『SKETCH SHOW』が、じわじわ来てる。
SKETCH SHOWは細野晴臣と高橋幸広による新しいユニットだが(CDも売ってます)
僕はドスっとYMO(yellow magic orchestra)で育っているので、なんだか、そりゃ反則というか
普通に好きとか、いいね、とか聴けない感じがじわじわ来てる。
なんというか、昔の友達に会ったというか
子どもの頃食べていたお菓子を食べたというか
それは、もちろん「古い」とかそういうことではなく
単に「懐かしい」というだけでもなく
あまり他には無い感覚である。
ポールのライブに行ってビートルズのナンバーを聴く、その感じともまた違うし
ガンダムSEED見たって、なんとも感じない。
なんか、本来の意味で言うところの「VIRTUAL」があるんだろうなー。
と、いつの間にか、聴く回数が増えている。
何故か、「仕事にやる気が出る」とい効能まで発見した。(本当)
僕の中の何かと繋がっているんだろう。
ちなみに、SKETCH SHOW聴きながら
ちょっと懐かしいんだけど、新しくもある、こんなゲームをプレイすると
なんか、こう、キュっとくるものあります。
早い。
もう、年末とか言っている。
ラジオから「もう今年も残すところ」と聞こえてくる。
コンビニに「クリスマスケーキは」とかいうポスターが貼られている。
こりゃ、参った。
ちと早い。
カミさんも、「クリスマスツリー汚れたから、新しいの買う」とか言っている。
なんでだ、なんでだ、早すぎるぞ。
毎年、思うことだけど
夏までは、ゆっくりだ。
だけど、夏を過ぎたら、駆け足だ。
「感じ」としても、そう感じるし、さらに周りが早足になるから、なお早い。
慌てさせんな、まだ11月だ。
それと言うのも、11月に大したイベントが無いことに大きな理由がある。
運動会もハロウィンも、終わったら、もう年末気分。
ケルト暦も後押しだ。
タクシーの運ちゃんだって「今年は・・」なんて、もう今年を総括している。
やめてくれ。
まだ、11月だ。
もう、11日だけど。
11月の11日は、オレがカミさんの実家に行って「娘さんを」などと言った日らしい。
昨日、カミさんにその超難問を出題され、さっぱりわからなかった。
オレにとって、11月11日は「ポールマッカートニー東京公演」で完璧に塗り替えられていたようだ。
あぁ、今晩が楽しみだ。
それはともかく、あと50日もあるじゃないか。
1年が365日だから、13%くらい、まだ残っている。
1日にしてみたら、夜の9時くらいだ。
まだ、「午前様がどう」とか言うには早いだろう。
「ガキの使い」が終わって、日曜も終わる、そういうもんだ。
「ビフォーアフター」が終わったくらいで、ベッドには入らない。
だけど、外は寒くなっていく
朝の空は澄んでいる。
街は少しずつ賑やかになっている。
高ぇー!は「たっけぇー!」と呼びます。
久しぶりにこの言葉を口にした。
先日、丹下健三さんの本が発売されたと聞いたので
僕は興奮しながら、夜中に久しぶりに青山ブックセンターに向かった。
丹下健三さんは、1913年生まれですので、もうほぼ90歳!
の僕の大好きな建築家です。
東京カテゴラルから、新宿のパークビル、表参道のハナエ・モリ・ビル
(あれが1978年のデザインとは!)
僕の大好きな246沿いの国連大学ビル
そして、球体の展望台が斬新なフジテレビ本社ビル
代々木の国立屋内総合競技場(これが僕のベスト)と
余りにも、カッコよく、ステキで
常にモダン!を感じる素晴らしい設計をされる建築家です。
僕が建築に興味を持ったのは、彼がきっかけでした。
自分が街で見る好きなデザインが、ほとんど彼の手による
ものだと知ったとき、「建築」という言葉の脳の中の位置が
ちょっと動きました。
まだまだ、若かった頃ですが。
そうやって、建築にも丹下健三にも興味を持った僕ですが
彼の本って全く出ていない。
たぶんだけど、作品展もないんだと思う。
そんな彼の本が出たのだから、嬉しかった。
最近、何故か違う本屋ばかりで、青山ブックセンターの
六本木店には、しばらくぶりだったのだが
夜中だと、ここ(広尾)からタクシーであっという間だ。
青山ブックセンターには、丹下さんの本が売っていると
勝手に思って、何も調べずに行ったのだが、そうブランディング
されてている青山ブックってスゴい。
ま、そんな夜中にやっている本屋って青山ブックくらいしか
ない、というのもあるのだが。
と、店内を進むとあった。
しかも、一階から中二階へと進む階段の先に。
ドドーンと。
これも丹下さんの建築か?と思うほど
すばらしいプレゼンテーション。
まるで、アマヌサの建築コンセプト。
階段の上に素晴らしい空間の出現だ・・。
(そちらは、ケリーヒルだが)
で、買おうと手にした。
デカい、重い。
一応、値段を見ると、28500円!
高ぇー!!
(ここで、この発言をした)
いや、本の素晴らしさも価値も理解できる。
だけど、ここで、「はいこれ」って
28500円の本、買えるかー、オレ。
もちろん、仕事に関係する本だったら、たまにはあることだ。
だけど、オレは建築の仕事には縁がない。
いやー、微妙だなー、28500円。
40000円だったら、ちょっと諦めるし
15000円だったら、買うんだけど
28500円はなぁーー。
ということで、今月、ちょっと余裕もないので
また今度、ということになってしまった。
いや、心の準備があったら、買ったかもしれない。
時間的準備があっても、お金とっておいて、買えたと思う。
だけど、突然の28500円は、なかなかひく。
CDJが壊れたら、買うだろう。
それに比べたら、全然安いではないか。
だけど、何故か買えない28500円。
あんなに好きなのに、あんなに尊敬しているのに
どこかで買えない28500円。
それは、何故か?
高ぇーーー!からだ。
そして、帰って調べて知った
2500部限定だそうだ。
少ぇーー!
そして、だから高ぇーー!
チョコエッグか!?(ちと古い)
『マイノリティ・リポート』の
試写会に行ってきた。
スーパープレミアというくらいだから
特別なのだろう。
東京国際フォーラムで映画を観るというのは
『アルマゲドン』以来か。
僕はたまに試写会に行ったりしてまして
その観た映画の内容によっては、文章を寄せたり
本当に好きな映画だったりする場合は
もうなんでも、やらせてー、などとしていて
(「メメント」とかそうでした。観ていない方は必見!
ならぬ、必観!)
まぁ、そういうことのおかげで試写の案内が
来たりもするのでしょうが、今回は予告編を
クイックタイムで観て以来、ずっと楽しみにしていた
映画だったので、楽しみ・・に感じつつも
「もし、つまらかったら・・」と不安でもあった。
ところが!
『面白い!!!!!!』
たまらなく面白い!
たまらなくスピーディ!
たまらなくトリッキー!
たまらなくフューチャー!
たまらなく映画!、してました。
スピルバーグとトム・クルーズとフィリップ・K・ディックは
こんなに良い相性とは!!!!!!!
何も言いませんので
予告編でも観て、別に観なくても
12月の7日から公開らしいので
すぐに行ってください。
予告編もあるwebsiteは
ここ!
とにかく、面白い!
昔、映画が天才たちと秀才たちによって
「面白い!」とマスが本気で感じた
あの頃と同じ体験が
今の時代感をバックに体験できます。
とにかく観て!
僕のこの意見は
マイノリティ・リポート(少数派報告)ではないはずだから。
未来において。