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June 29, 2006
Felix, Mr.Last.fm

felix.jpg

Felixは、Last.fmの設立者。
日本のマーケットについてなど意見交換。

このblogで取り上げてからもう1年半近いのか。
時間が経つのって早いなあ。
子どもの頃は、20分の昼休みを永遠に近いくらい感じたのに。

僕は縁の下の力持ちみたいな役割なんで
気楽な立場でコミュニケーション。

音楽というのは、いろいろなものの横にある。
そもそもラジオというのは、そういうものだ。
音楽が中心にある時間が、多いという人もいるが(僕はそう)
マスのマーケットを考えるなら、それは違う。
それがLast.fmの役割であり、発展のビジョンになると考える。

また、音楽というのは個人のprofileにおいて強力な手段となる。
どんなヤツかわからなくたって「このバンド好きなの?」となれば
なんかわかったような気がする。
その人間の存在が、急に自分のエリアになる。

「曲を売る」という、音楽サービスはいっぱいあるが
Last.fmは、どう発展したところで、それらとは構造も思想も異なる。
音楽を通して、何を経験できるかが重要だ。

ところで、イギリスってしばらく行ってないなあ。
遊びに行きたいなあ。じゃない、仕事しに行きたいなあ。

harumaki.jpg

イギリス英語でポケーっとした頭で、生春巻き。
ラスト春巻。(意味不明)

Posted by eno at 01:09 PM
水口哲也

tetsuya.jpg

急に時間が数時間空いた。
メシでも食べようと、周りを見渡すもオフィスには誰もいない。
静かなオフィスで、なんだか寂しくなった。

突然「もうメシ食った?」と電話して、約束。
車で5分の距離は便利だね。
水口哲也と会った。

彼はなんだろうなあ。
なんだかんだで、付き合い長いんだよね。
もう10年くらいかい?
互いにいろんなことがあった。
ありすぎたというくらいあった。
あまり知られていないが、実は戦友でもある。

仕事以外でも、いろいろあった。
一緒に砂漠で旅したり、ワケわかんないドライブしたり
自然災害に遭って、本気で一度死にかけたりした。
あの時はすごい体験したなあ。
死ななくてよかった。

一緒に楽しく男同士ふたりでご飯。
バイブレーションが落ち着いていることを感じる。
すごく穏やかだ。
ノイズが少なく、しっかりビジョンが見えているのだろう。
以前より自由度が増した感じが出ていて、すごく安心した。
あまり考えすぎず、フリースタイルでクリエイティブしてくれ。
自由形で泳いでいるのが似合うと思うよ。

彼との関係は複雑で
書こうとしたら、ここから先、何十行あっても足りないだろう。
だから、書くのをやめる。
そういうの、オレ達には似合わないからね。

Posted by eno at 12:07 AM
June 28, 2006
映画『デスノート』前編

death_movie.jpg

意外と(失礼)面白かった、映画『デスノート』前編。
むっちゃ忙しい中、無理して見に行ってよかった。

既に観た周囲の反応が悪かったので、期待せずに
「ちょっとでも得るものあったらいいなあ」くらいで
観たのがよかったのかもしれないけれど、楽しめた。
ただの「原作そのまま映画化」、だけど「違いがいっぱいでガッカリ」映画
かと思っていたら、そうじゃなかった。それなりに面白かった。
まだ前編だから「それなりに」以上の評価にはならない。

期待しすぎずに観に行けば、それなりに楽しめる作品だ。

前編だけで「うわー、めっちゃ面白!」という映画ではない。
原作がすでに存在し、それを既に読んでいるからだ。
設定だけ活かして、全然違う物語にすれば、そうできるかもしれないが
そうでなければ、そういう映画にはならないだろう。

だから、後編は期待できる。
後編は、ある程度自由に展開できるはずだからだ。
そして、そのために前編はあったのだと信じたい。

ただ、気になるところはいっぱいあった。
いつもは「エンタメだから細かいとこ抜きでオッケー!」
っていうほうなんだけど、やっぱし気になっちゃったなあ。


『DEATH NOTE』ファンとして
めずらしく、中身にちょっとだけ触れたblogを書こうと思っているので
観る予定がある方は、ここから先は読まないほうがいいかと思います。
==少しネタバレしております==


まず、主人公、月の「冷静な天才少年」が描けていない。
最初のバスケのシーンは、運動能力じゃなく「天才さ」を演出する
別のシーンに変えたほうが良かったんじゃないかなあ。
腐った世の中を味わうために行く、ヘンテコな飲み屋だかクラブも
その演出、できたと思うんだけどなあ。
ていうか、あのシーンの時間、月の「完璧」「天才」「冷静」の
どれかに使えたと思うなあ。

そんな理由もあって、映画の月は
「恐ろしいほどに完璧なのかも!」な感じがなく、危うさを感じちゃう。
リュークと喋っていて、ドブに落ちちゃいそうな月だった。
Lも、思いつき推理みたいに感じてしまうところが多い。
だから、「月対L」が、弱いんだよねえ。
ま、月とLの、読み合い、せめぎ合いの緊張感はきっと後編ですな。そう信じよう。

あと、月の「詩織ならわかってくれるさ(たしか)」という台詞はいらなかった。
リュークの「詩織にお前がキラだとわかったらどうなる?」という問いに対する台詞。
それだと、DEATH NOTEを使っているうちに、心変わりした月になってしまう。
月は最初から「目的のためなら…」というキャラじゃないのかしら。

で、最もどうかと思うのが…。
ネタバレと書いても、観ていないのに読んでいる方もいらっしゃると思うので
ボカして書きますが、最後のほうの、オリジナルな物語のシーン。
月がペンを出しかけますが、そりゃずるいでしょう。
ずるいというのは、観客に対して。
ま、それで、ひっかけようというのはわかるんですが、そりゃずるい。
月がそうする理由ないもの、どこにも。
だって、自分で仕組んだ「予定」なんだから。
「誰か」に見せている、というのも、怪しまれる意味ないし。
ずるいとかずるくないとか、そういうミステリマニアみたいな視点を外しても
その行動あり得ないから、ちょっとあかんですわ。

