enoblogbanner2011.png
July 04, 2005
miquelrius

ノートに悩んでいた。
この数ヶ月、僕と仕事で会った方々は
毎回、持ってるノートが違うなあと気づいたかもしれない。
飽きっぽく、いろんなノートを買ってはやめ、ではなく
持っているノートを、残り数枚でも余っていれば持ち歩き
どういうタイプが合うのかを検証していた。

ついこないだまでは、RHODIAのノートだった。
ノート界のキング。
ダントツの機能&情緒デザイン。
普通に考えたらRHODIA。
選択の余地がない幸せ。
だけど、僕の使い方が悪いんだろうけど、RHODIAは使っているうちに
どうしても単なるメモ書き帳っぽくなってしまう。
後で見返したりする気になれないことに気づいた。

でも、ほんとにRHODIAは、メモノートとしては優れている。
薄紫色の方眼線がかなり気持ちいい。目に優しい。
紙自体がかなり上質。書いていてインクが吸い込まれていく感じ。
筆記する時には、表紙が背表紙側に美しく折り畳める仕組み。
ミシン目がかなり細かいため、奇麗に簡単に切り離せる。
背表紙側の一枚内側には厚手のボール紙があり、持っても書きやすい。
綴じのステプラーが頑丈でありながら、背表紙側には出ない(!)工夫。
と、まだまだいっぱい優れているところはあるんだけど
優れているところを、使っていくうちに気づかされるのも楽しい。

と、使い手のことをかなり考えられており
圧倒的に機能的に(デザインも)優れているのはRHODIAなので
よほどの理由がない限り、「みんなRHODIA使うべし」なのだが
(今まで何冊もいろんな人にプレゼントしました)
どうしてもメモっぽい感じになってしまう。
メモとしては100点満点。
なので、小さいメモは今もRHODIAを使っている。

rhodiamini.jpg


RHODIAも優れたメモノートを目指しているわけでそれでいいんだけど
僕の仕事は読み返したりが多いため、メモノリではちょっと困る。
いや、ずっとそれに気づかなかったんだけど、やっと気づいた。
あと、同時にいろいろなプロジェクトをやっているため
例えば、3つのプロジェクトを進めている場合
3冊を同時にバッグに入れて…などやっていたのだが、それも解決したい。

という中で、伊東屋で見つけたのが
このノート。

dck1.jpg


スペインのメーカー、miquelrius(ミケルリウス)社のDCKというシリーズ。
というか、DCKという若いデザイナーチームとのコラボ作品。
miquelriusのノートはいろいろシリーズがあって、ファンも多いんだけど
基本的には、ちょっと可愛いすぎなものが多い。
過去に何度も手に取ったが、可愛いすぎて買えずにいた。

cutemiquelrius.jpg


という中で、落ち着いたラインがDCK。
で、何がよいかというと、まずちゃんとデカいこと。そして方眼なこと。
ミシン目があって、破く時に奇麗に外せること。
それは、RHODIAでも満たせるし、当たり前なようだけど
この時点で、結構しぼられちゃうんだよね、実際。
加えて、このしばらくのいろいろノート持ち歩き検証の結果によって
「横に開いて使うタイプ」が、単なるメモっぽくならないのではないか
という結論が出ていたのが大きな理由。

そして、決定打となったのは、ノートを4つに色分けされていること。
(DCKのラインに限られたものではないんだけど)
青、赤、グレー、薄緑。
方眼自体に色が付いており、紙の端が塗られているため
ノートを横から見ればサイドカラーがはっきり見える。
これによって、クライアント様ごとに簡単に分けられるので
ノートが1冊で済む。
(ま、RHODIAのような薄紫ならともかく、方眼が青や赤というのは
人によっては「むむむ」という感じだと思うけど)

dck2.jpg


これはありがたい。
厚紙で仕切りみたいなのが入っているノートは多くあるが
めくる時に嫌な感じだし、デザイン的にもすっきりしない。
だけど、この「単なる色分け」は上手い。
いいデザイン(設計)だ。

と、褒めてばかりみたものの
実際、紙の質はRHODIAと比べ物にならない。
というか、全然違う方面なので、比べても仕方ないんだけど。
だが、ノートは紙が命なので、ここなんとかならないかなあ。
インクのノリもちょっと落ちるし、裏写りが厳しい。
RHODIAの紙で、DCKがデザインで、色分けアイデアのmiquelrius。
そんなふうにはいかないよなあ。
フランスとスペイン。
コラボ希望!

dckcolors.jpg

(こんな感じでいろんな色あります。オススメ(紙質以外)!)

Posted by eno at July 04, 2005 02:39 PM | TrackBack