朝から某市の駅前再開発のヒアリングへ行く。
(もう日付変わっちゃったけど)
今月はたまたま出張が多く、週に1度は新幹線に乗っていた。
ここまでの出張続きは過去になかったんじゃないかなあ。
子どもの頃や仕事し始めの頃は
新幹線に乗ると興奮して、ずっと景色を眺めていたものだが
いつの間にか慣れてしまって、景色を眺めるどころか
車内の時間の80%くらいは睡眠ということも多い。
が、この度はなんとなく、そんなことも意識しながら
新幹線や特急から、ぼおっと景色を眺めていた。
相対的に見たら日本は小さい国なのだろうが
それでも充分に大きい。というか長い。
新幹線はスピードが早いので、どんどんと景色が変わっていく。
大都市、田園、森、山、温泉街、海のある街、工業地帯・・。
死ぬまでに実際に足を運ぶことは、ほとんどないだろうと思われる
いくつもの町や村が、時速200km以上で過ぎ去っていく。
いい景色に出会うと、いつか行ってみたいと思う。
飛行機も悪くはないが、電車が好きだ。
新幹線もいいけれど、夜行列車や、急行列車に乗っていたい。
北海道に行く時も、できれば羽田からではなく、上野から旅立ちたい。
機内食より、駅弁が食べたい。
上空から地上を見るのも楽しいけれど
歩いている時よりちょっと高い位置で、風景が流れていくのが気持ちいい。
枕木の刻むリズム。流れていく踏切の音。
トンネルを抜けて景色が変わる瞬間。
夜中に停車するほぼ無人の駅の寒い感じ。
2004年も終わりが近付いたけど
今年は、初めて行く土地が多かった。
そして、たまたま、飛行機ではなく、新幹線や特急や急行での移動が多かった。
初めての土地に向かうと、頭の中に地図が出来上がる。
その地図に、いろいろな店や景色がマップされる。
いろいろな思い出がメモリーされる。
これは、子どもの頃から変わらない興奮というか、喜びがある。
来年はもっと多くの土地に行けるといいなあ。
日本でも世界でも、どこでもいいけれど
知らない街や、知らない人といっぱい出会えるといいなあ。