と…、批評っぽくなっちゃったけど、僕は好感持てました。
後半が思い切り楽しみです。
その「自由度」にもよりますが、傑作ができる可能性、あります。
最後のポテチ、「わかってんですよ」てことでしょう。
後編に期待!

death_movie2.jpg

それにしても、ガラガラ。21時からの回だったからかなー?
21時からは1200円なので、お得でした。

Posted by eno at 01:09 AM
June 26, 2006
品川

singingaeon.jpg

先週は行けなかったので
今週こそ自転車ツアーと、羽田空港目指して出発したが
天気予報、大外れで、昼すぎから雨が降ってきた。

山手通りから15号に入って、大森から131号という予定だったが
15号上の鮫洲の辺りでギブアップ。
まだ走れないこともなかったが、この先、降りが強くなると、帰れなくなるため諦める。

だけど、そのまま帰るのもツラいんで
近所にあった、ジャスコの品川シーサイド店へ。
品川って広いですね。
家の周りにはこういう大型スーパーが全くないんですが
なんか、すごかった。すごい迫力だった。
フードコートなんて超満席。
しかも23時までやってるんですね、フードコート。
そこで、焼き鳥と、広島焼きなどを食べる。

osharemajo.jpg

驚いたのは、おもちゃ売り場横にある、ゲームコーナー。
『ラブ&ベリー』、すごいことになってる!!(上の写真)
前に一度、その話題を聞いて、わざわざ見に行ったことがあるのですが
その時に比べて、なんかパワーが違う。
人数も熱気もすごかった。
バシバシ叩く音がすごい。
最初、ゲームコーナーがあるとは知らず、子どもがいっぱい集まっていたので
しかもその熱気がハンパじゃないんで、「誰か来てるのかなあ」とか
「それにしても、ここまで人気な人って誰だろう?」とか思ってたのですが
それが、まさかゲームだとは。
やったね、セガ!

その後、雨も上がっていて、天王洲のほうからグルっと帰って行く。
自転車で東京を移動していると思うのですが
海がある街なんですよね、東京は。
海があって、それによって川もある。
ていうか、そのあたりは、元は海だったわけだ。

sinakawa2.jpg

海岸通りを北に進んでいくと、東京湾に注いでいる川を見つけたので
その雰囲気がよく、川沿いを西へ向かって進むことに。
こんなふうに緩やかで大きな川沿いを、自転車で走ることも、普段はあまりない。
こんな感じで東京湾に注いでいる川って、どこまで行くんだろうなあと考えていると
カミさんが「これ何川?」と訊いてきたが、答えられなかったので
本日、調べてみると、目黒川の河口だったことを知り驚く。

あの川が大崎ゲートシティの横を通って、五反田でJRの下をくぐって
目黒から中目黒に流れ、春になるとソメイヨシノの美しさで
人でいっぱいになるのか! …と繋がるちょっとした感動。
あいつの河口は、こんなデカくて寂しげなものだったか。

と思ったところで、さらに気付く。
それが「品川」の由来の川ではなかったかと。
たしか、そんなことを前に聞いた。
昔は、河口が港として利用もされ「品(モノ)」が行き交っていた「川」だから
「品川」という呼び名が付いたと。

と、知らずと、日をまたいで、東京散策自転車ツアーとなったのでした。
自分の足で移動すると、やっぱりいろいろ知ることできるねぇ。

sinakawa1.jpg

Posted by eno at 07:39 PM
June 23, 2006
悔しい。

japanblue.jpg

楽しかった。
また4年後か。
楽しみだ。

Posted by eno at 06:07 AM
June 22, 2006
あり得ないバンク。

bank.jpg

あり得ない。

わざわざ、このblogを一度日本代表モードにしたのに
それを戻してまで書くことなのか、という気もするが、あり得ない。

ドルを円に替えに行った。
仕事の途中だったが、14時半を過ぎたので切り上げ。
どうして、銀行って15時までなのかしら?
恵比寿の山田ラーメンじゃないんだからとか思いつつ、銀行へ。

会社の経理的な銀行の手続きは任せているし
家のことは、カミさんに任せているので
あまり日頃、銀行に行くことはない。行ってもATMくらいだ。
レストランで言うところの客席というか
ライブで言うところのアリーナーへは久しぶりだ。


外国為替の看板があるほうへ行く。が、誰もいない。
いろんな人が座っているが、誰も声をかけてくれない。
こちらの存在に気付いているだろうに、無視。
まるで、品川で道に迷ったエクアドル人のような扱いだ。

声をかけて用件を伝えると、それはここでない、とのこと。
カウンターの中央あたりにある、整理券を取って待てとのこと。
よく理由はわからないが、これはこちらのミスという可能性もある
あるが、言い方を考えたほうがよいと思う伝え方。

カウンター中央の整理券発券機から整理券を取る。
8人待ちという案内。
キムカツか、ここ?


待つ。待つ。待つ。ずーっと待つ。
そのうち15時になって、入り口が閉まる。
が、まだ待つ。待つ。待つ。

「えぇかげんせぇよ!」とちょっと思う。
15時過ぎてお客さん残っていたらとか、なんか、みんなで対応できないんか?
やっと呼ばれる。しかも機械ボイスに。

機械は「お待たせしました」と言ってくれたのに
僕の目の前の人間は言ってくれない。
言ってくれなくてもいいけど、普通出る言葉じゃないだろうか?


