第一九回
【男らしさ】ミッシェルさんはアンドロギュノス?の巻
【女らしさ】

鎧    :

男らしくあること、女らしくあることを高次元からの基準から見てみると、「男らしい」とは、女性を敬い、その存在があることを受け入れた上で行動を行い世界を動かしていき、動かした分の世界もさらに受け入れていく度量のある性質と行動のこと。

「女らしい」というのはそのような男性の動きを見届けていく中で、方向が外れていきそうになれば速やかに舵を切って方向を整えてあげられる感性と行動。男が世界を動かしていくことをスムーズに行う手伝いをすること。

男性性と女性性とはそもそもがそのような有様として存在し、それらすべてがあって当たり前という感覚を伴い「鳥瞰すること」。
それが高次元での基準となる。

体脱   :

こ、これもまた太極図の解釈となるんですね。しかも高次元解釈とは・・・

はるん  :

鎧さん、なんか仰られていることがすごくよく分かるような気がします。実は私、はじめて真名さんに会った時、どこから来たのと尋ねられて「宇宙の半分からきましたぁ〜」って言ったんですけど、これってやっぱり言われてみれば、「女性性」のことなのかなぁなんて思ってしまうんですけど・・・

体脱   :

確かにはるんちゃんはなんか、こう、女性的な魅力、ありますよね〜

はるん  :

(  ̄∇ ̄)=○))~~~~~~Ю☆)゚o゚)/

ミッシェル:

男らしく、女らしくあることを見極める前にまずは基本、それぞれの性質を理解し、その役割を敬い、尊重すること。それがとても重要なんでしょう。
その上で、男性性、女性性を持ってした宇宙での行動原理がそこにあることをわきまえること。これが高次元で理解することとなるのでしょうか。
さらに、その高次元から解釈するのであれば、これらの極性は、この世界に存在する生物すべてに存在する生態に現れてあり、物質においては生態としてではなく、ミクロなレベルで原理となって作用しているということが理解できると思います。

場を作る女性性に則った男性性の行動と経験、女性性が形作ったその場から、女性は男性を支援しつつ修正を行い、男性は世界で行動することの経験値を重ねて、さらにその結果を積み重ねていくこと。
女性性と男性性は、そのように相互に協力しあって、存在する限りその役割は続いていく。
これはなんとも美しいものだと思えます。

体脱   :

ミッシェルさんは、はるんちゃんの先輩ですよね? 見たところ年齢もお若いんですけど、なぜかすごくハートに来るお話をしますよね。男性性、女性性の理解についても、僕聞いていてもすごくわかりやすいですし。

はるん  :

もう、体脱さんっ! ミッシェルさんは、普通のひとじゃないの。だからここに居れてるんだし。
男性性、女性性はとっくの昔に取り込んで理解してるんじゃないかな。というか、ひょっとして両性持ってるんじゃないかな〜 (⌒∇⌒*)♪ だから私の理解者なんです〜〜〜

鎧    :

ハハハ、女性性、男性性の関係については、まずはそのような理解で良いのではないかな。
しかし私の担当は男性性なのでな、更に男性性について述べてみよう。

女性性を規範とした場の中で男性性は培われるということを話したのだが、それを反対の立場から捉えると、男性性というのは女性性を動かすために動かしていくものでもあるとも言えるのだ。

であるから、男性性を活性化させているものは、女性性をも同時に活性化させて行くこととなり、双方がともにその経験を重ねていくことで、物ごとを一方向だけから見ないような、多様な視点を手に入れることができる。
そして、それはひいては現実の世界でも成功という道を歩み始めて行く道標ともなっていることに気づいて欲しいのだ。
成功とはすなわち自らの思い描く平穏な世界を形作ることだな。

男らしく行動し経験を重ねていくことが続くのであれば、そこに関わる女性性も同時に共鳴し機能しはじめ、それぞれの人となりが成長し、循環がうまく働き始める。
それが宇宙にとっての理(ことわり)ごととして作用し、真に創造的な正しい動きをしている状態になるということだ。

はるん  :

あぁ〜鎧さんのおっしゃることがなんだかすごく心に響いてきます〜

体脱   :

そのバランス、男性性と女性性のエネルギーが循環している姿が、成功への道標であり、心に創造的な正しい働き。
太極図はそうか、あれはエネルギーが正しく循環して、グルグル回ってる姿なんですね〜〜〜 あぁ、目が回る・・・

はるん  :

こらこら! んもぅ、突っ込みどころ満載なんだからっ!
(x_x) ☆\( ̄  ̄*)

<5月2日(月)に続く>

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