enoblogbanner2011.png
March 15, 2005
札幌。

sapporo.jpg

講演とミーティングで札幌へ。
やっぱし寒い。

千歳の空港からJRの駅まではダイレクトだし
建物の中にあるんで、エアポートが札幌の駅に着いて
列車の扉が開き、ホームに1歩降りた時に「北」を感じる。
何度行ってもそう。
あの緊張感あるような、札幌駅ホームの空気感が好き。
北斗星で行った時も、カシオペアで行った時も
空港からエアポートで着いた時も、いつも同じ。
札幌駅のホームが、北の玄関口なんだなあ。

駅を離れるとそこには、当たり前のように、マイナス3度の表示。
足下は雪でふかふか or ツルツル状態。
足の裏からも、「いつもと違うとこ」を感じさせられる。
気を抜いたら滑る。忘れた頃に滑る。
タクシー乗り場に行くまでくらいで、ちょっと緊張してしまう。

東京でも微妙に流行ってきている、スープカレーを食べようと
札幌でもその草分けである、スリランカ共我国へ。
1984年にオープンとのことなんで、
元祖かどうかは知らないが、老舗には違いない。
辛さの段階が100段階もあって、72番と73番の違いはなんだろうとか
早い話が20段階くらいでいいんじゃないの? とか思ったりもするが
100段階あるから、いいんだろう。
100番だから、挑戦が楽しいんだろう。
しかし、辛さの度合いの説明を見て、30番にしたのが失敗。
50番とか70番くらいにすればよかった。
もっと辛ければ、もっと美味しいんだろうなあ、というのが印象。

ところで、「辛い」と言えば、辛いもの好きな方は
御成門か大門駅から5分くらいの、芝パークホテルそばの
味芳斎の牛肉飯をおすすめします。
連れて行った人の3〜4割は、辛くて残すので
ある程度、「辛い」が好きじゃないとツラいですが。

札幌はいつ行っても、ゆっくりできていていいですな。
食べるものも美味しいし。
今回は、厚岸の牡蠣がうまかった。

札幌に限ったことではないが
「宿泊」の諦めがつく土地に行くと
東京ではお互いに忙しく、話す機会の少ない相手とゆっくり喋れるのが楽しい。
夜の時間と酒があれば、話はどんどん広がっていく。
笑顔で店を出れば、しんしんと降る雪。
タクシーに乗ってホテルの前で降り、入り口へ向かう。
気を抜いた酒の足で、ツルっと滑りそうになる。
あらららら。
と、楽しい。
札幌はいいとこだ。

Posted by eno at 08:07 PM