「何のご用ですか?」と聞かれ
「ドルを円に替えたいんですが…」と答える。
すると驚きの返事。
「15時を過ぎるとできないんですよー」。

おかしくねえか?
じゃ、書いておけよ、整理券発券機にでも。
もしくは、為替両替の整理券は別にするべきでしょう。
それに関しては15時までなわけだから。
こっちは知る手段がないじゃない。
ていうか、さっき別のとこで、整理券を取って待てと伝えた人
そんなこと一言も言ってなかったっての。
その時点で14時45分くらいなのに。
その人が事前に教えてくれよ。伝えるべきでしょう。
ということを言うと、さらに驚きの返事。
「誰ですか?」

知らねーよ……。
知るわけねーよ。
「恵比寿支店営業本部第2課係長補佐の平泉洋子さん」とか言うか?
オレはお前の同僚か?
恵比寿支店ファンクラブ会員か?
それとも、そっちのフロアのほうに歩いていって
「こいつです、こいつ、オレに伝えなかったの、こいつ」とか言うべきか?
それなんの意味があるんだ?
誰が悪いとか、そういうことじゃないでしょ?

「そんなのわかんねぇって」と答え
「なんとか方法ないんですか?」と聞くと、席を離れる。
お、なんとかなるんじゃん、とか思って待つと
なにやらパンフみたいなのを持って現れた。

「こちら、渋谷に渋谷支店というのがありまして……」
ハァ?
オレはマジャコングか?
マイク床に投げて、カンカン!ての見たくて言ってるのか?
「渋谷支店……?」
「ハイ……」
えぇーーーっっ? 本気で言ってるぅうぅう。
「やったね! 渋谷はOKなんだ! 急いで山手線乗らなくちゃ
 あ、そうだ。渋谷に行ったらついでにタワレコも行けるしねっ!」とか
オレが言うと思ってるのか??

「渋谷って……」
ショックを通り越して、逆に力が抜けた。
「お客様? 渋谷というのは隣の駅で、駅前にハチコーというワンちゃんが…」
とはさすがに言わなかった。

結局、きちんと自分の心にこみ上げてくるものを整理して
初ライブのアイドルのMCのような気持ちで
「私が今思っていること」を行員に伝えていると
隣から「やっかいなお客さんは私です」みたいな人が現れ
結局は、両替していただいた。
ありがとうございました。

が、おかしい。
あり得ない。
いろんなことが。

「銀行って……」とかよく言うけど、こりゃひどい。
どういう社員教育してるの? どうやって採用してるの?
家の横にあるコンビニの舌足らずの深夜のバイトだって
レジを1人でも待たせたら「おまらせしらしや」って言うぜ?

ちょっとあり得ない。
もし、銀行の方が読んでいたら、考えていただきたい。
普通じゃないですよ。
もしかしたら、80年代とかは、みんなそうだったかもしれない。
だけど、バブルの崩壊も経験し、世代も代わり
日本のサービス業は変わっていったんですよ。
取り残されています。

銀行名が特定されるので、写真は悩みましたが
本気で個人も法人も長い付き合いなので、しっかりしていただきたく
載せさせていただきました。

こっちはお客さん……とか言うつもりはない。それ以前の問題だ。
上に個人も法人も……とか書いたのも、そういう意味ではない。

しっかりしようよ。
1人の人間として。
法人として。

あり得ないって。

なんだか、怒りを通り越して悲しくなってきました。

Posted by eno at 04:35 PM
June 21, 2006
慌ててサッポロ。

speedtaxi.jpg

久々に焦った。

昨晩、札幌に打ち合わせへ行った。
打ち合わせが終わって、遅い晩飯の後、ホテルに戻るとすでに夜中の3時。
ホテルのチェックアウト予定が6時ちょい。
11時から東京のオフィスで、モノマガジンの取材があるからだ。

と、3時。
場所はホテルの部屋。
ホテルで横になりながら、ワールドカップだニュースだと時間を潰す。
寝てはいけない。
が、寝た。
きっと5時頃。(もうちょいだったのに!)
気付くと6時半。

さあ困った…。
落ち着こうと煙草をくわえるが
「いや違う!」と、慌てて部屋を出てチェックアウト。
ホテルの玄関を出る。
予定の列車は札幌をすでに出てしまっている。
「どうしようかな…」と煙草をくわえ、再度中止。
玄関にはタクシー。
それしか手段もなく、タクシーに向かい
「50分で行けるなら乗る」と乱暴な交渉。

町をぶっ飛ばし、高速へ。

飛ばす!
飛ばす!
飛ばす!!

140km/h

雨が降っているので、ちと危ない。
が、飛行機に間に合わないも、それはそれで危ない。

空港のちょい前くらいで、JRの線路と併走。
乗る予定だった列車を抜かす。

やー、なんとかなるもんですな。
札幌市内から、新千歳空港まで、本気で飛ばせば
40分ちょっとで着くんですな。
(上の写真はターミナルに着いてやったね!の瞬間)
いいことを知った。
ま、早朝ってのも大きいんだけどね。

ありがとう、運ちゃん。
おかげで、カミさんへのチョコレートのお土産が買えたよ。

tarabasushi.jpg

たらば鮨も買えました。

Posted by eno at 11:45 PM
June 19, 2006
ドルトムントの……。

vsbrazil.jpg

次の最終戦、日本対ブラジル。
日本はブラジルに2点差以上取って、勝たなければならない。
条件は細かく付随するが、最低限それが必要だ。

決勝トーナメントへのグループFからの進出条件。

こんな厳しい状況、無茶な条件、今まであっただろうか?
「対戦相手はブラジル。そのブラジルに2点差を付けて勝つ」ということ。

なんにせよ、あのブラジルに勝たなければならない。
そして、2点差付けて勝つ、ということは、当たり前だが2点以上取らなければならない。
1点でも取られたら、なんと、3点以上取らなければならない。

そして、それができたとしても、同時刻に行われる、クロアチア対オーストラリア戦で
オーストラリアが勝てば、それで終わってしまう。
同点だったり、クロアチアが勝ったとしても、日本対ブラジルのスコア結果によって異なる。
(勝ち点→得失点差→総得点数→直接対決成績で決まるため)

…いや、そんなことはいい。
クロアチア対オーストラリア戦は、どうにかできるものではない。
それより、最終戦のブラジルとの試合結果の条件が、ここまでになるとは…。

もちろん、負けたり、引き分けではだめだが
「奇跡! ブラジルに1-0の勝利!」もだめ。
「歴史に残る快挙! 2-1でブラジルに勝利!」もだめ。
こりゃすごい条件だ。

もちろん、ブラジルが、決勝トーナメントに既に進出決定しているというのはある。
怪我はさせたくないだろう。温存も考えるかもしれない。
だが、負けなんて許される国ではない。しかも、2点差以上での負けなんて。
控えが出るかも…なんて言っても、ジュニーニョ、ロビーニョ、ジウベルト・シウバ…。

ということで、すごいことになった。
木曜深夜(金曜早朝)の、六本木ヒルズ映画館での観戦も楽しみだ!

