第二十回【+】すべては共鳴の機微?の巻【−】
- ミッシェル:
そろそろ鎧さんも時間のようですね。ほら、圭さんが気が付きそうだ。
- はるん :
あ、そういえば反目が少し開きつつあるみたいでぇ〜す (━_━)ゝ
- 真名 :
むむむむ・・・
- 体脱 :
真名さん、真名さん、そろそろ鎧さんはお帰りになりますか?
- 真名 :
ぼ、ぼぉおおお〜〜〜
- 体脱 :
あ、だめだ、またトランス状態—。
- 鎧 :
そろそろ私の帰る時間も迫ってきたようだが、ここは最後にまとめということで、この真名圭史さんの体をもう少しお借りしてお話しよう。
これまで男性性とは何かを中心に、女性性との関係をお伝えしてきましたが、どうだったであろうか?
思うに、男性性を生かすには様々な手法があるが、まずは男性としての自分が存在していることを受け入れることなのじゃ。それはすなわち、女性性に象徴される存在の上にある自分の現状の立ち位置と立場を受け入れた時に、そこから発揮されるものとして、男性性を理解すること。
これは決して、自分が中心ではありながらも、そのことだけを良しとし、狭い判断をせぬということ。そのような高次にしっかりと自身の意識の基盤をすえることなのだ。
そののちに、自分の男性性をどのようにこの世界で展開して、意義深いものとして経験を重ねていくか、それはそれぞれの置かれた現実に対して、無限の方向性が存在することを理解し、そこに自らの手法をあてはめていくことが正しい歩みとなっていくのだ。- 体脱 :
どのような立場、どのような境遇に生まれてきても、自身の有り様だけを全てとして捉えるのではなく、その場と役割を作ってくれた母なる女性性に想いを捧げ、それを慈しんでかつ前進していく。
人生は山あり谷あり、悲喜こもごも、喜怒哀楽の繰り返しだけれども、それをしっかりと見据え、行動を恐れず、経験を一つひとつ重ねていくこと。
あ〜、学生生活と学業のあり方に疑問を感じ、音楽の道にドロップアウトしてミュージシャンを目指した18歳の頃の自分に、その言葉を聞かせてあげたかった〜〜〜- はるん :
そんなの無理に決まってますぅ〜ヽ(`⌒´メ)ノ でもね、「これがやりたいっ!」って音楽の道を志すことが出来ただけでも、体脱さんは恵まれているんですよ〜〜〜
世間でいう18歳の頃なんて、なにはともあれ受験勉強に死に物狂いで、毎日毎日をなんとかやり過ごして、仲間との競争の中で、とにかく学業を追い求めるしか考える余裕のない若者たちばかりなんですから。- 体脱 :
はるんちゃんはその頃どうだったの?
- はるん :
はるんの乙女時代? それは秘密で〜〜〜すよだっ。でもね、体脱さんもびっくりのトキメキ体験の応酬でしたぁ。へんな意味じゃなくね〜
♪~♪ d(⌒o⌒)b♪~♪- ミッシェル:
僕とはるんがここにいるということを語ると長くなりますよ。それぞれがあるがままに導かれ、圭さんと同調した結果のことなんですから。どちらがどうということではなく、みなが共鳴した結果とでもいうのでしょうか。
- 鎧 :
そうじゃな。ここのお二人がどのような経緯を持っていたのかは知らんが、私に言えることは、同じ種類の振動率は共鳴し、創造を司っていくということだ。
つまり、男性性を活性化していくと、女性性もまわりで同調し活性化していくのだよ。これは当然、女性の視点から見れば自らを活性化していくと同時に男性性も響き合い、お互いが共鳴し合っていくということでもある。
コインを表裏どちらから見てもコインであるようにな。要はどちらの視点から見るのかということだ。
だが、同じ種類の振動率とはいえ最初は中々フィットするに時間がかかることもある。しかし意識の状態を高次に保っていくことによって結果的にはバランスがうまく取れて動きが安定していく。
男性性と女性性の融合とはそのような振る舞いで世の中に創造を生み出していく。
これらは宇宙の理であるからどのような事象においても見いだせる共通の活動であるゆえ、心して受け止めるがよい。
ただの男と女の姿形の見え方で判断するのではなく、そこに現れる本質を直感し、そのような見地から男性性と女性性というのを捉えるのだぞ。- ミッシェル:
鎧さん、しかと受け止めました。やはりこうやって改めて言葉にしていただくことが重要ですね。
この世の成り立ちの大本の大本の部分が、かくもシンプルであるのですね。これは大切な教えです。
はるんと僕と圭さん、そして体脱さんや怪人さん、姿かたちはそれぞれの性を表していますが、その内なる部分がどのように共鳴しているのか。
その共鳴のバランスの機微が、ここで現実に展開されている事柄ということになるのでしょう。- 体脱 :
はぁ? このカフェで起こっている出来事は、例えばいま地上で進行している肉体上での僕の入院や、圭さんの九州地震での被災体験も含めて、お互いの共鳴のバランスの機微?
それはないでしょう。だって、肉体的3次元と、このカフェの3.5次元のような空間とは違うわけだし、物理的に共通することはあるのかもしれないけど、それは科学では証明できるはずがないし?- はるん :
それは体脱さんが50年遅れてるからなのっ!σ*゚Д゚)σ 私やミッシェルさんがどこでどうしてどうやってここに来たのか、なぜ圭さんがこのカフェをイメージしただけで私たちが今ここに居るのか、これ聞いたらもぅそんなアンポンタンなことなんて、恥ずかしくて言えなくなりますよ〜だっ!ヽ(`ε´メ)ノ
- 体脱 :
で、でも、そう言われたらなんにも言えないじゃないですか〜
- ミッシェル:
体脱さん、おっしゃっていることは間違っていませんよ。どのような意見であれ、あえて言葉にするということは、私たちにとってとても大切な意味を持っているのですから・・・
- 体脱 :
はぁ??? そうですかー
<5月5日(木)に続く>