第三十五回【高次】虫垂炎の謎の巻【垢出し?】
- 真名 :
体脱さんの体験は高次元での情報やりとり、非物質の情報やりとりの雰囲気に似ているので、何か調整が行われているシーンを見ていた可能性ありますよね。
それにしても今回の内容は興味深いと思います。- はるん :
そうそう、確か第1巻で登場した意識担当の「秘所」さんがやはり六角形のチューブが人の意識と星の意識をつないでいるって言ってたじゃないですか〜〜〜
- ミッシェル:
第1巻で真名さんが見た光景はこうでした。
「どこかの惑星の上のような風景で、宇宙ステーションから見下ろしている惑星と僕の間に雲がかかっていて、その雲の動きを見ている雰囲気です。人の意識が集まっているイメージとして、蜂の巣のような六角形の筒のような管が、惑星のある下の方からずーっと繋がって伸びてきています。」
そしてその六角形の「人の意識が集まっているイメージの管」の中から
「スライムのようなドロっとしたものが出入りしていて、「これはなんじゃろか?」と思っていると、「そのスライムを一気に引き抜く必要がある」というメッセージを受け取ったので、言われた通りに一気にまとめて引き抜いてみましたら、その管からスライムがニュルニュル~っと出てきまして、『ウワァ~ 気色悪っ!』」- 真名 :
はい。そのような体験をしましたね。これは秘所さんに見せられた光景でしたか。
- 体脱 :
はぁあ〜、そうだったか。編集担当の僕としても言われれば確かにそうかな? と思うんですが、その本の部分は・・・明確には覚えていません。
しかし、言われてみると六角形のチューブの中身は僕には「ひとの一生分の情報」として直感できました。これは真名さんが秘所さんに見せられた「人の意識が集まっているイメージの管」というのとほぼ重なるし、あとは、そうですね、そこから出てくるスライムを引きぬくって・・・これじゃ、まるで- はるん :
あ、そうですよっ!!! d(>_・ )
それ、盲腸を体の中から取り出してるみたいじゃないですか〜〜〜 ホントですか? 人の意識が集まってるって、60個の集合がどうのというより前にも、これって単体で考えると、肉体に意識があるって言うことと意味は同じですよね? だとしたら、体脱さんの体験した地上の肉体での盲腸手術って、高次元では
「人の意識が集まっているイメージの管」つまり肉体から「スライムを一気に引き抜く」
ってことになっちゃいませんかっ!!!- 体脱 :
え、えぇえええーーー?
- ミッシェル:
高次の出来事は低次の出来事と常にシンクロしている。そしてそれらはその次元にあわせた出来事として表出してくる。
つまりは地上での今回の虫垂摘出手術は、高次では、体脱さんが執刀医の先生としてぼんやりと認識した男性が行っている、「ひとの一生分の情報の入った六角形の管の最後の断面と切れ端の長さを最終チェックしている」ということに相似しているということとなる。
そして、秘所さんによると、そこから出てくるドロッとした「スライムを一気に引き抜く」
必要があり、それこそまさに体脱さんが今回体験した「虫垂摘出の手術」、ということになる。- はるん :
そうよ、そうです、だから多分体脱さんの明晰夢の中の六角形の情報チューブのバランスをとっている男性は、地上ではまさに執刀医の先生だし、高次のその男性はバランスをとるべく多分、絶対! 高次元での調整として、そこからドロっとしたスライムを引き抜いたはずなんです〜〜〜 Σ( ̄Д ̄;)
- 体脱 :
僕のヴィジョンは「六角形の管の中身とその切れ端の長さのバランスをとっている人がいるなぁ」と、そこまでだったんですが、そうか、あの男のひとは僕の一生分の情報の入った六角形のチューブのバランスを取って、最終的にはスライムを引き抜く?、つまりこれはどんなものだったんでしたか?
- はるん :
第1巻を読んでみなさいよっ体脱さん。そういえば思い出した〜〜〜わたし。
- ミッシェル:
秘所さんはそのスライムを引き抜いた後の真名さん自身の感覚をこのように表現させていますね。
「ところが、その作業によってモヤモヤ感やネガティブな思考の諸々が一気に外れた感覚がありまして、一言で表すなら「スッキリした」という状態になりました。
どうやら、これもワンネス状態からのモノの見え方のひとつなのだそう」- 真名 :
そうですね。このドロッとしたものなのですが、それはそこにも書いた通り、秘所さんによると
「多くの人とのつながりを築いて行く上で、どうしてもお互いの流れが悪くなってしまう部分があります。それを視覚的に表してみたイメージが、先ほどの管に詰まっていたドロドロとしたものなのです。それをワンネス側へ引き抜くことで、お互いのつながりがスムーズになったので、無意識にあった人間関係での滞りも、一時は外れた感覚になります」
というものであり
「管の中は、常に情報が行き来しているという実状を考えればわかるでしょうが、すぐに何かが滞り始めるもの。それを取り払う作業が定期的に必要だという意味です」
ということを言っております。- ミッシェル:
地上世界と非物質世界。現実の3次元空間とそれ以上の高次元空間。これらの世界はお互い重なりあって存在しているからね。秘所さんが語っていたことが、このタイミングで体脱さんを通じて具体的に現れてきた、ということだね。
- 体脱 :
はい? ということは僕の虫垂、盲腸手術ってつまりは、スライムの吐き出し、それは地上生活でこれまでに生じた多くの人々との関係性で滞ってしまった・・・
- はるん :
そんなに悲しげな顔しちゃダメでしょ体脱さん。そうです、「垢」みたいなもので、それを一気に引き抜いちゃったんですぅ〜〜〜
ガ━━(= ̄□ ̄=)━━ン!!- 体脱 :
あわわわ。。。
<6月27日(月)に続く>