本日もGenius Bar。
@アップルストア渋谷。
昨日に続き2回目。
アップルとの距離を感じつつも
こちらから渋谷へ近づいていかないとならない感じで。
(じゃないと、iPod、ずっと壊れたままなんで)
先に結論から言いますが、もったいない!!
スタッフの人たち、いいやんけ。
アップルストア渋谷のGenius Barの人たち、いい人ばかりやんか。
ノリとか雰囲気とか含めて、すごくいい。
彼らはさっぱり悪くない。
悪くないどころか、ものすごくいい人選してますね、アップルストア。
「本日はわざわざご足労すいません」とか
「よいお年を!」とか、なかなか言えませんよ。
で、本日は当日予約。
Proじゃないから仕方ないもん。(まだ言ってる)
さて、みなさんからいっぱいメールいただきました。
ProCare入ってなくても、ウェブサイトから
当日予約ができることは知っていたんだけど
ウェブサイトのインターフェイスで勘違いしていて
予約したら→「何分待ち」というシステムかと思っていました。
店頭と同じシステムということね。
と思っていたら、皆様からアドバイスをいただきまして
時間指定して行ってきました。
みなさんのおかげで、松本ラジオ…違った、iPodが
また聞けるようになりました。
Thanks.
さて、ProCare問題。
ちょっと考えた。
スタッフのみなさんがステキだったおかげで
アップルとの距離はまた近くなりましたが
「元通り」って感じにならないんだよね。
「それどうしてかなあ?」と
そこのモヤモヤとかズレをいろいろ考えてみた。
たぶん、ずっとアップルを使っていて
ずっとアップルと接しているからだと思うんですが
「ProCare」っていうのは、アップルらしいやり方じゃないなと思うところが
その距離なんだと思います。
勝手なアップルらしさで申しわけないんだけど。
心のアップルと現実のアップルのずれ。
実際のとこ、何人が入会していて
それで幾らアップルが助かっているかわかりませんが
ProCareなんかやめちゃえばいいのに。
全てのお客さんに最高のサービスを届ければ
ほんとアップルらしいし、カッコいいのに。
お客に差を付けるなんて、アップルらしくないよ。
もちろん、こちらの勝手な「心のアップル」なんだけど。
昔の経営的にヒィコラ言ってる時代ならともかく
今はiPodでめちゃくちゃ儲かってるんだから
その金使って、ファン囲っちゃえばいいのに。
「ステキー!」って言われちゃえばいいのに。
他のメーカーじゃできないサービス、バンバン採用して
この数年で初めてアップルに触れた人を驚かしちゃえばいいいのに。
胸撃ち抜きですよ。ドキューン!
話がProCare(この名前がまずよくないよね)より大きくなったんで戻すと
ProCareに入ることに対する便益というか、用意されたサービスが
Genius Barの翌日以降予約がメインに感じるから
余計に「そんなちょっとしたことで…もったいない」と思っちゃうんだな。
ウェブサイトのトップに書いてあるし。
(ちなみに、米国アップル(apple.com)のページではトップではなく2番目)
ウェブサイトによると、メニューとしてはその他に
○ 迅速な修理
「あなたのMacをお持ち込みいただければ
すぐに必要な修理を施してお返しします」
○環境の移行
「現在お使いのMacやPCにあるファイルを
その日のうちにご購入いただいたMacに移します」
○特別ワークショップ
「特定のアプリケーションやビジネスソリューションが学べる
1時間の無料ワークショップをご予約いただけます」
とあるんだけど
「迅速な修理」なんて、それ金取って差を付けることか? と思っちゃうし
(迅速にできるならできる、できないならできない、とどっちかにすべき。
そもそも、ハードの問題であることが多いんだし(今回もそう))
「環境の移行」なんてさ、それ絶対にサービスとしてやるべきよ。
WinからMacへのスイッチは、プロモーションとして費用対効果プラスでしょ。
Mac→Macは、OSというかシステムでナビすりゃいいし
そういうのよーわからんという人には、絶対サービスですべきでしょう。
それでユーザー、つなぎ止められるんだから。
「特別ワークショップ」も、それプロモーションプランだろ? と思うんだよね。
そんな内容のこともコミコミで、ProCareなんてもったいないと思う。
そこ0円にして、サービスしちゃったほうが絶対アップル得だって!!
「うわ、こんなサポートいいわけ?」と感動させちゃったほうが得でしょう。
iPod買って→初めてアップルに触れて→サービス/サポートで感動!
という流れから、「もうWindowsじゃなくて、マックにしちゃお」ていう
そういう戦略プランじゃないの? やるべきことは。
「Switch」のプロモーションプラン(「WinからMacへ」のプラン)
に幾らかけたんよ? そっちより、こっちでしょう。
ま、そんな顧客戦略的にも、どう考えてもそう思うし
そもそも、アップル美学というか、アップル思想的に
お客さんに差を付けるのはよくないと思います。
それがアップルです。(個人的妄想の)
もうちょっと男っぷりいい会社になってほしいなあ。
みんな惚れるのに。
会社の戦略より100倍ステキだったアップルストアの人たち。
お客さんといっぱい接して、店長になって、本社に行って、役員になって
アップルをステキな会社にしてほしいと思う。