奇跡のドラマの舞台は完全に出来上がったじゃないか!
そのためのこの展開だ! 盛り上がる最高の演出じゃないか!!
(いや…、言ってて…さすがにどこか風が吹いている感じはあるんだけど…)

このドラマがハッピーエンドだった時は、なんて呼ばれるのだろう。

ドーハの悲劇。
マイアミの奇跡。
ジョホールバルの歓喜。
ドルトムント(試合場所)の……なんだ!?
ブラジルに2点差以上で勝って、決勝トーナメント進出…なんて、どう呼べばいいんだ?

オリンピックで1-0の、ブラジルからの勝利で「奇跡」だもんなあ。
奇跡以上の、ビックリ&勝ったぜっていう、呼び方ってなんだ?
奇跡以上にあり得ないこと…。

ドルトムントの……非現実!
ドルトムントの……超常現象!
ドルトムントの……超新星スーパーノヴァ!

うわぁ、そんくらい大変なのか…。
楽しみだ!!!


※日本対ブラジルの結果を元にすると、詳しくはこんな条件です。(ミスがあったらごめん)
=======================================
日本    - ブラジル   :2-0
クロアチア - オーストラリア:1-0、もしくは、2-1
=======================================
=======================================
日本    - ブラジル   :3-1
クロアチア - オーストラリア:0-0、もしくは、1-0、あるいは、2-1、はたまた、3-2
=======================================
=======================================
日本    - ブラジル   :3-0
クロアチア - オーストラリア:1-0、もしくは、2-0、あるいは、同点
=======================================
(これ、テレビでの解説、大変だろうなあ)

ちなみに、日本がブラジルに2-0で勝ち、クロアチア対オーストラリアが3-2だった場合とか
日本がブラジルに3-0で勝ち、クロアチア対オーストラリアが4-2だった場合などは
勝ち点、得失点差、総得点数、直接対決成績が全て並ぶので、くじ引きとなる。
くじ引き、て……。

Posted by eno at 05:40 AM
June 18, 2006
今日が勝負だ!

japanwins.jpg

いよいよ今日だ。
日本VSクロアチア戦。

勝たなければならない試合。
前回のオーストラリア戦も勝たなければならなかったが
今日は、ほんとに勝たなければならない。

クロアチアもブラジルに負けているため
早めから、点を取りに来るだろう。
もちろん、日本も同様。
互いに点を取りに行く試合。
そこが勝負だと思う。

オーストラリア戦は残念な結果だったが
後で思い返せば、それは奇跡の序章なのかもしれない。
早めに負けを味わったことで、チームが一丸となったのだ
1戦目で負けてよかったと、解説されるかもしれない。

明日、負けると嫌なことが3つある。
1つは、もちろん、日本の挑戦が(ほぼ)終わってしまうこと。
つぎに、セルジオ越後の愚痴を聞かされること。(明日テレ朝中継)
そして、六本木ヒルズで観るブラジル戦……。

Posted by eno at 01:13 AM
June 16, 2006
セントマーティン島

st_maarten1.jpg

前からどうしても行きたいビーチがある。
それは、セントマーティン島のマホビーチ。

上の「なんだこりゃ写真」は合成ではない。
映画の撮影でもないし、航空事故の瞬間でもない。
これが「日常」。非現実の日常は素晴らしい。

「危ないから移転」とか「ビーチ禁止」とかなったら困ってしまうので
早く行かなければと思うが、行く機会がなかなか作れない。

こういうのは、男の子のほうが、女の子よりも
何倍か惹かれるものがあるだろう。
「乗り物」に、男子は弱い。
自分よりデカい動くものに、男どもは弱い。

セントマーティン島は、カリブ海にある。
ニューヨークか、マイアミから乗り継ぎなので、結構時間がかかる。
が、それでも行きたい。
カリブ海のリゾートは、飛行機抜きでもステキだろうから
それを目的に、いつか家族旅行に提案したいと思っている。

ちなみに、空港の名前は「プリンセス・ジュリアナ空港」。
セントマーティン島は、フランス領と、オランダ領にわかれているが
このビーチ&空港があるのは、オランダ領のある島の南側。

コロンブスが発見してから500年以上。(上陸はしていない)
すごいビーチがあるものだ。

下のリンクは動画。
動いているのを見ると、もっと迫力あるよ。

セントマーティン島の動画−1(YouTube)
セントマーティン島の動画−2(YouTube)
セントマーティン島の動画−3(YouTube)

st_maarten2.jpg

Posted by eno at 12:31 AM
June 15, 2006
作曲スランプ

chord.jpg

いい曲ができない。
めずらしく困った。

今やっているプロジェクトの
曲を担当し、作曲・編曲&打ち込みをやっているんだけど
どうにもいい曲ができない。

blogの更新がなかったことの弁解ではない。
が、それが忙しい最大の理由だったりする。
うーん。

曲を作るのは、僕のメインの仕事ではないので
なんか、「たまに遊びにいく場所」みたいな感じで
すごく嬉しいし、楽しんだけど、うまくいかない。
あれー?

