。
そのくらい元の素材が素晴らしいということだ。

だって40年くらい前なんですよ、小説。

それが、この夏、貞本義行さんがキャラクターデザインで
細田守さんが監督の、アニメーション映画として公開される。
夏……というか、来週の土曜日。
そうか……もう、夏だったのか。

その完成最速試写会へ、中野ZEROホールへ行った。
出張で昼過ぎからミーティングして、15時半に終えて
新幹線で帰ってきて、そのまま試写なんで、一生懸命である。

よくできていました。
面白かった。
小説とは異なるストーリー。
その主人公は、この映画の主人公の叔母さんとして登場する。
30代の独身女性として。
だから、それから20年くらい経った、という設定の話だろうか。
もちろん、今回の主人公も「時をかける」。
タイムリープ(時間跳躍)をする。
そんな必殺技が使えるようになってしまったことによる
主人公の苦悩と成長のジュブナイルである。

アニメって、すごいですね。
主人公がイキイキしている。キラキラしていた。

たまには、こんなカラっとした青春映画観るべきですね。
夏を感じました。
キャラがいい。脚本がいい。美術がいい。声もいい。
「えーん、えーん。わーん」なんて泣く主人公の作品なんて
久しぶりに観ましたよ。
ちょっと20年くらい前に、置いたままの忘れ物でした。
こちらも観ながら、時をかけました。

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Posted by eno at July 07, 2006 07:16 AM


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