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June 19, 2006


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ドルトムントの……。

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次の最終戦、日本対ブラジル。
日本はブラジルに2点差以上取って、勝たなければならない。
条件は細かく付随するが、最低限それが必要だ。

決勝トーナメントへのグループFからの進出条件。

こんな厳しい状況、無茶な条件、今まであっただろうか?
「対戦相手はブラジル。そのブラジルに2点差を付けて勝つ」ということ。

なんにせよ、あのブラジルに勝たなければならない。
そして、2点差付けて勝つ、ということは、当たり前だが2点以上取らなければならない。
1点でも取られたら、なんと、3点以上取らなければならない。

そして、それができたとしても、同時刻に行われる、クロアチア対オーストラリア戦で
オーストラリアが勝てば、それで終わってしまう。
同点だったり、クロアチアが勝ったとしても、日本対ブラジルのスコア結果によって異なる。
(勝ち点→得失点差→総得点数→直接対決成績で決まるため)

…いや、そんなことはいい。
クロアチア対オーストラリア戦は、どうにかできるものではない。
それより、最終戦のブラジルとの試合結果の条件が、ここまでになるとは…。

もちろん、負けたり、引き分けではだめだが
「奇跡! ブラジルに1-0の勝利!」もだめ。
「歴史に残る快挙! 2-1でブラジルに勝利!」もだめ。
こりゃすごい条件だ。

もちろん、ブラジルが、決勝トーナメントに既に進出決定しているというのはある。
怪我はさせたくないだろう。温存も考えるかもしれない。
だが、負けなんて許される国ではない。しかも、2点差以上での負けなんて。
控えが出るかも…なんて言っても、ジュニーニョ、ロビーニョ、ジウベルト・シウバ…。

ということで、すごいことになった。
木曜深夜(金曜早朝)の、六本木ヒルズ映画館での観戦も楽しみだ!

奇跡のドラマの舞台は完全に出来上がったじゃないか!
そのためのこの展開だ! 盛り上がる最高の演出じゃないか!!
(いや…、言ってて…さすがにどこか風が吹いている感じはあるんだけど…)

このドラマがハッピーエンドだった時は、なんて呼ばれるのだろう。

ドーハの悲劇。
マイアミの奇跡。
ジョホールバルの歓喜。
ドルトムント(試合場所)の……なんだ!?
ブラジルに2点差以上で勝って、決勝トーナメント進出…なんて、どう呼べばいいんだ?

オリンピックで1-0の、ブラジルからの勝利で「奇跡」だもんなあ。
奇跡以上の、ビックリ&勝ったぜっていう、呼び方ってなんだ?
奇跡以上にあり得ないこと…。

ドルトムントの……非現実!
ドルトムントの……超常現象!
ドルトムントの……超新星スーパーノヴァ!

うわぁ、そんくらい大変なのか…。
楽しみだ!!!


※日本対ブラジルの結果を元にすると、詳しくはこんな条件です。(ミスがあったらごめん)
=======================================
日本    - ブラジル   :2-0
クロアチア - オーストラリア:1-0、もしくは、2-1
=======================================
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日本    - ブラジル   :3-1
クロアチア - オーストラリア:0-0、もしくは、1-0、あるいは、2-1、はたまた、3-2
=======================================
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日本    - ブラジル   :3-0
クロアチア - オーストラリア:1-0、もしくは、2-0、あるいは、同点
=======================================
(これ、テレビでの解説、大変だろうなあ)

ちなみに、日本がブラジルに2-0で勝ち、クロアチア対オーストラリアが3-2だった場合とか
日本がブラジルに3-0で勝ち、クロアチア対オーストラリアが4-2だった場合などは
勝ち点、得失点差、総得点数、直接対決成績が全て並ぶので、くじ引きとなる。
くじ引き、て……。


Posted by eno at June 19, 2006 05:40 AM


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