「曲を作る」ということ
それが、これだけうまく進まないのは初めてだ。
いつもだったら、その「たまにいく」ウキウキで
ウキウキしているうちに、ベースができちゃう。

それがうまくいかない。

理由は、たぶんテンションだと思う。
どこか、楽しく作れない、なにかがあるんだろう。
自分で自分を見ても、そんな感じに思えないんだけど。

曲作りはそれがツラい。
企画とか、デザインなら、なんとかなる。
相当落ち込んでいたりしたら別だけど
うまく切り替えて、持って行ける。

だけど、曲は、それができない。

もちろん、好きな曲を作る、というわけではなく
仕事としての曲だから、そのへんが難しいんだけど。

いつもは、静かじゃないとイヤなので
夜から朝にかけて曲を作るんだけど
もう時間もなくなってきたので、今日は朝から作曲、編曲。
もしかしたら、明るい時間に作るべき曲なのかも
とポジティブに切り替えて、がんばろうと思う。

日本代表のせいにはしない。

emu.jpg

Posted by eno at 04:44 PM
June 09, 2006
スルーパス失敗

japan_australia.jpg

ついに来週の月曜は、日本対オーストラリア戦だ。
最も大事な初戦が、ついにやってくる。

もう、たった3日前ということで、いつもであれば
ウキウキ・ワクワク100%の状態なのだが
今回は1つ悩みがあった。

というのも、今から約1ヶ月前のこと。
僕は今は仕事していないのだが、会社としては(別のメンバーが)
仕事させていただいており、僕も以前はさんざんお世話になった
クライアント様と会食をすることになった。

先方のクライアント様はかなり忙しい方でして
次に空いているのが、6月12日か13日というメールが来て
「1ヶ月先まで埋まっておりますか!(原文ママ)」
と、その「埋まり度」&「忙し度」に、目を奪われたままの返事をし
1ヶ月先のワールドカップのスケジュールなど
チェックすることを忘れていた。
(スケジュールにも、さすがに入っていないし……)

3日後、連絡があり、「12日(月)の20時から…」とのことで
「ここまで忙しい方とメシを食べるのは大変ですのぉ」などと
のんきに感心し、気軽に返事を返していた。

気付いたのは翌日のこと。
スポニチのウェブサイトで、何気なく日本代表のスケジュールを見ると
なんと、その日じゃありませんか!

戦う。
日本代表の前に自分が戦う。

今からだったら、まだリスケのお願いもできるんじゃないか?
でも、「その日って…」っていうのが、どこかでバレバレるんじゃないか?
それじゃ、ビジネスマンとして失格なんじゃないか?
そもそも、その日だから、スケジュールが空いていたんじゃないか?

ビジネスマンの自分対サッカーファンの自分。
いつの間にかキックオフ。
早速1点のビハインド。

実践中にイメージプレイ。
先方に電話するシミュレーション。


「あのぅ、12日の会食の件なのですが…、数日前にお返事をさせていただいたばかりで
 誠に申しわけないのですが、こちらの勝手ながら、別の日に変更させていただく
 というのは、可能でしょうか…?」 
秘書の方
「えぇと、○○は、次に空いているのが○月の○日となりますが、よろしいでしょうか」

「えぇ(喜び)、もちろんです(すでに決勝トーナメントまでチェック済み)!
 ほんとうにすいません…」

その後、秘書の方は、お会いする方に伝えるだろう。
そして、「何故だろう?」とどちらかが気付くだろう。
ワー! だめだーー!!!
っていうか、気付く、気付かない、っていう問題じゃない。
「どっちが大事なんだ、お前!」っていう話しだ。
戦うのは自分対自分なんだ。

わーー!
わーーーー!!

と、結局、そのままにすることを判断した。
ビジネスマンである自分を選んだわけではなく
1度OKして空けていただいたスケジュールを変更するなんて
そんな失礼なこと、許せなかった。

というまま、本日がやってきた。
あと3日。

月曜の予定を確認するやりとりのメールがあった。
問題なく、そのまま12日月曜日の20時からだそうだ。

うん、それでいい。
何故かモニタが滲むが、それでいいんだ。(大げさ)

20時から…で、2時間半会食して、急いで帰れば後半見られるじゃないか。
3時間会食したらだめかもしれないけれど…。
その後、飲みに誘われたとしても、ビデオ録画するからいいじゃないか。
情報、遮断すれば、リアルタイムで見る気持ちでビデオが見られるじゃないか。

ここで一抹の不安……。

会食も終わって、お茶なんぞ飲んでいる間に
「日本、1点、取ったみたいですねえ…」なんて
ケータイで知って、報告があるかもしれない。
12日でOKするくらいだから、そこまでサッカーが好きだとは思われないだろう。
それより、その後、飲みに行くことになったりして
試合結果まで報告されてしまうかもしれない。

そうだ!
これだけは言おう。
これだけは伝えておこう。
気軽なメールで、お茶目に伝えよう。

そして、その日がワールドカップの日本の初戦であること。
会食中にキックオフの時間が来るということ。
申しわけなくも、サッカーが好きで、ビデオ録画する予定なので
サッカー情報だけは、できれば勘弁いただきたい…ということ。
でも、ちゃんとビデオ録画しているんで、ゆっくり会食もできます。
(なんか、今思うと、バカみたいなメールだな…情けない)
みたいなことを、お伝えした。

それから数時間後、返ってきたのが下のメール。

mail060609.jpg

わー!!
ビジネスマン失格だー!!!!!!

