第三十六回【見た】別次元へと通じる場所の巻【聞いた】

ミッシェル:

それともう一つ。本の第3巻で同様の「六角形で構成された高次元空間」が出てきたのは覚えてらっしゃいますよね? 体脱さん。

はるん  :

あ、そういえば、スペースマッチョさんが圭さんの前に登場したときに、連れて行かれた空間。≡≡≡ヘ(*゚∇゚)ノ

ミッシェル:

その通りです。第3巻にはこうあります。

「その先に見えてきたのは広い空間。そこは六角形が多数組み合わさって空間を作っている状態が、半径数百メートルは続いている広大な場所で、全体がぼんやり白く光っています。そこに、先ほど僕が通って来たような通路がいくつもつながっているようで、六角形の一部がランダムに開いたり閉じたりして、何かをこの空間に運び込んだり運び出したりしているようです。
多角形の何かが通路を経てここに運び込まれ、今度は別の通路に入ってどこかに運び出されて行く。それが延々と繰り返されている場所… そんな空間に、僕はスペースマッチョと共に入ってきております。」


そしてそこは「別次元へと通じるポイント」と呼ばれ、

「平行世界を行き来する際に使う場所。つまり、縦軸から横軸に路線変更するときに必ず通る場所でもある」

と、スペースマッチョさんに説明されていました。

体脱   :

あっ、思い出しました。そうか、スペースマッチョさんに圭さんが連れて行かれた空間も、六角形で構成されていたとのことですね。確か。

はるん  :

縦軸から横軸って、その場所は体脱さん、まさに世界線を超える空間じゃないですかっ!

ミッシェル:

六角形で構成された空間、というのは今回の体脱さんの見た空間とは違うような気がしますが、「全体がぼんやりと白く光っているという」ところは、体脱さんの見た「白い空間」というのに当てはまるかもしれません。
そしてまた、「多角形の何かが通路を経てここに運び込まれ、今度は別の通路に入ってどこかに運び出されて行く。それが延々と繰り返されている場所」というのも、体脱さんが見た「六角形の管に含まれたひとの一生分の情報がたばねられて、外の空間につながっている」、という情景と重なっている。
つまり、そのような束ねられた管が調整されて、別の通路に入っていくその過程にある調整空間なのだと思います。

真名   :

そう考えてみると確かに体脱さんの見た光景は、僕が見た空間の情景の中のほんの一部のような気もするものです。いずれにせよ興味深いですね。

はるん  :

やっぱりそうなんですねっ! じゃあここで体脱さんは高次元の担当者に一生分の情報の中から「垢」のようなドロドロを吸いだされ「調整」されて、60本の管の塊とともにこの空間を通って別の管につながれて、一生分の情報もろとも、違う世界線に情報を運びだされた。ってことじゃないですかぁ?

体脱   :

その「垢」が虫垂だった?

ミッシェル:

虫垂は太古の人間には必要であったらしい器官なのですが、今の科学ではその用途がはっきり分かっていません。
2014年になって大阪大学の研究グループが虫垂リンパ組織の免疫学的な効能を発表し注目されましたが、なぜこの器官が必要であるのかの明確な理由は不明なのです。

ただし、それだけで虫垂と、高次元の「垢」の吸い出しという行為を安直に結びつけることは危険だと思いますが。

真名   :

平行世界の多次元構造をつかさどる空間で、縦軸と横軸のつなぎ変えが行われ、世界線を乗り越える、という行動は、病気や事故で入院するときなどに行われやすいのです。まぁ僕も交通事故でそのような経験をしたわけですが。

はるん  :

それは第3巻の本の中でルリーさんも言ってましたね。わたし、よ〜く覚えてますー ヾ(⌒~⌒)ノ
病気や怪我で入院する時は世界線が交差するタイミングでもあるって。

体脱   :

そうでしたか。やはり今回は世界線を乗り換えるという大きなタイミングだったのかなぁ・・・でも、なんでこのタイミングなのか、なぜかとても気になります。

ミッシェル:

そうですね。その件で言うと、もうひとつ気になることが実はあるのです。

はるん  :

はぁ? なんですかっ? それ。

ミッシェル:

体脱さんが2回めのショックを受けた時、その時の圭さんとスペースマッチョさんの会話にあったこと。 その内容と、今回体脱さんが入院中にお父さまが亡くなられたこと。
このつながりが深い意味を持ってるのではないでしょうか。

はるん  :

えぇ〜〜〜、だって、悪いことはたまたま重なる時がありますよね?

体脱   :

えっ? そ、そうでしたか。
そうか、あの時の圭さんとスペースマッチョさんが会話していた内容。それは、「家や家系のカルマ」についてのお話だったんですよね。たしかにそれがとても大きなショックとなって再びここに戻ってきたのでした。
なぜだか分からなかったんですが、なんか… いまようやっと見えてきた気がします・・・

はるん  :

えぇっ? そんなまた別な意味合いがこのお話にかぶさってくるんですか? なんでこの出来事ってそんなにリンクするんだろう? なんかもう信じられないっ〜〜〜 。゜゜(´□`。)°゜。

<6月30日(木)に続く>

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