第二十三回【意識下】青い本も囚われの証?の巻【無意識】

真名   :

ぼ、ぼぉおおお〜〜〜

体脱   :

あ、このモヤの中に現れたのは、翁さん! あの海の中で真名さんに「青い本」を釣り上げさせた・・・

はるん  :

そうですよっ体脱さん! 真名さんが未来に出版することになる「青い本」、これこそあの時に真名さんが釣り上げた〈非物質ガイドとの探索〉第1巻の、「うまくいく人は必ずつながっている」だったじゃないですか〜〜〜

体脱   :

そうか、そうだよね、そしてあの時、七福のメンバーとして「人間社会」を担当する翁さんが、人の意識が生む「囚われ」の説明をしてくれたんだったよね。

翁    :

ほほう、よく覚えておいでなさるな。そう云う皆さんは、編集担当の江口さん、いや、ここでは体脱さんに、はるん、ミッシェルの「まるの日カフェ」のペアということですな。

ミッシェル:

はじめまして翁さん。人々が3次元世界で遭遇している、過去からの開放できない「囚われ」を、海に浮かぶ釣り船の中で釣りをするというたとえの中で、真名さんに分かりやすく伝えていただきましたよね。 そのエピソードの中でも、未来に生まれる「青い本」、すなわち私たちが今ここで会話を行うこととなるきっかけを作ったシリーズ第1巻を、見事真名さんに釣り上げさせていただいた。この出来事はとても印象的です。

はるん  :

だって、そのエピソードがあったから私たちもここでお話ができている流れが生まれたじゃないですかぁ〜 *:・゚\(*゚▽゚)/゚・:* う〜ん、忘れようとしても思い出せない、じゃなくて、忘れられないエピソードです〜〜〜

翁    :

ほほぅ、そうかそうか。それはよかったのう。「人間社会」とはな、結局はそれを構成する個人個人の集まりじゃて。
まずは、自分個人が関わる世界を認識することなのじゃの。

人は常に意識の海の中を航海しているのじゃ。お主らの心の海とでも言うべき場所をな。その心の海、つまり意識を見て行くだけでよいのじゃよ。

海に釣り糸を垂らすという行為は、自分の潜在意識の中に意図を持って接触するということと同じなのじゃ。
これは3次元の世界の中では解釈が難しいことではあるが、高次元意識の世界で捉えてみると、3次元を構成する意識の奥底にある潜在意識から、この時は「青い本」を釣ったのじゃな。そしてそれはたまたまその後にこの世にでることになる、このシリーズの1巻目だったということじゃの。

ミッシェル:

そしてこの「青い本」そのものも、実は真名さんとそこに関わる人々が過去、あるいは未来に生まれる「囚われ」から生まれ出たもの。これは悪い言い方ではないのですが、「その軋轢の中から創造されたものでもある」、ということなのですね。

翁    :

さすがはミッシェルくん、ここでダテに働いているわけではなさそうじゃな。

体脱   :

そのことは僕も理解できているかもしれませんよ翁さん。
第2巻で翁さんが登場した時
「意識の奥に入ることができると、自分以外の意識とのつながりも多く得られるようになる。すると物事は常に、単に成功という判断ではない部分で動き始め、その本人が得たいものを深い部分で得られる」
と、おっしゃられたことこそ、世に言う「願望実現」の奥義のように思え、僕はそのことを忘れようとしても思い出せな、、、じゃなかった、忘れることが出来ないんです!

はるん  :

あ〜〜〜わたしの真似したぁ! というか、このフレーズどこで聞いたんだっけ〜、どこかにあったような? o(・_・= ・_・)o

ミッシェル:

ハハハ、はるん、それはこのお話を読んでいる皆さんがググればすぐ分かることだから、忘れ、ようとしても思い出せないじゃなくって! 忘れなさい。

翁    :

うわっはっはー、そうかそうか、皆さん仲が良いことだのう。それはよかった。それではいまちょっと前に儂が真名さんと交わしたことをお伝えしようかの。

人と人との関わりのなかで、相手のことを好いておるものがおって、好かれておるものがおった場合。そのなかに囚われたものが生み出されていくのがわかるかのぅ?こういう感情のなかに生まれて来るものは、表面上のものだけではないのじゃ。
それぞれが好いておる意味というのは、時には性的なものを求める欲であったりも多いものじゃな、特に青年期の男女の場合は。またそれは、別の場合では今生にかぎらず、過去生と言われるもののなかで生じたお互いの摩擦を解放するためであったりもするものじゃ。

別の世界線での関わりで生じたものを手放すために、今生で相手が必要であり、それで原因で好きという感覚が生まれてきたりもすることもあるのじゃぞ。
さらには、自分の人生が抱えている重たい荷物を手放したいから、それに付き合ってくれそうな人を、好きな人と捉えてしまって関わってしまうこともあるのじゃ。

このように、ひとの感情が動くきっかけというのは、単純に相手が好きだからとかそういう次元の話だけではないということを覚えて下されよ。
3次元の世界での現実で見えておる情報だけで物事を判断しておると、その裏で、あるいは分かりやすく言うと潜在意識の中で、動いておる様々なものを見逃してしまうことが多いのじゃ。

体脱   :

うわぁ〜、正にそうでした、それこそ翁さんの視点でしたよねっ!

<5月16日(月)に続く>

特別コラムトップページに戻る

七福サイトトップページに戻る