結果的に、微妙な姑息なリスケ依頼になっとるやんけ!
だったら、もっと早く言えよっていう…。
ゴール直前で「おいパスかよ!」みたいな。
正直に好きな人に自分の気持ちが伝えられない男みたいな。


初戦の前に負けました。
せめて、日本は勝っていただけること、信じております。

zico.jpg

Posted by eno at 07:54 PM
June 08, 2006
札幌

sapporo1.jpg

昨日は東京から名古屋、名古屋から札幌に行って宿泊
午前中打ち合わせして昼に発ち、夕方に東京に戻る。

今日の夕方には、東京にいる必要があったので
札幌での打ち合わせを午前中に設定(昼に発たないと間に合わない)。
てことは、セントレア(中部国際空港)もできたことだし
前の日の名古屋から、そのまま飛行機で行くのがよいだろう…と思うも
名古屋の打ち合わせが終わるのが18時過ぎ。
打ち合わせ場所からセントレアも近くはないんで19時半着として
果たしてそんな便あるんじゃろうかと、調べると
セントレア発20:20→新千歳空港着22:00という便があったので
そのまま勢いで予約し……たのはいいんだけど
そんな遅い時間は、新千歳空港からちょうどよい快速はなく普通列車。
結局札幌の駅に着いたのは23時半で、そこからホテル。
ドッキリするくらい、札幌は遠かった。
だって、名古屋の打ち合わせ場所を出てから5時間以上かかったんだもの。

sapporo4.jpg

札幌には、今やっているプロジェクトの
アシスタントデザイナーをリクルートというか、面接というか、打ち合わせ。
「たった一人に会うだけで札幌」というのも、どうかと思うが
それで半日つぶれようが、いくらかかろうが
その人が札幌にいるんだから、仕方がない。

仕事はメールでできても、「きっかけは顔合わせ」が重要だ。
先方の考えていることを聞き、スキルを見て、仕事の説明をして…が
もちろんメインなんだけど、本当に重要なのはそれ以外の時間。
本題に入る前、1時間くらい、どーでもいい話しをする。
どんなマンガが好きだとか、ペンやノートはこれがいいよねとか。
最近身の回りで起こった良かったこととか、悪かったこととか。

そういう会話の中で、互いの趣味や嗜好、仕事に対するスタンス。
抱えている悩み、抱いている夢、主となるモチベーションを確認する。
こっちも確認される。確認してもらう。
そのやりとりが重要であるから、顔を顔を合わせないといけない。
最初も途中も、急にだって。

しかし、札幌は遠い。遠かった。
笑ったのは、昨日の夜遅く着いて、寒かったこと。
「寒いのかよ!」と、札幌駅を出たとこで一人で札幌に突っ込んでしまった。

sapporo3.jpg

やっぱ札幌は期待を裏切らないなぁとか思いながら
札幌駅からホテルまでとタクシーに乗ると、運転手さんが
「よさこい祭りに来たの?」(どうやら昨日かららしい)と聞いてくる。
よさこい? よさこい……と、どう考えても意味がわからず繋がらない
「よさこい」=「夜さ来い」で、確かに札幌に着いたのは夜中なんで
それは合ってるんだけど、それはどう考えても高知県。
「浅草のサンバカーニバルみたいなものかしら?」とか、考えていると
「年々来る人も増えてきてねー、今日の夜も町に人がいっぱい出てるねー。
 お客さんみたいにね、仕事終わってから夜に来る人も多いんだよね」
と、勝手に「祭りファン」&、本当に「夜さ来い」にされてしまって戸惑う。
最初は千人にも満たなかったんだけど、今は数万人が踊るとか
どうでもいい情報ながら、「数万人が踊るってどういうことだ?」と
微妙に興味がわいたところでホテルに着く。

聞くと「正式にはYOSAKOIソーラン祭り」とのことでちょっと納得する。
でも、続いて話しを聞くと、それはダンスの大会ということ。
「じゃ、祭り、じゃないじゃん」と心で突っ込むも
その踊る音楽にソーラン節が入っていればよいとのことで
「だったらYOSAKOIは関係ないんんじゃないの?」と返すと
正確には、ちょっとだけでも「よさこい節」か「ソーラン節」を使うルールで
それはどうでもよく、メインは集団でやるダンスを競う大会であるとのこと。
ますます、どのへんが「YOSAKOI」で「ソーラン」なのかわからなくなり
やっぱり「祭り」じゃなく「ダンス大会」……とか思っていると
「すごい人気で、今は札幌だけじゃなく全国に広がってるんだよ」って
ますますアイデンティティがわからなくなり、どうでもよくなった。

sapporo2.jpg

そんな札幌から帰ってきた。

Posted by eno at 07:49 PM
June 06, 2006
ordinary world

durandurandvd.jpg

新幹線の中では、することがないので
最近、またDVDを見ることが多くなった。
といっても、映画ではなく、ライブのDVDを多く見る。

この日は、買ったばかりのDURAN DURANのライブDVD
『DURAN DURAN LIVE FROM LONDON』を見ていた。
(CDも付いています。もうこういうのってiPod用よね)

新幹線の机が、PowerBookにちょうどよい。
こちらは、LIVE FROM LONDONっていうことで
ウェンブリー・アリーナでの、2004年のライブなんだけど
(17年ぶりにオリジナルメンバーで再結成したときのライブ)
新幹線の中で、ちょっとしたウェンブリーとの一体感を感じていた。

HUNGRY LIKE THE WOLFだの、UNION OF THE SNAKEだの
A VIEW TO THE KILLだの、NOTORIOUSだの、THE REFLEXだの…と
懐メロ感覚溢れる、名曲ぞろいなので楽しめた。
昔はアイドルバンドだったわけだけど、楽曲が良いから
いろいろメンバーが脱けたり、入ったりはあっても、長く続いているねー。
よく考えたら、解散は一度もしていないんだよね。

さて、DURAN DURANは上のいろんな曲も好きなんだけど
93年…その時は、もうオリジナルメンバーではなくなっているんだけど
バンド健在を示した、久々のヒット曲となった「ordinary world」が好きだ。
この曲は本当に美しい。いつ聴いても心に響く。心に届く。
なにかのCMにも使われてし、ヒットもしたから、知っている人も多いと思う。

最近、あまり聴いていなかったが、DVDで久しぶりに聴いた。
メロディもギターの泣かせるフレーズもいいんだけど、歌詞もよい。

著作権の問題あるんだろうけど、サビ

But I won't cry for yesterday.
There's an ordinary world.
Somehow I have to find.
And as I try to make my way
to the ordinary world.
I will learn to survive.

