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January 13, 2006


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東京と名古屋と大阪と

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一昨日、昨日、今日と、いろいろ移動する。

一昨日は、東京から名古屋に行って、日帰りで東京に戻って
明けて昨日は、夜から大阪に行って宿泊して、本日、東京戻り。

「東京→名古屋→東京→大阪→東京」は誰が見ても無駄な移動経路だが
自分も含めたそれぞれのスケジュール上仕方がない。

ちなみに上の写真は、昨日の大阪移動直前の
六本木ヒルズの会議室からの眺め。
高すぎて、周りのどんなビルも5〜6階建てに見える。

時間が前後しちゃうけど、名古屋からの帰り
品川駅の新幹線ホームに降り、iPodを装着していると
ピエール瀧に会う。

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ものすごい偶然で非常に嬉しい。

最近、会う機会が減っていたことを互いが認識し
ちょこちょこ会うことを約束して別れる。
オレ、彼、本気で好きなんだよなあ。
すげぇいい男なんだよなあ。

大阪は心斎橋そごうの仕事で、昨年から何度も行っているんだけど
いつも宿泊となるので、この数回はいいホテルを見つけようと
行くたびにホテルを変えている。
最初はずっと心斎橋そごう前の日航に泊まっていたんだけど
あまりにもウキウキしないんでね。

で、今回泊まったのが、T'POINTというデザイナーズホテル。

tpoint.jpg

ていうか、デザイナーズホテルていう時点で
「お前アホか?」みたいな感じでは確かにあるんだけど。
(どのホテルもデザイナーいるっちゅうねん!
 「そんなデザイナーの中でも、オレらはちょっと違うデザイナーだぜ!」
 みたいな感じ、ものすごくヘン)

広さあたりのコストパフォーマンスはよいと思います。
デカい都市は、1万〜1万5千円くらいだと
「狭ぁー!」っていう感じになっちゃうんでね。

で、デザインやらシステムやら、いろいろ気になったとこあるんだけど
最も悲しい気分になってしまったポイントを一つ。
そらあかん。

泊まった翌日の朝に、大阪の知人と会う約束をしていて
時間も時間なんで、どこもやってないだろから、ホテルの部屋で話そうとしていたんだけど
朝になって「ピンポ〜ン」と来ないなあ、と待っていると
下から電話がかかってきて「上行っちゃ、だめみたい」と困り声。
どうやら、部屋に行ってはだめですよ、ということらしい。
納得いかないので、フロントに行って「どういう理由でだめなんですか?」と聞くと
「そういう規則なんです。理由というか…」という返事。

ハァ?

連れ込み宿みたいになりたくないとか
1人分の宿泊費で泊まっているからとか、まぁそんなとこだろうと思うけど
あんた、朝の9時でっせ! そこにいるの男でっせ!(ゲイの可能性はあるけど)
ていうか、ここホテルでっせ!
誰も損しないじゃん。別にいいじゃん。ぁああああ〜!!

ていうかね
「連れ込み宿にしたくないんです、デザイナーのホテルとしては美しくありたい」
とかいう考えがあったとしてもね
別に入れちゃえばいいわけじゃないですか。

基本的にはそういう規則であってもいいと思うんです。
でもね、状況判断ってできるわけじゃないですか。
フロントも、こっちの目を見て、状況見て、判断できるわけじゃないですか。
もぉう〜、そういうガチガチな感じが、すごくいや。

お前、ロボットか? って、それを感じさせちゃだめでしょう。
ホテルって、そういうとこじゃないでしょう。
ホテルって、基本的な規則があった上で、状況状況の判断で運営するもんです。
このホテルのオーナーも、企画マンも、フロントのロボットも
いいホテル泊まったことないのかなあ。
ホテルはハコで値段取るもんだって勘違いしてる。
なにがしたくて、ホテルの事業をしているんだろう。

デザイナーズホテルもいいですが
見た目のデザインだけじゃなく、あんたらの性根をまずデザインすべきだと思いました。
悲しい。


Posted by eno at January 13, 2006 08:05 PM


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