第四十一回【体脱】違う世界でデトックスの巻【解脱】
- スペースマッチョ:
ハハハ、ずいぶん長いことご無沙汰だったような気がするな。
- はるん :
スペースマッチョさん再登場ありがとうございます! もう一ヶ月半ぶりぐらいになりますー。 v( ̄∇ ̄)v
- ミッシェル :
マッチョさん、ここまで高次元世界と地上世界の出来事が綺麗にリンクして、しかも世界線や家系のカルマまで関係する展開がいちどきに起こるとは思いませんでした。
それもこれも体脱さんの身体から離脱した意識が高次元領域まで到達して、スペースマッチョさんと圭さんの会話を聞き及んだということが発端だったのですが、いずれにせよ稀に見る出来事となりました。- スペースマッチョ:
体脱さんの受けた衝撃は、圭さんとの会話の途中で気がついたぞ。その衝撃の来た方向に体脱さんがいるのが分かったんだ。でも、瞬く間に姿が見えなくなったけどね(笑)。
これは何かあるなと思ったんで会話を大急ぎで切り上げて真名さんには帰ってもらったんだがな。- 体脱 :
自分でもよくわからないうちに、スペースマッチョさんと真名さんの会話の場所に立ち会って、しかもその内容にビックリして気がついたらまたカフェに戻っていたんです……
- スペースマッチョ:
それからの成り行きはちゃんと見させてもらった。君たちにとっては驚くべき偶然が次々に現れ、しかもそれが深い意味のつながりを持っていることにさぞかし驚いたことだろう。
だがしかし、これは偶然の産物にしかすぎないこと。ただの思い過ごしとして笑い話となって忘れられていくものにすぎないこと。並行する次元に存在するパラレルワールドもSFの話。君たちにとってはそうじゃないのかい?
盲目の人々が象を撫でながら、「この長くて柔らかく動く太い腕のようなものが象だ」、「いや、この薄っぺらいがうちわのようにバタバタと動き風を起こすものこそ象だ」、「なにを言うか、壁のような大きさで剛毛を持ち、押しても押しても倒れないものこそ象だ」と言い合い、象そのものの全体の姿と機能を捉えられないように、出来事の全体とそれらのもつ真の意味についてもまた、残念ながら君たちの次元では全体の姿として捉えることが出来ないものだ。- はるん :
う〜んそうですかぁ。でもそう言われると自分たちの理解が及ばないことって、ただ単に「こんな感じだよね〜」「へ〜そうなんだぁ」で終わっちゃうこと多いですよね−。そんなこともあるのかなぁ、って。
- ミッシェル :
今回の場合は、体脱さんのお父様が家族のカルマを担い、体脱さんがそのことに直感的に気づくことによって、そこからの解放を意図し、年月を費やし、努力を重ねることによっていよいよそこから解放されたと信じた瞬間、「家系のカルマ」という、更に根深いものと直面し、相まみれてしまった。
そしていま父親の役割と自分の真の役割について大きな理解を迫られている。これらの気付きが入院〜手術という現実に直面する中で、一連の出来事として同時に意味を持って現れ出てしまった。ここではさらにまた、体脱さん自身の世界線もが交錯し、世界線を超えるという体験をしてしまったのではないか。そして、高次元ではそれらはすべてある一つの姿を持っているということなのですね。- 体脱 :
それらすべてがどのように関連しているのか、全体の姿を捉えることが出来るのなら、この現象を偶然だ、とやり過ごすことはないんですが。。。
- スペースマッチョ:
それが君たちの次元での限界なんだ。平行世界と世界線、そこに生じてくる因果によるカルマの成り立ちとその開放だな。
今回で言えば体脱さんと父親の関係のように、それが判る人もいるが、たいていはそういうものに興味もいかないものだ。
父親がどう理解していたのかどうか、今は知るすべもないが、例え体脱さんとのぶつかり合いがなくとも、つまり、父親が生涯それを知らずに単独であったとしても、その人生の中でなんらかの出来事にめぐり逢い、その解放に繋がることはよくあること。
そのような単独の場合でも、今回の場合であっても同様、それをうまく解放してゆく術を持っているものとして父親が生まれたのであれば、いずれにせよ自らの世界線の中でそれをただ解放してゆくというだけのこと。
プロセスはどうであれだ。どちらの場合もそのことは起きた。
ただ、そこには情報密度の違いがあるだけなんだ。つまり、周囲の記憶にどのように残っているのか、残るのか。今回の出来事はその意味では父親単体で解放するにしては密度が濃い対象だったといえるのだろう。
だからこのように出来事が息子や家族をも巻き込み、そしていまここに周囲を巻き込み連鎖していき、結果、人々の記憶に残ることとなっている。- 体脱 :
僕の世界線はいまどうなっているのでしょうか?