というような歌詞なんだけど
別れた女とのストーリーだと思って聴いていたわけです。

過去は過去として捉えて、断ち切ることも
今日を生きていく上では大切なことだと。
乗り越えて生きていくと。

ordinaryというのは、日本語に訳すのが難しい単語ですが
ordinary worldというのは、ありふれた世界、でも、普通の世界でも
ちょっと違うんですよね。(「ありふれた」がどちらかというと近い)
上にあるよう、歌詞をちゃんと捉えると。

誰かがいなくなった「過去」=そこには、その誰かと自分もいた世界があるわけだけど
もうその誰かはおらず、そして、その過去は過去として断ち切り
過去を、もう悲しまないという決意をしたわけです。
これからの毎日を生きていくために。
そして、目の前にはordinaryな世界が広がっている。
単なる、ありふれた、普通の、ordinaryな日常の世界なんだけど
Somehow I have to find. どうにかそれを見つけよう。
have toとまで言わなければならないところで、つらさと意志が伝わる。

と、そんな構成的にもうまく捻った、よくできた歌詞で、好きな歌だった。
美しく、そして悲しい、恋愛の歌だなあと、過去に何度も聴いた。

相手のことを歌うわけではなく、その思い出を歌っているわけでもない。
今日の自分を歌っているところが、ラブソングとして好きだった。

Once prompted you to say pride will tear us both apart とか
Where is my friend when I need you most? Gone away. とかいう歌詞で
単に別れたのか、死んじゃったのかわからないけど
これって、「サイモン(ボーカル)の実話に基づいていたりするのかなあ」とか
そんなことをヒット当時、考えていた。

そんなことを久しぶりに思い出しながら、新幹線でDVDを見た。
DVDを見ながら、曲に合わせ、中に入っていたメンバーの楽曲に対するコメントを読む。

ライブも中盤の終わり、大好きな「ordinary world」が始まる。
ウェンブリーの観客はちょっと年齢層高めだけど、前だったらこういうバラードは
ライターに火を付けて振っていたのが、携帯電話の画面の明かりだったり。

いつ聴いても美しい、イントロのギターに感動しながら
サイモン・ル・ボンによる、楽曲解説を読む……。

そこで衝撃!
そしたら、この曲、実話じゃないですか……。
しかも、その相手は「恋人の女性」とかではなく、デイブという友達の話。
70年代の後半に、一緒にパンクのライブに行ったような仲だったが
人生につまづいて、ヘロイン中毒になり、1986年に亡くなってしまったそうだ。

そこで、上の歌詞が、グラっと変わる。
ピタっとハマる。
大切な彼だったが、逝ってしまったことを認め、もう落ち込まずに
自分の人生を生きようと思った、サイモンの決意の曲だった…。

もう10年以上も聴いている大好きな曲の、そんな衝撃の事実を知って
ちょっと動けないでいるまま、ヘッドフォンからはサビが流れてくる。
(上の写真は衝撃の事実を知る前)
DVDの画面を見ると、サイモンが心を込めて、歌っている姿が見える。

涙が出てくるわけですよ……。
涙が止まらないわけですよ……。

だけど、そこは新幹線の中なんですよ。
隣には弁当食べている、おっさんが座っているんですよ。

だけど、涙は止まってくれないんですよ。
だけど、どう考えても、新幹線の中でマック立ち上げて
DVDでDURAN DURANのライブ見ながら、泣いてるやつってヘンなんですよ。

ライブ見て泣いているのは、完全に場違いなんですよ。
オレの周りに広がっている世界が、それこそordinary worldなんですよ。

いやぁ、ちょっと、ふいをつかれました……。
まいった。

livefromlondon.jpg

Posted by eno at 08:30 PM
June 02, 2006
情報修正

情報修正。

昨日のエントリーで(HILLS CUP)
W杯観戦@ヒルズ映画館の話題がありまして
「今回は夜遅いので…少なくともブラジル戦なんかは
 public viewing的なものはないかと思われますので」
などと、深く調べもせず書いてしまいましたが
何人かの方々から「あるよ」というメールをいただきました。
(ご連絡をくださった方々にお礼を申しあげます)

あるそうです!(ちゃんと調べとけよ)

ていうか、いっぱいあります。
全試合、全国、あちこちの会場であります。
(※詳細は下記)

ていうか、すごいですね。
そんな夜中に屋外で音出しちゃってOKなの?

あと、内容もすごい。
例えば、埼玉スタジアム。
宮沢和史のライブ、応援歌「サムライブルー」のZZのライブ(誰?)
DJ KAYAとDJ TORAのDJ(トランスの人だよね)
応援団にほしのあき、小阪由佳・玲奈・白鳥百合子(よく知らんけど)
サプライズゲストによる国歌斉唱。
ま、こちらは、よく知らない人も多いんだけど
なかなか盛りだくさん。
サブ会場で、代々木競技場第一体育館も決まったとのこと。

で、こちらが、ちょっとターゲット。
リキッドルームでのpublic viewing。
DJ石野卓球、田中フミヤ。(オーストラリア戦)

あれー?
行くべきはこっち??

あれー?
四方からなにか飛んできてる気が…。
いやっ!
違う!
違うぞ、みんなっ!
落ち着け、落ち着け…。

映画館のスクリーンは大きいって。
映画館の音響は素晴らしいって。
ね。ね。
そんな、サッカー=島唄なんて図式、安直じゃん。
ほしのあき、見たいか?
ね。ね。

え、映画館で盛り上がろうぜ…。

え?
卓球のDJ?
う…。
すげぇ聴きたい!
だけど、1試合しか(それがヒルズ)外で見れないんで…。
ほんとは、こっちだったかなァ…。
いや、ウソです。ウソ。
!!
いたたたたた…。
(ちなみに、TOHO CINEMASも東京だけでなく全国でやるそうです)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

6/12(月)開催 [オーストラリア代表 vs 日本代表]
キックオフ:10:00PM
★埼玉スタジアム2002:開場 8:00PM
★CLUB CITTA’:開場 9:00PM
★velfarre:開場 7:00PM
★Vanilla:開場 8:00PM
★LIQUIDROOM:開場 8:00PMnew
★千葉ポートアリーナ:開場 8:00PM
★静岡スタジアムエコパ:開場 8:00PM
★大分スポーツ公園総合競技場:開場 8:00PM

