第二十九回【コーヒーカップが】可能性の海の巻【再び!】

真名      :

ぼ、ぼぉおおお〜〜〜

はるん     :

あ〜〜、いらっしゃいませ〜 お待ちしてたんですよスペースマッチョさん!

体脱      :

うわぁどんどん姿が現れてくるぞ、でも、随分と、で、でかいー

ミッシェル   :

いよいよ登場ですね、「平行世界」担当のスペースマッチョさん!今回のシリーズではとくに印象に残るお話をしてくれました。

スペースマッチョ:

ハハハ、さてさてみんなお待たせしたかな! いま圭さんにはお伝えしたんだが、並行宇宙と多元宇宙について、その内容を語ろうじゃないか。
それはそうと、今日はいつも圭さんと会う場所とは違って中々お洒落なカフェだな。

ミッシェル   :

この場所は圭さんのイメージ力のたまもの。そこから僕と、ここにいるはるんが、3年かけて手をかけてきたんですよ。

はるん     :

ホンっト、お待ちしてました、はるんと申します、スペースマッチョさん! でも、なんかその格好、思った以上にカッコイイですね!(*゚▽゚*)ノ

スペースマッチョ:

そうかな。そう言われるとそうかもしれんな〜。
ま、多元宇宙を縦横無尽に探索するにはこれくらいの装備が必要なのさ。

ところで、地上世界と重奏するように存在している平行世界と、そこに存在する時間線の話だが、本に書いたような世界線の話はいわゆるパラレルワールド的な意味合いでも捉えることが出来る。
個人の認識によって異なるだろうから。どっちでも自分の好きなほうを採用していればいいだろう。

ただし、パラレルだからといってとてつもなく選択肢が増えるとそれだけ多くの情報を抱えた存在になってしまうことになる。そうなると、それら全てに対しても自分の関わりが生まれていって、そこで生じる摩擦についてもどんどん蓄積されてしまうことも予想されるということは分かるかな?

体脱      :

ひとりの人間の人生について考えるだけでも、それこそ無限に広がる可能性の海と時間線が生まれてきて、そこに摩擦なんて生じてきたことには、それこそたいへんなことになっちゃいますよね?

はるん     :

例えるなら、あれですよ体脱さん、無限に広がる可能性の海って、秘所さんの回でお話に出た「生成」と「消滅」の話、一秒間に数億個のコーヒーカップが現れたり、消えたり〜〜〜

体脱      :

うわぁ〜 その話は怖すぎる〜〜〜

はるん     :

そうそう 1秒間に何億個ものコーヒーカップ! それが目の前に現れたり消えたりしてるみたいなものですなんです〜〜〜

体脱      :

*・゜゜・*:.。..。.:*・゜|● ̄▽ ̄●|゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*

ミッシェル   :

おや、体脱さんが、また?

はるん     :

いきなりまた半眼になって意識を失ってるのっ?、んもぅ、まったくいっつも手がかかるんだからっ! って、前回とおんなじ反応しか出ないくらい、あきれちゃう〜〜〜 《《o(≧◇≦)o》》

スペースマッチョ:

おやおや、体脱さんは、ずいぶん変わった特技をお持ちのようだな〜。ところで今の話に戻るぞ。いいか? 
予想外に大量の摩擦が蓄積してしまうと、その人の人生の、今の人生の流れを悪くしてしまうように働くことも多くある。
つまる、その分だけ「囚われ」が多くなる結果ともいうことが出来るな。

そのように選択肢が多岐にわたる場合は、それが必ずしもいい結果を及ぼすとは限らないものなのだ。そしてそれが増殖することによって、ますます多岐に渡る複雑な要因が世界に混乱をもたらす。だから、その人の持っている容量の範囲で世界線は決まっていくようになっている。

つまり、個人個人の生死の始まりと終わりは決まっているというなんだ。
そこに容量の限界が存在するのが、この世界なのだよ。

はるん     :

え〜〜〜? 本の中で語られるていることは理解はできているんですけど、その生まれてから死ぬまでの寿命、それが決まっているって、ホントの話なんですかぁ? じゃ、早く死んじゃう人って最初っから「容量の小さい」人ってことなんですかぁ?

スペースマッチョ:

その容量をどこの範囲で捉えるかということなんだよ、はるんくん。
もしそこで幼くして死んでしまう人がいたとして、それはこの地上世界での容量だけの尺度で、はたして図かっていいものなのだろうか? 
魂が生死を超えるものだとしたら、ただ単純に地上世界だけの尺度で考えるのは違うと思わないか? その分、死後の世界と言われる部分での容量が充実しているのかもしれない。
出来事というものは常にそうだが、一方の側面だけで全体は判断できないのだ。

ミッシェル   :

そのような次元を超えた判断をしようと思うのであれば、それは「神のみぞ知る」。しかし、その言葉を現在の私たちの言葉として理解するのであれば、「高次元からの視点を持つ」ということかな。
それによって、地上の人々は、その全容は掴めないまでも、おぼろげながらも宇宙の観点としてそれなりに理解することが可能となっているということですね。

スペースマッチョ:

そうだな、そう云うことも出来るだろう。

体脱      :

むにゃむにゃ、そ、それは・・そもそも

はるん     :

あれ、なんで半目むいてるのに反応するんですかっ! 体脱さんっ!!!

真名      :

ぼ、ぼぉおおお〜〜〜

<6月6日(月)に続く>

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