- スペースマッチョ:
あなたの世界線だけでなく、家族とその周囲とともにするものの世界線、それを形作った多くの人々の世界線、さらには自分と並行する他の自分の世界線からのあらゆる影響が、そこに作用している。そのような影響の中で、世界線はここにおいて大きく交錯した。
- はるん :
でも、もし体脱さんや、私たちが、何かのカルマを解放するためだけの役割でここに生まれてきたってことになったら、なんか哀しくないですかぁ? そんな時はどうすればいいんですかスペースマッチョさんー!
- スペースマッチョ:
もしそのような気づきを得たのだったら、そう思うことすらも何かの解放のためなのかもしれないと思うことだ。
その気付きが別の何かの気付きに結びつくような活動するための、意識の方向付けをされてる可能性もある。
そう思ったら、自分はまずどう行動したいのか。それを明確にして自身の道を歩むのであれば、それはそこまで気になるものにはならないだろう。- はるん :
でも、その行動に移すこと自体がとても難しいと思って尻込みする人もいるんじゃないですかぁ? 女の子なんてそう簡単に行動できるとは思えないしぃ。
- スペースマッチョ:
その場合は自分が同じ世界線を這い回っているだけだと思わずに、シフトチェンジできると思うことだ。
今がいやなら別の流れもあると感じてみることだ。そしたら、いつの間にか自分がその世界線へとシフトしてゆくことが可能になる。
世界線の移行というものは以外と意図してない時にすんなりできるものだ。
普通の日常生活の中で構わない、たまに、自分がどういう生き方をしたいのか、自然に違和感ない感じで思い浮かぶものをしっかりと見てゆくことだ。
そのなかに、自分の進むべきものがあったりする。
そしてそれを意識することで、ある時それは起こる。- ミッシェル :
では、体脱さんの場合は、今回とっくに世界線を移行した、と言ってもよいのですね。
- スペースマッチョ:
そのきっかけとなるためのキーワードが、その時高次に用意されていただろう。
- ミッシェル :
「家系のカルマ的なものと言える」これがキーワード。つまり、「家系のカルマ」。そういえば体脱さん、いまの体調はどうですか?
- 体脱 :
はい、あれ以降なんともなく、問題ありません。ただ、体重は8kg減ったし、あれだけ好きで毎晩飲んでいた酒もまったく欲しくなくなって、発症以降いまはまったく飲んでません。もう4ヶ月になります。
- はるん :
きっとデトックスされたんですよう、体脱さん。
もう、毒という毒が全部出たんです、きっと〜。
あ、でもそしたら体脱さん、なくなっちゃうかもねー
ヾ(>▽<o)(o>▽<)ノ彡☆- スペースマッチョ:
ハハハ、こちらの世界線の体脱さんは、酒も飲まず痩せている。そのような人間なんだろうな。だがな、以前の世界線のあなたも大切に、お互いうまくやっていくことだ。
俺やガイドはすべての世界線を見渡せ、認識できるということは覚えておくがいいぞ。違う世界線であろうが全てのものを同時に把握して見守っている、ということを忘れずに。- はるん :
ガイドもマッチョさんも変わらないんですかぁ。よかった、七福さんたちもお見通しってことですね〜
- ミッシェル :
いずれにせよ、皆さんのメッセージは変わらないわけですね。
- スペースマッチョ:
そうだ。君たちの次元ではまず、「自分が把握している世界のみがこの世界ではない」と感じることが大切なんだ。
そこからすべてが紐解けていくぜ。- はるん :
紐解けるって、あぁ? そう言った途端、マッチョさんが薄くなって、溶けていってます〜〜〜 |||||/( ̄ロ ̄;)\|||||
- 体脱 :
スペースマッチョさん。あちらの自分、いや、その他の自分や家族ともどもお世話になりました〜〜〜
<7月18日(月)に続く>