第二十二回【災害】気づきのための現実の巻【運命】

真名   :

人それぞれ、視点が違うので自分の人生経験と合わせて、今回の地震の意味を自分なりに考えてみる必要があるのだと思います。
東北の震災の時もそうでしたが、地震は人の自信を揺らがせて、その人の持っている隠された奥底のものを表に出してくるものです。
それを体験して、自分で何を思うのかをそれぞれで感じていくことが自分のガイドメッセージに気づくことでもありますし。
高次元の自分の目線を感じるキッカケにもなりますよ。

体脱   :

う〜ん。そうですね。実は僕も地震に関してはいろいろ感じることがあるんです。
いまお話にありましたが、東日本大震災の時。
この大災害に関しては、当時から今にかけて、日本のあらゆる階層の人々に大きな衝撃を与えました。この出来事で直接的被害を被らなかった方でも、放射能被害を懸念して国内は言うに及ばず海外にその後の人生の基盤を移した方々や、仕事に学業になぜか疑問や懸念を感じ少しづつ自らの人生設計が変化した人々、いままで気にならなかったアイデアを実践し始めたり、趣味に没頭し始めた方々など、僕のまわりでもいろいろな人々の様相に変化が現れました。

それらは本人が意図してということが主だったものだったのですが、いつの間にか周りの環境の変化で今までとは違ったことをしている自分に気がついたという人も中にはいます。
このように、人々の変化というのは、ホントに人それぞれなんですよね。

いますでに東日本大震災から5年の月日が経過していますが、直接避難生活の始まった故郷喪失者の方々およそ20万人とは別に、多分数百万人レベルの方々が、この震災によって物理的に人生に変化が生じた、いや、ほんとうに広い精神的な意味では、ほぼすべての国民がこの大惨事の影響を受けているのではないでしょうか。
ただし、それはあくまでも、個人的な世界の中で、個人それぞれの原因から生まれた結果としての意味を持っているのものなのですが。

はるん  :

また体脱さんったら、ややこしい言い方しちゃって〜 (  ̄っ ̄) でも、そこまでハッキリと地震のことを意識できるような人たちだけじゃないですよ。
やっぱり日常の仕事のことやテストのことや家事全般だったり、やらなければいけない目の前のことに追われているだけで、気がついてみたら、あぁ地震の被害が大変だなぁ〜、仮設住宅での避難生活はつらいだろうなぁ。という感想だけで過ごしてしまう人たちが大半ですよぉ。
で、その人達にとっては、毎日のニュースの中でのちょっと大きなインパクトある事件、というものだったりします。
放射能の問題も「ニュースでは取り上げてないから大丈夫だろう」くらいのことかもしれないし〜。

体脱   :

たしかにそうかもしれないねはるんちゃん。実は僕も当時は忙しさが先に立って、そんなに深い意味を捉えることは出来なかったと思う。
でもね、あの震災ほど後々まで人々に変化を与えているものは無いと思うよ。
ただ、今回の九州地震は、なぜかリアルタイムで大きな衝撃を感じたんだよね。勿論、さっき述べた個人的な事情とのシンクロというのが一番身にしみているからなのだとは思うんだけど。

ミッシェル:

つまりはこうですね、現実に起こってしまった出来事に対して、どのような意識状態で「気づき」をすることが出来るのか。
例えば肉体的に体感する度合いが強い場合、この場合は津波で亡くなられた犠牲者の方々を一つの極としてですが。から、日常の生活の中でのニュースの一コマとして受け止める場合まで。それぞれの受け止め方というのが存在します。
しかし、それら全ての意識状態に対して、物理的な出来事というのは波及してしまいました。東日本大震災にせよ、九州地震にせよ。そしてこれらの出来事は人々に大なり小なり、たとえ無意識の中であっても「気づき」を与えたと、こういうわけですね。

体脱さんの場合はたまたまそれが自分の個人的体験と大きくシンクロしてしまったのが今回の出来事を特に印象付けているのですね。

真名   :

直接被害なのかニュースの一コマなのか、という受け止め方の違いはあっても、現実は現実ですし。その視点の違いについてはそれぞれの方々が自分なりに理解し、自分の人生に置き換えてちょっと俯瞰して感じてみること。それが重要なことだと思いますよ。

体脱   :

そうですね。ただ、今回の出来事は僕にとっては大きな出来事だったんですよね。九州地震も実はあまり報道されていませんが鹿児島でも同様な規模で地震が発生していて、日本に広がる最大級の大断層、「中央構造線」の一方の端である九州鹿児島から熊本〜大分と、まるで北上するように地震が進行しているというのも、なぜか、ことの意味を大いに感じてしまう原因にもなっています。

はるん  :

う〜ん、ものごとはいかようにも解釈可能ですけど、体脱さんもたま〜に直感がビビッと来るタイプみたいだから、意外とあなどれないかも〜 “o(><)o” 圭さん、そこはどうでしょうかぁ?

真名   :

そのような視点からお話するということはいまはまだ少し早いですね。
実際これはとても大切なお話なので、かなり高次元なところからの情報となりますし、うっかり語ってしまうと大きな誤解をみなさんに持たせてしまう可能性があります。

本では少し紹介したと思いますが、このことは、別次元の宇宙の話から、超古代の地球の環境、日本という国の成り立ちや歴史を踏まえた展開を詳細にご説明した流れを理解していただく中で、自然と納得できるようになる、とある世界線での出来事となるのです。

体脱   :

おぉ、そうでしたか。とある世界線というのがとても気になりますが、やはり高次元での解釈がそこにはあるというだけでも、なにか納得できるような気がします。

ミッシェル:

僕にも圭さんのおっしゃることの内容は想像がつきますが、これについてはさらにこの高次元宇宙の謎を探求していく中で、体脱さんにもそのうち徐々に理解可能なお話となっていくと思いますよ。ご安心ください。

はるん  :

あ、そろそろ次の七福さんのお目見えが近いようですよ〜 ヾ(⌒∇⌒)ノ
圭さん、準備はいかがでしょうかぁ〜

<5月12日(木)に続く>

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