第六回【環】「空間を共有することの巻」【最新発言】
- 真名:
む、む〜〜〜ん。
- 体脱:
あっ、真名さんの身体がビクッと動いたような・・
- 怪人:
やぁ、これは…〈非物質ガイドとの探索〉3部作、通称「七福シリーズ」に登場の七福メンバー「環」さん! ようこそおいでくださいました。
- 体脱:
あ〜 環さん、やっぱり鞠を持ってる。イ、イラストとおんなじ出で立ちと表情……
- 環 :
テーブルの上じゃ行儀が悪いから下に降りるよ。
- 怪人:
どうぞどうぞ、体脱さんの隣にでも。しかしまさか、このように環氏の姿を直接拝見できるとは思ってもいませんでしたなぁ。
- 環 :
それはね、怪人さん、「3次元での認識だと、世界が限定されてしか見えない」との意味そのままで、ここは3次元を超越した場所だから皆さんにも認識できているということなんだ。
- 怪人:
そうですな、ここは半霊半物質の集合意識空間。ユルイ感じの「まるの日カフェ」だからこそ、こうして高次元存在との交流も可能になる。我々はここに、それぞれの特技を持ってして瞬時にたどり着くことが出来た。つまりは……
- 体脱:
そうですよね怪人、僕なんかヘミシンクなんてやったこともないし、怪人は魔法陣の自動機能でここに到着したわけだし。
- 怪人:
俗に「ノンヘミ」と言われる、ヘミシンクという音響技術とは別に辿り着いたのですからなぁ。ということは、何が私たちを導いたのか。
- 環 :
それはね、「周波数」なんだよ。いまこの空間に意識が集まっているけど、この空間をみんなが共有しているのはわかっているよね?意識の間で共有しているものは「ただの想像」と思われているけれど、同じ周波数を持つ人間は同じ空間を共有していることがよくあって、そこで交わされた情報が、実はみんなの共通認識を作ったりすることになるんだよ。
意識と空間を使うと、それが普通にできるようになるんだ。- 怪人:
それはつまり、あの何とも言えない「音」として感じたもののことですな。
- 体脱:
真名さんの登場した時の「ぼ〜〜〜」、そういえばなんかホンワカした音だったな〜
- 怪人:
更には圭さん自身もトランス状態となり、それに同調して環氏も現れた…と。これはその周波数帯域の共鳴から引き出されたもう一つの現実。江口さん、これは3次元の認識を超える世界構造の、ひとつの道標となっているのではないですか!
つまり、私たちは今ここに意識状態として存在しているわけですが、一方その肉体は3次元にも同時に存在しているのとするならば、重層的に存在する次元の少なくとも2ヵ所に、我々は意識を伴って存在している。これは、確かに本の中で言われていたことですが、まさに我々がその実体験者となったわけですな。
- 体脱:
はぁ? じゃ、いつもお馴染みの僕の3次元身体はいまなにやってるんですか〜?
- 怪人:
ハハハ、それはまぁ、昼時でもありますから、食事でもしているかもしれませんなぁ(笑)
- 環 :
共通の周波数を持つ人間たちがつながっている領域というものが存在する、というように考えればいいんだよ。例えばそれを大きく捉えると、日本人に生まれた人は、日本人の共有する意識世界の「空間」にみんなつながっていることになるんだ。ここはたまたま何人かの共有する領域だけどね。そして、そこから個人の情報を落とし込んでくることだって出来るんだ。
- 体脱:
えぇ? しかし、その同じ周波数を持つ人間は空間を共有しているって。これは個人情報がその空間にだだ漏れということですかっ?
- 環 :
違うよ。「共有」しているんだよ。
- 怪人:
共有ということはつまりインターネット上の「共有フォルダ」のように、体脱さんの意識情報を共有した人が、それを勝手に使うようなことも出来るというわけですな!また、そこにある同調した意識というものはとりわけ共有されやすく、3次元空間の中でも皆が共通認識として自然と確認できるようになる。
このことを理解すると、意識と空間の繋がりの中で「テレパシー」とも表現できるような3次元現実行動を、複数の人達の間でとることが普通の感覚となってくる…そういうことなのですな!
- 体脱:
で、この領域というのは周波数に同調することでたどり着くことが出来る。ということは、ヘミシンクのみならず特に技術とは必要ではない?普通の人でも到達することは可能ということになりませんか?
- 真名:
む、む〜〜〜ん。
- 体脱:
あぁ、また真名さんが、今度は大きくビクッと動きました〜
<3月17日(木)に続く>