6/18(日)開催 [日本代表 vs クロアチア代表]
キックオフ:10:00PM
★埼玉スタジアム2002:開場 8:00PM
★CLUB CITTA’:開場 9:00PM
★velfarre:開場 7:00PM
★Vanilla:開場 8:00PM
★LIQUIDROOM:開場 9:00PMnew
★千葉ポートアリーナ:開場 8:00PM
★静岡スタジアムエコパ:開場 8:00PM
★大分スポーツ公園総合競技場:開場 8:00PM

6/22(木)開催 [日本代表 vs ブラジル代表]
キックオフ:翌4:00AM
★埼玉スタジアム2002:開場 10:00PM
★CLUB CITTA’:開場 深夜0:00AM
★velfarre:開場 11:00PM
★LIQUIDROOM:開場 深夜0:00AMnew
★静岡スタジアムエコパ:開場 11:30PM

Posted by eno at 12:23 AM
June 01, 2006
Blue Potential

jeffmills.jpg

楽しみにしていた、Jeff MillsのライブDVD(CD付き)
Jeff Mills Live - Blue Potential』を買った。

このライブは、世界的なDJであるJeff Millsが
フランスのモンペリエ国立管弦楽団(誰だそれ)と共演したものである。
テクノのビートと、クラシックのサウンドを
作曲家でもあり、DJを行う、Jeff Millsというアーティストによって
アンサンブルしようという試み。

80名に及ぶオーケストラと、DJの共演は、それを聞いただけで興奮である。
フランスの遺跡、ポン・デュ・ガールという、ライブの舞台も素晴らしい。
その歴史的なパフォーマンスを見てみたいと
楽しみにDVDを買った。そして見た。

そしたら、あまり良くない。
すごく残念だ。
内容が良いのに、本当にもったいない。
Jeff Mills本人は、このDVDの仕上がりをどう思っているんだろう。

jeffmills2.jpg

練習不足なのか、実力不足なのかわからないが
「オケがちょっとナァ」という感じなのは、まぁいいとしても
(本気でうまいオケなんて、世界中にいくつかしかないからね。
 CDとDVDのおかげで、それに慣れちゃってるのも考えものだけど)
SoundのMixがよくないですよ、いくらなんでも。

野外ライブというのもあり、オーケストラ部分は
ものすごくアンビエントを含んでいる。
当たり前だけど、DJ(リズム)の部分は、そのままデジタルだ。
それをライブ会場で聴いたら、良いんだと思う。
混ざるんで。
生のオケの音も、DJのスピーカーから出る音も
同じ空気を通って、同じようにあちこちに反射して
オーディエンスの耳に届く。

だから、このDVDも同じようにデカいところで
例えば野外で、爆音で聴いたら楽しいんだと思う。
どっちも自然のディレイとリバーブがかかるわけで。
だけど、DVDでそれをやっちゃいけないんじゃないの?
普通、部屋で聴くとか、ヘッドフォンで聴くわけで。

だから、ライブアルバムなんかは
うまいことアンビエント混ぜて、ライブ処理を行うわけだ。

あともう1つ。
なんか、独特のリミッターがかかっていて、それが良くない。
オケから、ビートが入って、オケ+ビートになるとき
ガクんとヘンな感じになる。
ていうか、リミッター。
オケのみの部分とか、基本もっと低くなっちゃってもいいから
ダイナミズム欲しい。
足し算にならず、割り算になってしまっている。
全然ノレない。納得いかない。

野外という会場で聴く興奮、二つの異なるサウンドの生むグルーヴ
それを感じられるDVDにして欲しかったなあ。

だって、この偉大なる試み、このライブで最も重要なキーワードって
「融合」でしょう?

bluepotential.jpg

Posted by eno at 01:40 PM
hills cup

hillscup.jpg

ワールドカップもだんだんと近づいてきたので
仲間内で「どこか1試合くらい一緒に観よう!」と盛り上がり
貸し会議室を借りようとか、ホテルの会議室だとか
とにかく「大勢で観るぜ!」ということになった。

が、なかなかそれが難しい。
いろいろ候補を探したんだけど
今回、試合の時間がどれも夜中…ブラジル戦なんて早朝ということもあり
どこも時間外(だいたい21時まで)で、借りることができず…
…「う〜んどうしよう」と悩んでると、エェもん発見!

W杯観戦@ヒルズ映画館!!
これだァ!!!

来週からの映画のスケジュールを見ようと
たまたまウェブを開いて発見したわけですが
六本木ヒルズにある映画館、TOHO CINEMAS Roppongi Hills。
なんと、全試合、生!
しかもScreen 7!
ヒルズで一番大きいスクリーンですよ!

ちょっと前に書いたIMAXには負けますが
縦8.4m、横20.2mの巨大スクリーン!
644シートで、超盛り上がり決定でしょう。

今回は夜遅いので…少なくともブラジル戦なんかは
public viewing的なものはないかと思われますので
ヒルズの映画館で観るのが、最大の盛り上がり方法ではないかと。

デカいスクリーンで、デカい音で、大勢で観れば
もう、そりゃ盛り上がるでしょう。
ゴール入れたら、もう大変なことになるだろうし
決勝トーナメント進出の決定の瞬間なんて、すごい騒ぎでしょう。

というわけで、サッカー好きの皆様!
6月は、六本木ヒルズで観戦で決定!

ウェブでチケット取れますよ。

ちなみに、この数日で、チケットだんだん無くなってきているのでお早めに。
(さすがに早朝のブラジル戦はまだ余裕あるけど)
まだあまり知られていない情報、ということだけだと思いますので
こうやって取り上げられていくうちに、すぐに無くなっちゃうでしょう。
急げ!
そして、騒げ!
踊らにゃ、そんそん!

hillscup2.jpg

Posted by eno at 12:01 AM